男と女
男と女 南風一幾ら好意を持っているとはいえ一人の女を巡って命を賭ける俺にはとてもそんな真似はできないもし好きな女といえども別に強く女に好意を寄せる男が現れて女の方もまんざらでもないというのなら(あるいは女の気持ちがどうであっても)俺はあっさり女に背を向ける世の中に女も男も五万といるあえて一人の女を巡って男が反目しあうほど価値ある女がいるものかどうにでも見つけて来れる「恋人」を唯一と思い込んで反目しあうほど馬鹿げたことはないもし好きな女に好意を寄せる男が現れたなら祝福してさよならしよう自分より優れた男かどうかそんなことは問わない男に好かれるのも女の運命男が去りゆくのも女の運命女に好意を寄せる男が誰も現れなければそのときは観念して一緒になればいいそれだけのこと (詩集の宣伝)「きみのちきみ120%」12月5日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング