[母のとの事]の記事一覧 | ぽち丸が行く・・・

焦った・・・

昨日のこと不景気なので連日帰りは超早い私帰宅して洗濯物取り込んで、実家へ母の顔を見に行くのが日課になっている昨日も母の顔を見に行って、そのまま２人でちょっとお茶飲んで一息ついてから「そういえばね」　って母の言うことにゃ今日は朝から糖尿病のほうで以前からかかっていた近所のＫ病院を受診したんだけれどＡ病院から紹介状でお願いしておいた心臓の薬が処方されなかったと２週間前の退院直後に受診した時に、ではこちらで一括処方しますねまだ薬の手持ちが２週間分あるなら次回からねと言う話だったのに主治医が忘れちゃったみたいだとあの先生も歳だからね～わっはっはみたいなノリ「・・・で、心臓のお薬は後何日分あるの？」「もう無いよ。糖尿のお薬はちゃんと処方箋出たからまた今度で良いんじゃないの」「もう無いって・・・今夜の分から無いの？！」「うん」焦った焦ったまだギリギリ外来が開いてる時間だったので速攻で電話主治医は午前中しか居ないと言う、誰でも良いから内科の先生に至急確認とってなんとしても１時間以内に処方箋を受け取れるようにして欲しいと連絡しいまひとつ事の重大性が分かってないっぽい母にも説明（動脈硬化が進んでる上にステント入れたんだから一生欠かさず薬飲まなきゃいけないって事）説明し終わった頃、病院からお詫びと処方箋出しましたという連絡急いで取りに走り、調剤薬局に持ち込んでとにかく種類が多いので飲むタイミングごとに一包化して欲しいと頼み更に１時間経ったころようやく一通りの薬が揃った夕食前の薬がちゃんと夕食前に飲めた（泣）他の病院でも経験があるけれど電子カルテで前回の処方を丸々コピペしてハイおしまいな診察だと次回はこうしましょうねといった口約束は忘れられやすい電子カルテにちょいメモ機能が無いとは思えないけれど？？？しかし、こんな大切な薬を忘れるかね？大丈夫かＫ病院！（怒)一方調剤薬局のほうは新規のお得意様獲得ということもあり非常に良い対応だった高齢者の薬の管理はどこのご家庭でも大変なんだろう朝食前、朝食後、毎食直前、夕食前・・・８種類の薬を間違いなく飲めるように二種類できた一包化薬を間違えないようにマーキングしてくれたり飲み忘れ防止策などのアドバイスをもらったああ、これでちゃんと飲めるだろうか母が比較的しっかりしているということもあり、弟夫婦はわりと無関心・・・家族なんだからお互いにちゃんと関心を持とうねって次女に語ってしまった既にスットコドッコイな私自分の７０代は想像したくない

退院とか受診とか・・・

最短２週間コースで母退院反比例して調子崩したのか、ホッとして気が緩んだのか退院の諸々は弟夫婦にお任せして私はダウンした親子受診日だったが時間ギリギリまで起きられず、遅刻寸前で滑り込み絶好調次女さんは更に１種類減薬、２種類減処方（どんだけ飲んでたんだよ！って話だが少量多種だったのよね）しかも前回同様バーンと一ヶ月スパン増やす時より減らす時のほうが大胆な感じがするが、本人は全然ヨユーだそうだ。素晴らしいね私のほうは母の件以外に２つほど大きな心配事を抱えているので現状維持処方とっくにキャパを超えているのでぽろっと泣き言を吐いてしまったら「その考えは甘いですよ」なんてばっさり切られたん～～切りますか。あなたが私を更に切りますかまさか（またも？）ここで切られるなんて。この傷を縫って欲しくて来てるのに（笑）自分の中に答を持っていない問題について心理職に相談するのは筋違いなんだろう無い物を探す手伝いなんて誰だって請け負えないさとか何とか自分に言い聞かせたのにやはりショックだったらしくなんと処方箋を受け取らずに帰ってきてしまったよ！深手の母に代わり、明日次女が電車とバスを乗り継いで取りに行ってくれるんだって役に立つようになった・・・

６日目、７日目の母・・・

６日目は食事指導だった弟夫婦、母、私の４人で栄養士さんから説明を受けた２７年前、高血圧と高血糖で倒れた父は・・・１階病室の窓からラーメンの出前を取る大馬鹿野郎だったが（勿論未遂に終わった。匂うからね）７４歳の母は大変聞き分けが良く、私と義妹がちゃんとメモを取るか背後で見張っていた本人のモチベーションが高く、且つ自分でも調理する能力があるんだから買い物の手伝いを抜かりなくやっておけば食事の管理はそんなに難しくないかも知れないついでなので成人家族の標準体重と理想の摂取カロリーも聞いた同じメニューで量を加減して行けたら良いですねとアドバイスを受け病院の売店で『糖尿病食事療法のための食品交換表』と言う本を買って帰る２７年前にもこの手の本を見たが、随分と量のイメージがしやすくなっているなと感じたんが・・・帰る車の中で弟が栄養士さんを全否定し始める人に野菜を食べろと勧める人間が全然野菜を食べていない、あの浮腫んだ足を見たか？こっちは糖尿と昨日今日の付き合いじゃない、肝心なことを説明していないのがバレバレ！言われたとおりのつまらない生活して１、２年長生きして何が楽しい？　とこんな具合身長１７８ｃｍ、体重１００ｋｇのヘビースモーカーは父の魂を強く受け継いでいるらしく真面目に説明を聞いていた義妹を何とか言いくるめて、自分の食事は改善させたくないらしい家族で一番早く死にそうな男は自分の身体のことをどう思っているんだろう義妹に対する責任をどう思っているんだろう是非一度軽く死ぬような目にあって心を入れ替えて欲しいああ、でも父の心は最後まで入れ替わらなかった・・・せめてやる気のある母の邪魔だけはして欲しくないと思う７日目、今日見舞いに行くとベッドサイドに今日の新聞があった先に誰かが面会に来て差し入れてくれたのかと思って聞くと、買ったという「今日点滴が外れたからちょっと階段下りて行ってみたのよ」「もう許可が出たの？」右手の人差し指をピンと立てて唇を押さえるクララ「・・・あんた、何やってんのよ・・・・」「へーき、へーき」「へーきかどうかは心電図見て先生が決めるの！！　しかも何階段使ってんのよ！エレベーターって物を知らないの！！」「正々堂々とナースステーションの前通って行ったんだから良いの」「その先に面談室があるからだよ！みんな無許可で売店行くババアを見張ってるんじゃないの！」「まぁ良いじゃない。ずっと無線で心電図モニタされてるんだけど、まだ叱られて無いわよ」「・・・・・・・・」２７年前の父だったら間違いなく買い食いしているところだが、母はにはその心配は無いその心配は無いんだけど、なんだか腰が抜けそうになったおそらく２週間で退院できるだろうと言われて若干調子こいている今度やったら先生に言いつけるぞと叱ってやった同じ部屋に元気な大学生のお嬢さんが入院している底抜けに明るいキャラで病棟のアイドルなんだそうだ母ともすっかり仲良しになっていて、私と次女にも話しかけてきてくれたなんだろう、心に垣根が無くって多少言葉が乱暴（今ってみんなそうかもしれないけど）なんだけれどそんなの全然許せちゃう明るさと魅力がいっぱいのお嬢さん明日は外出許可とって合コンだそうで服を選ぶ彼女の周りで同室のマダム達が髪はどうするの？ピアスは？なんて楽しそうにおしゃべりしている看護師さんも、門限だけは忘れないでね～！若いって良いわね！！なんて声を掛けていく「病気になっちゃってサイテー。でも二十歳は一度っきりだからガンガン楽しみますよ！！」なんて健康な魂なんだろう、心なんだろうと感心してしまった私なんかの想像も及ばないような困難の中でも、こんなに輝いている人がいる。凄い「いい？男なんてね、もぎ取るもんだから！！攻めなきゃ落ちないから！わかった？」っていつの間にか次女が励まされてるよ・・・（うちの子草食ですが）きっと母も励まされてるんだろうな今回のことでいろんな風を感じる

５日目の母・・・

多分こんなことは今後も起こるだろうなので私にお灸が効いているうちに入院日記を付けておくことにする4日目は部屋の窓側に席替えになっていた「外が見えると随分気持ちが違うんじゃない？」「でもカーテンの中から出られないんだもん　Ｄｒヘリを数えるぐらいしかやることが無いのよ」「Ｄｒヘリってそんなに来るの！？」「数えるぐらいしか来ない。・・・なんてね」いい！いつもの母早く靴を持ってきてと言う靴なんて退院のときでしょと聞いたらリハビリで使うんだと怒る（笑）最短で２週間の入院と言われている母、既に病院には飽き飽きしていてリハビリはやる気満々明日の夕方持ってくると１日分リハビリにロスが出るかも知れないと思い、今日欲しいか聞いた申し訳無さそうに欲しいと言う。可愛いその他のリクエストは老眼鏡と筆記用具。退屈で死にそうらしいので雑誌もついでに差し入れ今日はマリナーズ戦が見られたと喜んでいたイチローさん頑張ってね、母が猛烈に応援してます私が靴を取りに行っている間にリハビリトイレまで歩けたので、トイレ解禁となる今日、５日目ナースステーションから一番遠い６人部屋にクラス替えになっていた昨日と同じパジャマでいるので聞いてみると「今日は新人さんがたくさん来て看護婦さん達も忙しいのよ」まだ５日目で面談室にも行けないのに古株のような台詞「遠い部屋になるのは順調な証拠だね」「双六やってるみたいだけどね」「どの部屋が”上がり”か聞いとこうか？」バカ話をするのが私の仕事５０メートル歩けるようになったからとニコニコしているやれば階段だって上がれるんだけど許可が無いからガマンしているそうだ毎日毎日、クララが立ったときのハイジのように嬉しいクララより早いのが逆に不安かも慎重に頑張って欲しい明日はみんなで食事指導を受ける

ぽち丸が行く・・・

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