★おでこに熱がいってしまってたんだね
冷え症に関する新しい発見があり、その論文が去年発表されたと「トリセツショー」で言っていた。その先生というのが、金沢大学の 王天一(おう てんいち)という人である。ところがこの先生‥冷え症の専門家でもなければ医者でも無いという。 なんと!専門というのが、ロボット工学だというのである。高齢者等を対象とした介助ロボットを作っている先生なんだって!!そんな先生が、どうして冷え症の論文を発表したの? 介助ロボットを利用している人たちの悩みを聞いていると、手足の冷えの悩みが多かったと言う。それで専門外だというのに、冷え症の研究を始めたというのである。凄いよねぇ~!研究心が旺盛で驚いちゃう。 確かに、冷え症で人間の動作がぎこちないと、介助ロボットの手助けがあっても、動作がスムーズにいかないもんねぇ‥。だからといって、専門外である冷え症を研究しようとするなんて‥、やっぱり、スゴイ!研究者って探究心が旺盛なんだね。 ところで、冷え症と冷え症で無い人の差って、いったい何!?冷え症の人は、手先や足先に全く血液が殆どいってない。それに対して冷え症で無い人は、少し手足の先が暖色系の色。これは血液が多少でも先のほうにいっているということだが‥。 この両者の間で、決定的な違いが、体の中の別のところにあった。それが何と!‥「おでこ」だったのである。おでこの熱が冷え症の人のほうが、高いのである。‥って、何故!? これは血液を体中に送る仕事をしている心臓が、しっかり仕事をしているということ。ただ、冷え症の人の手先足先の血管が狭くなっているので、その先にいけない。なので、やむなくおでこ周辺‥頭のほうに血液が行ったということみたいだ。 心臓がポンプで送ってくれている血液の行き場が、無かったんだね。おでこ周辺に集中していっていた血液は、下のほうに降ろさなければならない。本来の行先である手先や足先に血液を流して、冷え症を解消するべきだね。 なるべく血液が下半身のほうにいくストレッチを行なうと良い。足、膝裏、足の付け根、太ももの前、ふくらはぎ、お尻等々‥。いかなくなってしまった血流を、ストレッチを念入りにしていくようにする。 ただ、その際大事なのは、ストレッチしては休むというのを、30秒毎に繰り返すということなんだって!ずーっとストレッチをするのではなく、30秒やっては30秒休む。そうすることで血管が柔軟になり、血流が良くなるということのようだ。 これからどんどん寒くなるのだから、冷えを改善して、楽しい毎日を過ごしていきたいと思う。