首塚
首塚 南風一そこは昼食後の昼休みぶらぶらと皇居まで歩いた帰り道によく通ったところだったいつも目にする処はありふれた日常の風景に溶け込んで平将門を祭るという首塚さえも地元の氏神の類にしか映らなくなっていたそんな塚があったことも忘れてしまっていた頃新聞に東京大手町1丁目1番1号にある首塚の記事を見つけた昔 政府が首塚を無視してその上に大蔵省の建物を建てたところ大臣ら十数人が変死し建物も落雷に遭って焼けてしまったというそこで再び首塚を復活させて将門を祭ったというそんな話しを先輩から教わらなかったけれど地元の人たちや界隈の会社員たちが馳せ参じて将門祭りを催すという話しを聞いた記憶がある将門の首は京都四条通りから東京大手町まで飛んだという今再び20年の歳月を隔てて記憶の底から四国まで飛んできた (詩集の宣伝)詩集「異国のお姫様」(南風一著)を発売しました。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキングへ