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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:映画評
『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』
某掲示板サイトのスレを映画化。内容を読んだ事があるが、とても他人事とは思えなかった。 ブラック会社に勤めることになった主人公、マ男の入社してから限界に至るまでを描いた内容。マ男は高校中退後、ニートとなるが、母親の突然の死をきっかけにプログラマの資格を取り、何とか就職する。 しかし入った会社がブラックで…。 詳しい内容はここで書くより、スレの保存版等を観る方が早いと思う。 とても他人事に思えなかった。 映画は時間の関係でエピソードをだいぶ端折っている。 自分も昔ブラック会社と思われる所に勤めていた。 小さな会社なのに1ヶ月に最低一人が辞め、前年度の新卒は全員辞めていた。 自分の限界点はなんだったんだろう、そう最近思う。それはPGの職務怠慢であったり、支社長の二面性であったり、お局さまからの圧力であったり、社長のアルツであったり、上司のスキルの低さであったり、未来の暗さであったり、様々なものがあったように思う。 でも一言で考えるなら、「この仕事に命は掛けたくない」と思ってしまったことだろう。全力を傾ける価値を感じなくなった仕事場で、これからなあなあで生きていくのが嫌だった。 私の場合は一言で言えばわがままかもしれない。しかし少なくとも、人生の大半を使う仕事に価値を見出せないのは、死んでいるも一緒と思えた。 マ男はこの場所を自分の生きる場所と決めた。 今、自分はブラックを去って自分のやりたい事ができる場所にいる。以前に比べて生活は厳しくなったが、決して嫌ではない。本望だと思う。 生き方生きる場所はそれぞれだと思う。 ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 2枚組 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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