ナラヤンガートに行ってきました・その4
さて、今回でナラヤンガートの旅も最終回です。最初はあんまり気乗りしなかったナラヤンガート行きだったけど(だって結婚式に出席して義姉の家に泊まるだけだし)、普段、カトマンズから外に出ることがめったにない私なので、行ってみると結構旅行気分でなんだか浮かれてしまうものです。ところで、今回泊まった義姉の家なのですが、義姉自身は普段はカトマンズに住んでいて、寒くなると暖かいナラヤンガートの来るという、別荘?のようなところです。義兄がインド国境付近で砂糖工場を持っていて年の半分はこっちにいるとうこともあるのですが。で、この家、家自体は立派なのですが、とにかく掃除らしい掃除をしないので、私が汚い汚いといつも言ってるのを察してか、今回は義姉夫婦の寝室をあてがってくれました。なぜかというと、この部屋は、普段はほとんど使っていないので、一番きれいだから・・・(タメイキ)で、その日の晩のこと、その部屋には、大きなベッドがあるのですが、ダンナはなぜか床に布団を敷いて寝ようとしているのです。なんで?ダンナの話によると・・・。そのベッドは義父が亡くなる少し前に、作らせて義姉に贈ったものなのだそうです。そして、そういうベッドには男の兄弟は寝てはいけないのだそうです。なぜだか理由はわかりませんが、そういうものなのだそうです。ふ~ん、そういうものなのね、と私はダンナの話を聞きながら、その大きなベットに息子とふたりで寝たのでした。でも、どうしてなのでしょうね。それは、ダンナの民族だけがそうなのか、聞くのを忘れてしまいましたが、理由を知っている人がいたら教えてもらいたいものです。 近所の床屋でダンナは髭剃り・・・ 床屋の傍にはソバ畑・・・今回、私たちが招待された結婚式は新婦側の父親が亡くなってからまだ1年が過ぎていないので、パーティーは地味でしたが、本来はこんなカンジ・・・だそうです。すごいスピーカーの付いた車が、音楽ガンガン鳴らしながら走ります。カトマンズの結婚式の楽隊はわりと地味目な赤い制服ですが、ナラヤンガートの楽隊は青色で金キラが沢山がついてハデハデでした。