カテゴリ:古今憧憬
紀貫之(きのつらゆき) 桜花散りぬる風のなごりには 水なき空に波ぞ立ちける 古今和歌集 89 桜の花が散ってしまう風のなごりには 水のない空に波が立っているのだなあ。 註 繰り返し打ち寄せる花吹雪を波に見立てたか、それとも、それを見ている作者の目にあふれた涙の海に立つ波か。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年04月08日 04時15分47秒
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