I Need You To Survive・・・
あの日・・・ペンギン村は最大で震度3の揺れ振り幅の大きな揺れが延々と続き、過去に一回だけ経験したあの感じを思い出した遠くで大きな地震が起きている!そう確信して支社のテレビをつけると、真っ赤に染まった東日本の地図一緒にいた若い同僚は直後の被災地画像を見て「でも、たいしたことなさそうで良かったですね」と言ったあのときの私も直後はそう思った。でも違った。そして今回も・・・スーパーの棚に物が並んでないこと(こんな光景は生まれて初めてです)以外は直接的な被害や停電などの影響は皆無親類縁者も被災地には居らず、唯一心配していた先輩の実家も無事なのだけれどやはり連日の報道は心にずしんと重く被災地に雪が降るのが辛く瓦礫の中で、避難所で、原発で戦う人々の無事を祈らずにはいられなかったそんな中で昨日突然チャリティーライブのオファーがあった。本番は翌日だと言う疲れも溜まっていたので出欠の意思表示は保留にして今日午前中の定期レッスンにだけは出ると回答したその後夜中に歌う曲目についてメーリングリストが回り『I need you to survive』と言う曲をネットで聞いておけと言う。それを歌うからとそもそも歌なんか歌ってる場合なのか?被害を受けてない地域だからって、チャラチャラ歌ってて良いんだろうか?そんなことを思いつつ、you tubeで曲を聴き、歌詞を調べたら泣けてきてしまった9・11同時多発テロの被害者と遺族に捧げるために生まれたゴスペルだった「私の大切な人、どうか生き抜いて」深い祈りと、寄り添う覚悟が込められていた参加すると決めた午前中2時間のレッスンで伴奏者と打ち合わせながら音をとり夕方の集合時間までは自宅で自主練習、1人で歌うとやはり泣けて困った突然の呼びかけに応えた地元の演奏者たちはチェロあり、マリンバあり、フォークあり、ゴスペルあり・・・言い出しっぺが主催者に深夜電話で企画を持ち込んでからほんの2日ほどの時間でジャンルを超えて集まったそうだ会場の広場では朝から複数組の団体が既に募金活動をしており自分たちのライブがどれほどの役に立てるのか疑問なまま本番突入限られた時間なので歌うのは2曲まず『Amazing Grace』を歌ってギャラリーに足を止めてもらいディレクターからあの曲の背景をMCで説明してもらって、いよいよ・・・できれば共感して頂けるようにと、一部を日本語にして歌った急ごしらえの歌だったのに、アンコール!と声を掛けていただけたのが嬉しかった2時間半ほどのライブの終わりに自分も僅かながら募金をスタッフたちが会場を持って回った2リットルのペットボトルで作った募金箱は驚いたことにどれもお札でいっぱいだった結構長いこと生きていると思うが、こんな光景を見るのも初めてのことみんなが気持ちを寄せる場所作りに、ほんの少しだけお手伝いできたのかも知れないと思った今後は主に募金と言う形になると思うけれどできる限り長く、被災された方に気持ちを寄せていきたいと思いますI need you, you need meWe're all a part of God's bodyStand with me, agree with meWe're all a part of God's bodyIt is His will that every need be suppliedYou are important to meI need you to surviveYou are important to meI need to surviveI pray for you, you pray for meI love you, I need you to surviveI won't harm you with words from my mouthI love you, Ineed you to surviveIt is His will that every need be suppliedYou are important to meI need you to survive心を込めて・・・