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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:映画評
以前から気になっていたディズニー自身が作ったパロディ映画『魔法にかけられて』を借りてきて鑑賞。
内容はおとぎの世界の王女ジゼルが、結婚直前で悪い魔女ナリッサ女王に騙されて現代のニューヨークに落とされてしまうというお話。 そこで途方に暮れていた彼女は現実主義の弁護士ロバートに助けられる。王子エドワードの助けを待つうちに、無意識ながらに徐々にロバートに惹かれてゆく。 一方、おとぎの世界では王子エドワードが王女ジゼルを救うため、後を追ってニューヨークへとやってくる。 いろいろのドタバタがあった末、ジゼルを探し出すことができ、帰ることとなる。 しかしジゼルはロバートに恋をしてしまっており、現実に影響を受けだし、帰ることに逡巡する。ロバートも彼女に惹かれるが、婚約者がおり、現実を重んじようとする。 一方、再会を果たし戻ろうとしている事を知ったナリッサ女王は、自らニューヨークに向かい、ジゼルを亡きものにせんとする。しかし最終的にはジゼルの勇気と弁護士への愛で魔女を返り討ちにする。 その後、ジゼルは現実においてロバートとともに幸せに暮らし、王子は弁護士の婚約者と運命の出会いをしておとぎの国につれてかえり、いつまでも幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし。 空想の物語に飽きた大人のためのディズニー作品という感じだった。 物語の中にはディズニーの特徴、物語のエピソードが随所に置かれている。眠れる森の美女、シンデレラ、白雪姫などが確認できた。 個人的に楽しかったのは、ディズニー映画定番の歌とダンスのシーンを実写でやってのけていることだった。特に、動物たちが協力して部屋を掃除するシーン、セントラルパークのシーンが笑えて印象に残った。 部屋を掃除するのに王女の歌に呼び出されて、都会の動物たちが召喚され、(ハト、ドブネズミ、ゴキブリ)歌いながら掃除をするシーン。CGを使っているのだが、ディズニーを都会でやったらこうなるよね、というのがあってとても笑えた。 もう一つはセントラルパークの歌のシーン、王女が歌いだすと皆がだんだん集まって歌と踊りを繰り広げる。実はそのようなイベントであったという話。 最後の結末はすごくご都合主義って感じがしなくはないけど、ハッピーエンドが一番でしょう。 定番に飽きた人にはお勧めのファンタジー作品。 ウォルト・ディズニー・レコーズ『魔法にかけられて~組曲』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/08/13 09:38:58 PM
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