昼飯の会話
飯時の会話 南風一食堂ですぐ前の席に1組みの男女が座った年の頃は大学生くらい仲が良さそうだけどどんな関係か分からない飯を食べながら女性の方が「お母さんはこの前同窓会があって 歳をとったらやっぱり東京でなけりゃ暮らせない」と話している男性の方は「うちのオヤジは馬鹿だから1週間に3日はうどんを食べている」と話している男性は東京の出身じゃなさそうだし女性の方だって母親はともかく本人が東京出身かどうか疑わしい目の前で飯を食っている俺は10年以上東京に住んで働いていたけれど暮らしやすいと思ったことはない年頃の男女がせっかく昼食を共にして大した話しをするわけでもなし仲がいいということはそういうものかな二人は他愛ない話をして飯を食べたら次に行くところがあるのかそそくさと外へ出て行った二人の後ろ姿を見送りながら俺も好きな人とあれくらいどうでもいい取るに足りない会話を交わせていたらその後の展開は変わっていただろう (詩集の宣伝)「きみのちきみ120%」12月5日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング