★結構知らない肝臓の働き
「500!?そんなに多いの??」この数字、肝臓が働く数字である。肝臓‥というと、お酒の飲み過ぎでは?と、頭に浮かぶ。でも、働いていた頃の同僚で、私より随分と若い男性なのだが、肝機能の数値が悪くて驚いたことがある。お酒もあまり飲まない男性だったんだよねぇ‥。 「では、遺伝?」としか、知識の無い私には、考えが浮かばなかった。でも「ゲンキの時間」で、肝臓の働きが500も有ると聞いて、その内の何か一つの働きが悪くて、肝機能低下を招いていたんだなぁ‥と、思ったのである。 肝臓の働きの一部を教えてくれたのだが‥、例えば、栄養素をエネルギーに変換し全身に送るとか、アルコール等の有害な物質を解毒、分解するとか、タンパク質の合成と分解、胆汁の生成、ビタミンの貯蔵等々‥。肝臓は人体の化学工場と言われているらしい。 そうかぁ~、それは大変だなぁ‥、凄く働いているんだね。多くの臓器は主に一つの働きをしている。例えば心臓‥血液を身体中に送り出すためのポンプの役割をしている。肺は‥酸素を取り込んで、二酸化炭素を排出するガス交換の働き。 働きが一つの臓器というのも、それ一つで大きな働きをしているからなので、決して重要で無いことにはならないが‥それにしても肝臓の働きは凄い!肝臓って、辛抱強いんだね。 肝臓は少々のダメージを受けても、自分でフォロー出来るので、中々症状が表に出てこない‥沈黙の臓器とは、よく言ったものだ。それに3分の2を切除しても、元の大きさに戻るというから、再生能力も抜群に高い臓器だ。 でも、症状が表れにくいというのは、困るよねぇ~。気がついた時には手遅れ‥なんて、シャレにならない話しである。 この肝臓をフォローする良い方法が有るというのだが‥、それが、筋肉だというのである。筋肉は第2の肝臓と呼ばれているそうで、肝臓に似た働きをしているらしい。筋肉の働きは、タンパク質の貯蔵、糖質の取り込み、アンモニアの分解等々。 そうかぁ‥結構肝臓の働きと同じ働きをしているんだね。筋肉量が増えると肝臓の負担が減り、肝機能が改善するというわけだ。こういうことを知ると、筋トレが如何に大事かが分かる。 でも逆に言うと筋トレすれば、沈黙の臓器である肝臓を、手助けできることになるね!コーヒーや緑茶(適量)も、肝臓の手助けになるというから、緑茶はダメだけどコーヒーは飲める私にとって、これは良い情報だと思った。