相性
相性 南風一今から思えば相性が合うか合わないかそんな些細な事実に過ぎなかったのかもと振り返る馬鹿げた煩悶に青春を浪費してしまって・・・そんな悔恨の気持ちがないかと言えば嘘になるでもそれ以外にどんな暮らし方があっただろう暮らし方が下手くそだったからといってすべてがきみの所為ばかりじゃなかっただろう一つのことに向かって一直線に突き進むそんな生き方は俺には縁のなかったことだし俺には似合わなかっただろう人生って何回もやり直せるわけじゃないのに思ったように生きれないなと思う一日一日後戻りのできない日々を送っているには違いないけれど青春の日がそうであったようにやっぱり無自覚に暮らすしか脳がない男蟻と蟻が角突き合わせて自分を確かめるように生きている意味はただそれだけでいいのかも知れない (詩集の宣伝)「青春17切符+1」12月14日発売。購入は、こちら(Amazon.co.jp)からどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキングへ