『Three Love Stories』第一話
『Three Love Stories』第一章「アンタ何か、しらない!」バチッッ!「いてぇ!何するんだよ!ただちょっと女の子と歩いていただけじゃん!」「それを世の中じゃ浮気っていうのよ!」「良いじゃねぇかよ。彼氏がそんなにもてるんならよ!」「……もう。いいわよ…」というと、美雪は涙を浮かべ部屋から出て行った。「あぁ。清々した!あんなブス女。ちょっとキスしただけであんなに本気になるなんて(笑)」リダイヤルから藤田の番号を呼び出しかけることにした。「なぁ!聞いてくれよ!あの美雪とかいう女勘違いにもほどがあるぜぇ。キスしただけでダーリンとか勘違いしやがったんだよ(笑)!」「おまえなぁ…。キスって結構重要なもんだよ…」「はは。キスなんか別に何でもないじゃん」 ~~~~~~~~~~~~~~~こいつは何を言っているんだが。。。藤田は電話をしながらあきれていたと共にあこがれていた。そんなに女をコロコロと変えることが出来ることがうらやましかった。藤田はルックスも悪くないし、成績だって良いクラスに入る。ビジュアルも良いクラスに入る。そんな奴だが恋愛不器用であった。会うと緊張して口が回らず、藤原の真似をしてみたら「変なのー」といわれて友達にはなったが恋人にはとうてい離れ。「お前さ。一度神に天罰を与えられた方がいいんじゃないの?」といってやった。~~~~~~~~~~~~~~~「じゃあ。またな」山口は恋人の石原美帆子を美帆子の家の前まで送りかえろうとしていた。山口は美帆子と付き合ってまだ3ヶ月だが、両方の親公認の恋愛で幸い両方とも危険な橋をわたるような男でもなかったのでキスが一番上という関係である。「食事食べていけばいいのに…」「悪いだろう。美帆子の親父さんとお母さんに、さ」「そんなことないってば。お母さんも一度食事に呼びなさいっていってたし」「でもなぁ」そのとき、チャリーンとベルを鳴らしドアがガチャリと開いた。「あっ!お母さん!」「章介さん食べていって頂戴。一度美帆子のダーリンとやらを見て見たかったのよ♪」「ちょっ、っ!お母さん何言っているの!よっ」「あらぁ。いつもダーリンが今日はどうした~とかのろけ話ばっかりの癖に♪」「………………」異常なほど顔を赤らめていることからして本当のことなんだろう…。まぁ、いいか。父親も母親も兄も今日は出かけているし。食事食べて来いっていわれているんだし。「じゃあ。お言葉に甘えて…本当によろしいんですか?」「うんっ!ぜひ!」美帆子は慌ててフォローしていた。ふふっ。本当に可愛い奴だなぁ。「さぁどうぞどうぞ。さぁ、美帆子ダーリンのお出ましよ(笑)」「お母さん(怒)!!」「あっはっはっ」「もうっ。章介まで笑うことないでしょ!」美帆子の家族は皆優しく面白い。良い家族だ。だから俺をすんなりと受け入れてくれた。だから俺もそれに沿うようにキチント付き合わなくてはな。そう章介は意識していた。~~~~~~~~~~~~~~~ 駄作ですが、第一話を掲載しました。今後きちんと掲載できるかなぁ…がんばります!!