カテゴリ:新古今夢幻
式子内親王(しきし、のりこないしんのう)
見るままに冬は来にけり 鴨のゐる入江のみぎは薄氷りつつ 新古今和歌集 638 何気なく眺めているうちに冬はやって来たのだなあ。 鴨が休んでいる入り江の汀に薄氷が張って。 註 ゐる(居る):現代語の形式動詞「いる」と異なり、具体的・実質的な動作を表わす。「坐る、留まる、じっと動かないでいる、住み着く」などの意味。この歌では、鴨たちが(寒そうに)うずくまっていることの描写。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年12月23日 06時22分36秒
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