坂本野原 サラスパでアラビアータをこしらえる短歌のほうはスランプである
坂本野原サラスパでアラビアータをこしらえる短歌のほうはスランプである麺ばかり女房の留守に食べている秋の昼下がりのしどけなさ秋らしくなき暑き秋 虫たちが元気に鳴いているはうれしきこの世にはもういないひと夜半よわに聴く冨田勲が胸をえぐるよ間違ってなかったなんてふと思う子どもを見ればぼくの生き方秋が来て内因性のプチ鬱がぼくの脳なずきを覆いはじめたくしゃみさえかわいかったね思春期の感じやすさといったら異常都会では雀も絶滅危惧種にて生きることってどういうことか頑張って生きているのは分かるけど烏は嫌い悪いなごめん鰻重をはしごして食はむギャル曽根の旦那はセルジュ・ゲンスブール似自民党単独過半数割れもあり得るという天の裁きは石破氏がビシバシやると角が立つ 安倍派はしばし歯ぎしりの夜ヘーゲルは予言者だった自民党正反合の三国志かなほんとうは恐ろしきらしクリスチャン石破茂のマキャベリズムはワンポイントリリーフなのかある程度長くやるのかいまだ読めざりとりあえず応援しようはじめから否定するのはたやすかれども序盤から大不評にて「おしん」とは逆の現象あわれ「おむすび」