千葉4-0神戸
オシムのコメントで要約されているような感じだった。最後にはこのような結果になって驚いています。千葉は最初の1時間は本当によくない動きをしていて、そこで2点目が入り、それまではリードしているというのがうちにとって少しだけ有利な点でした。神戸はボールを持ったときにすごく綺麗につなぐチームで、それが逆にうちにとってはよかったと思います。ボールをつなぐのではなくて、もっと危険なことをやってくるチームだったら、どうなっていたかわかりません。パベルのコメント。個人個人のミス。最初の失点は坪内選手が相手選手との1対1の簡単な勝負で負けた。2失点目はマルティン選手、3失点目は北本選手のミスで、4失点目はちょっとビデオを見てみないとはっきりわからないが、選手各自のミスこれは少し悲しかった。それはそうなのだが・・・。ジェフのサッカーが太陽として強い光を放つほどその影は長くなった。一対一の勝負、マンマーキングで競り勝つ、余った一人が追い越す動き、その個人の局面の積み重ねから生まれる動的なアクションサッカー・・・。すべては本来神戸に求められるものだ。神戸にできなくて千葉にできること。その単純ともいえるものが得点に比例してしまった。神戸の布陣は4バック。これまでも松永体制、レオン体制末期に見られたこれまでも節目で採用された布陣だ。理由は両方とも攻撃の枚数を増やすためである。神戸はオシムの言うように2点目まではこれまでからするといいサッカーをしていた。攻撃ではペナルティボックスのなかまで入れたし、一応シュートまで入ることができた。守備でもリベロを放棄し相手の2トップに2枚のセンターバックで対応、サイドもサイドバックを置くことによって一定の安定があった。だが、それも2失点目まで。前がかりになったところをカウンターで失点。攻撃も思い切りがみられず、コースがあいてもシュートがなく、打ってもワクに入らない。かくしてもがいても悪循環はとめられずタイムアップ。後半にはいって15分までのチャンスを決めきれない決定力が最後まで祟った。個人的には(決定力がないことを除けば!)60分までのサッカーは見るべきところもあったので持ち帰るものもありました。それでも敗戦には変わらず、また課題のクリアもなかった。今期どういう結果になろうとも、今、戦わなければ来年はない。フロントも、監督も、選手も、サポも今戦わねばいけないと思う。