カテゴリ:うたのおけいこ
坂本野原
たまさかに帰宅時間が一致して明き月見る夫婦よきかな 雑然とおかずが並ぶ食卓の色とりどりの混沌の幸 名づけ得ぬ鍋がいいんだ ごった煮か雑煮と呼ぶかポトフーなるか よもすがら時雨の音を聞きながら深き思いにまどろんでいる 晩秋の氷雨を堪えている鳩のけなげなるかな涙ぐましも 同窓会の一夜の夢はつゆと消え古女房との日用雑歌 恋、性を含む愛こそ人生の一目的とわれ信じおり 若草の揺れる思いをあきもせず秋元康よく書けるよな 詩も消費される時代になったのでこれでいいかな僕の立ち位置 ストレスを溜めない骨法は自らを俯瞰すること たとえば短歌 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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