杉原千畝氏の映画鑑賞会に参加。
6/22(水)の夜。NPO法人 ニューグレープとニューホープファンデーション及び国際福祉クラブの研修会に参加。杉原氏の映画を鑑賞。昭和15年、第二次大戦中、ユダヤ人に日本通過のビザを発給したリトアニア領事代理杉原千畝氏。私達は殺されると嘆願。第3国に亡命が可能。杉原氏は日本外務省に意向を電報で確認。外務省は発行を一蹴。ドイツとの友好の時期で、外務大臣が却下を命令。個人決断で数千の日本通過ビザ発行。約6000名の命を救った。家族も居た身。ドイツのスパイに暗殺の恐怖にも挫けずビザ発給。領事館退去命令の直前迄、必死でビザを発給。ビザ恩恵でユダヤ人は福井県から日本上陸。表日本の港から第三国に亡命。福井県に記念館有ります。何万キロの亡命。日本通過のユダヤ人を親切に接した日本人多かったとの嬉しい話も多々。あぁぁぁ、それなのに。杉原氏、命令違反者として、銃殺刑は免れたが、外務省を解雇。30年間は寂しい晩年でした。没後、世界中が偉業を認めました。杉原氏記念碑も設立されました。SUGIHARA SENPOと刻まれています。世界に誇る日本人として、2000年に、外務大臣が遺族に謝罪で杉原氏の名誉回復。 パキスタン人4名を含む会員で意見交換。日本に滞在のパキスタン諸氏。流石、含蓄の有るお話。私はニューグレープ研修会で約2年前に杉原氏の善行を知ったと話しました。世界には素晴らしい人が沢山居ます。杉原氏もその一人。パキスタンに暮らして居る時から杉原氏知って居た。来日で杉原氏を知らない人が殆どに驚いた。政府が封印だったのですね・・・。 人を幸せにする志しは大切。まず、自分や家族が幸せで無いと、他の人を幸せにする力もないと思う。一生懸命仕事をして、自分に力をつける。そして、力を作れた環境に感謝、恩返しとして、些細な事でも社会に役立つ実践が大切。東日本大震災で、日本は未曾有の経済不安の危機に有ります。 パキスタンの諸氏は何回も募金活動を実践。外国人による支援活動。頭が下がります。 原発事故は、何らかの初期対応で被害防げる手立てが有ったのであれば、国際評価での日本の信頼失墜の代償は計り知れないと思います。原子炉の海水注入の中止命令。判断ミスが浮上した際、海水注入の中止命令をした。しないとの責任回避。あっと驚く結末。原発所長が個人判断で海水の注入は継続。一個人の判断。杉原千畝氏にプチ似と思う。早合点かも東電と政府が共謀のフィクションとの説も有り、曖昧な話。今、杉原千畝氏の精神を誇りとして、人助けが大切な情勢。NPO法人 ニューグレープの会研修会に参加出来、感謝、感謝です。 日々笑進 みき