[戦争と平和]の記事一覧 | 気ままな日記 - 楽天ブログ

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沖縄伊江島

2020年6月23日　火曜日　沖縄伊江島沖縄本土決戦から７５年。この沖縄伊江島の戦後も知ってほしい。戦後史証言プロジェクト日本人は何をめざしてきたのか２０１３年度「地方から見た戦後」「阿波根昌鴻と共に生きて」謝花　悦子さん第１回　沖縄　“焦土の島”から“基地の島”へ２０１０年夏にこの伊江島で謝花さんから直接お話を聞いた。沖縄は日本からのアメリカへの生贄なのだろうか。https://www2.nhk.or.jp/archives/shogenarchives/postwar/shogen/movie.cgi?das_id=D0001810024_00000

2020年06月23日

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戯曲　沖縄県伊江島を思う　完成

沖縄住民の抵抗を描く戯曲「戯曲　沖縄県伊江島を思う」　アメリカと伊江島の農民の闘いを描いています。相澤嘉久治・作月刊素晴らしい山形４月号定価３００円お問合せ０２３－６４１－９８８８　ぜひお読みください。

2010年05月20日

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描けるじゃないですか！？　劇作家相澤嘉久治の復活

描けるじゃないですか！？劇作家相澤嘉久治の復活２００９年８月１６日相澤嘉久治の本職は劇作家と演出家だった　１０年前あたりから相澤嘉久治さんは「芝居を書きたい。できることなら左右田一平の劇で沖縄平和運動の父・阿波根昌鴻（あはごんしょうこう）氏の生き方を描きたい」　と、語っていました。　　ここ５年間は毎月２回ぐらいグループホーム結いのきに通って、ご自身が編集する「素晴らしい山形」での「結いのき物語」という誌上対談を先の３年間行い、残りの２年間はご自分の再生を求めるように、私や結いのきのメンバーに語りかけをしていました。　私は古希を過ぎてからは、本来の劇作家として作品を残してほしいものだと、よく言っていました。　しかし、予想に反して「メディア帝国の恐怖と貧困-マスコミの集中排除運動と早坂茂三」を出版します。相澤さんの活動の原点である早稲田大学「民主主義科学者協会早大班」の仲間たちとの闘いのを描き、そして「マスコミの集中排除運動の記録」の検証を行う書籍として価値のある仕事をされたのでした。　そして１年前あたりになると「人間の良心　元憲兵土屋芳雄の悔悟」花烏賊康繁（はないか・やすしげ）編著を原作にひとり芝居を書くという。　「よし、いよいよ動いたか！」　と、うれしさがこみあげると共に不安も起こった。　何十年と書いていないのに、劇作家としての感や実力は健在なのだろうかと。　　最後のシーンに結いのきを入れたいのでいろいろ話を聞かせてくれと、何回も結いのきを訪れては認知症や高齢者特有の症状を学ぶ相澤さんだった。　　この芝居のモデルになった土屋芳雄さんのこと扱った書籍やテレビ、そして舞台は過去にもあった。日中戦争での残酷な話だけに扱い方も難しい。土屋さんご自信を知っている人も多い。それだけにどう相澤芝居に料理するのかが注目だった。　５月２０日には東京前進座で幕が開き、それから仙台、山形、新庄他で既に公演は終わっている。　私は山形で観劇した。　そしてびっくりした。　あまりに完成度が高い芝居だったからである。　たいへん感動した。　元憲兵土屋芳雄さんの生涯を描いてるだけではなく、侵略戦争の残忍さによる反戦平和を見事に描いてある。　観戦した仲間たちがこの芝居をぜひ再演しようとなったのです。　この芝居はぜひ多くのみなさんにご覧いただきたいものです。　正直、私は脚本･演出の相澤さんを知らない世代です。でも、正真正銘　相澤嘉久治さんの本職は劇作家と演出家だったのです。　　８月２６日（水）午後６時会場　６時３０分開演です。　山形県米沢市　伝国の杜（上杉神社）　入場料２０００円　宿泊ご希望の方はお知らせください。ホテルか温泉旅館をご紹介します。　　現在、伝国の杜では「天地人博」も開催中です。　観光を兼ねてぜひ歴史の街米沢においでください。　ご希望の方はNPO 結いのき　までinfo@yuinoki.or.jp＜問＞090-5358-7232(松本)伝国の杜http://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/pdf/hall_saiji/hall0908.pdfグループホーム結いのきhttp://yuinoki.or.jp/06group_home.htmlNPO 結いのきのホームページhttp://yuinoki.or.jp/グループリビング「COCO結いのき･花沢」のホームページhttp://yuinoki.or.jp/05group_01.html

2009年08月16日

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人が鬼になった話　「月山が見ている」

人が鬼になった話　「月山が見ている」２００９年８月１４日ある元憲兵の懺悔の人生を描く朗読・一人芝居「月山が見ている」　先ごろ前進座劇場で初上演をした左右田一平さんの演じる「月山が見ている」が、まもなく山形県米沢市の「伝国の杜」で上演されます。　　山形市で上演をしたのを観賞しましたが、左右田さんの熱演も然ることながら、実在した山形県上山市の土屋芳雄さんの日中戦争時の憲兵の体験を下敷きにした脚本と演出が見事なので、重いテーマなのに一気に見せてしまうのには驚きました。　と、いってもどんな内容なのかを簡単に紹介します。　畳も無い貧しい農家に生まれ、虫も殺したことのない青年が憲兵になるや、中国人の首を刀で切り落とすことを強制されます。　その行為をしたときから青年の人格が変わってしまい、人間から鬼になっていくのでした。　スパイと思われる中国人を拷問の数々で殺し、それが当然のごとく「仕事」として続く毎日に青年は慣れてしまうのでした。　約10年間の憲兵生活中に拷問をしたのが2000人近い、直接間接的に殺したのが300人を超すといいます。水責めが得意の拷問でした。　　敗戦によりソ連での強制労働と中国の捕虜となった土屋さんらは旧満州にある中国・撫順戦犯管理所に収容されます。ここでは捕虜ではなく「戦犯」扱いになるのでした。誰もが生きては帰って来れないだろうと思ったそうです。　ところがこの収容所の生活では、食糧にも恵まれ、コメや麦、餅、魚などが不満なく食べさせられました。お風呂や床屋も許されました。　その手厚い扱いに収容所の職員たちからは反発が生まれます。　しかし、この扱いは周恩来首相の直接の指示でした。　　数年経つと、戦犯たちには、戦争で自分の行ってきたことを正直に紙に書くことを要請されます。　　自分のやってきたことはなんだったのか。　　責任は？　　罪と向き合う。人間として。　　自分で自分の罪を書きならが、自分の罪を認める「認罪」を全員が行うのでした。　　当然、最初は自分のことを正直に書くと罪が重くなると思う人も多かったのですが、憲兵や兵隊たちが所属ごと、階級ごとに集まり、集団で話をしながら認罪をすすめることで、ウソや間違いを指摘することも行ったようです。　中には自殺をする者も現れました。精神が追い込まれて診察を受ける者も多くなったそうです。　　　裁判の結果は全員が情状釈放を受けるのです。　　日本に帰ってから土屋さんは侵略戦争で自分のやってきたことを改めて懺悔し、大衆の前に立ち自分の犯した罪を講演して歩くのでした。　　そして、被害者となった遺族へ謝罪の旅に出掛けます。　　　　この芝居は山形市に在住する劇作家相澤嘉久治さんの脚本･演出によるものです。　完成度の高い芝居でもあり、ぜひ多くのみなさんにご覧いただきたいものです。　　　８月２６日（水）午後６時会場　６時３０分開演です。　山形県米沢市　伝国の杜（上杉神社）　入場料２０００円　宿泊ご希望の方はお知らせください。ホテルか温泉旅館をご紹介します。　　現在、伝国の杜では「天地人博」も開催中です。　観光を兼ねてぜひ歴史の街米沢においでください。　ご希望の方はNPO 結いのき　までmailto:info@yuinoki.or.jp＜問＞090-5358-7232(松本)伝国の杜http://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/pdf/hall_saiji/hall0908.pdfグループホーム結いのきhttp://yuinoki.or.jp/06group_home.htmlNPO 結いのきのホームページhttp://yuinoki.or.jp/グループリビング「COCO結いのき･花沢」のホームページhttp://yuinoki.or.jp/05group_01.html

2009年08月14日

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アメリカの基地も自衛隊も無くなったときには

～日本の真実の平和とは～アメリカの基地も自衛隊も無くなったときには第１０４７回　２００８年１１月１９日　最近、防衛省の元次官の論文や発言をめぐって、あらためて日本の軍事や防衛について考えさせらる。　　友人の新関さんは声を大にして、「武装解除～！軍備は持たないこと、持たないことで平和を保つことができる」　と、訴えています。　僕はその声を聞く度に、「本当だろうか？」　と、疑問に思ってくるのです。　　日本が安保を拒否して、自衛隊もなくした場合、本当に平和になるのでしょうか。　　　日本は日米安全保障条約という、いわゆる同盟国間での条約の中で「基地作用」の役割を果してきました。　マスコミはほとんど触れませんが、ベトナム特需があったことは疑いのない事実でしょうし、基地としての役割があったからこそ、べ平連などがアメリカ兵の脱走に一所懸命になっていたのでしょう。　　冷戦体制の中、同じアジア内の戦争にそれぞれの国がアメリカやソビエトの基地や支援国を演じてきたわけであり、この体制は今も続いているわけです。　　もし、アメリカの基地も自衛隊も無くなったときには、この日本は本当に平和な国になるのでしょうか。　僕は５０を過ぎて、この疑問が再び頭の中で問う毎日です。　　（脱字誤字はお許し下さい。敬称は省略させていただきました）■～日本の真実の平和とは～　　アメリカの基地も自衛隊も無くなったときには　「山形マンガ少年」まとめてご覧いただけます。第三部『熱い夏の日』のホームページ第一部「はじめちゃんの東京騒動記」のホームページ第二部「旅立ちの歌」のホームページ

2008年11月19日

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歴史に呑まれた人生

歴史に呑まれた人生～甘粕正彦　乱心の曠野を読む～第１０３１回　２００８年９月１５日　ある元政治家と話をしているときだった。「あなたは米沢出身の方で歴史の中に埋もれてしまった人がいると考えますか？」　と、質問をうけた。　ぼくは、迷うことなく「河上清」　と、答えた。　その理由を述べた。　すると、「そういう方なら、甘粕正彦にも関心はありますか？」　ぼくはその聞き覚えのある名前が誰なのか、わからなかった。「彼は今なら甘粕のことを書いた本がマツヤ書店にあるから」　と、いうので早速購入して読んだ。　　佐野眞一著「甘粕正彦乱心の曠野」新潮社があった。「満州の夜を支配した男――その凄絶な全人生を描破する堂々の一千枚！“主義者殺し”の汚名を負って満州に渡り、策謀渦巻く闇世界に君臨した男の比類なき生涯。湯水のごとき資金源の謎、地下茎のように絡み合う人脈、そしてその自死とともに葬られたはずの大杉事件の真相と“帝国”の「負の近現代史」を新資料、新証言で炙り出す。従来の甘粕像をことごとく覆す、衝撃の大河ノンフィクション」　帯や新潮社のホームページにはこのように紹介されてある。　佐野眞一さんのルポルタージュは数冊読んでいたので、その調査のきめ細かさには私なりに信頼を寄せていた。　早速購入した。　　甘粕正彦（１８９１～１９４５）の父方が上杉謙信に仕えた甘粕近江守長重であり、米沢市門東町の出身と記されてあった。　正彦自身は父の勤務先でもあり、母の実家のある仙台市で生まれていた。　憲兵として高いポストにあった甘粕を一躍有名にしたのが大正１３年（１９２３年）９月１日の関東大震災を契機に、無政府主義者の大杉栄と内縁の妻と大杉の甥らを殺害したとして「主義者殺し」として注目を集めた。　　このルポは「甘粕が本当に大杉らを殺害したのか」という、いまだ謎になっている歴史の疑問の追究からはじまっている。　　憲兵たちの策略の中での「主義者殺し」を当時の軍法会議の記録と、甘粕の身近に居た関係者たちが後に発表した記録や文献、そしてそれを聞いた証言者たちを丁寧に、しかも矛盾点などを指摘している。　　短期間で釈放される甘粕はヨーロッパで博打に明け暮れ、その後、満州国設立の謀略工作を行う影の中心人物だったこと。満州事変や溥儀を拉致する。石原莞爾や東条英機、板垣征四郎、岸信介、溥儀など満州国の歴史に必ず登場する人物と政治的な工作を行う甘粕だった。　　「満州映画協会」の二代目理事長なり満映と軍部の汚職を一括する。　賃金が極端に安かった中国人の賃金改善も行う。　人事は見事で実力あるものであれば、右翼左翼を超越して採用してた。本土で何らかの汚名を背負っている者たちにとって、満映と甘粕の人脈は自分が社会で再興する絶好のチャンスであった。　天皇を崇拝し、時間に厳しく、身なりも神経質なほどきれいでおしゃれだったという。　　その甘粕は敗戦後、ソ連の侵略の中で満映の社員のスキをついて、青酸カリで自殺をした。　　そして甘粕を知る人々は、「大杉殺しは甘粕ではないのでは？」　と、思うのである。　　その謎解きを作者は、「父が大杉を殺した」　と、いう証言者にめぐりあう。　作者はことを、意図も簡単にさらりと書く。　　　日本を守り満州国誕生と発展の大きい原動力の一人だった甘粕という人物は、一体何者だったのだろうか？　そして満州国とは日本にとっては、ただの傀儡国だったのだろうか？　と、読む者に作者は迫ってくる。　　５００ページ近いこの力作を一気に読み終えると、戦後日本のモデルが満州にあることに気付く。　水洗便所や新幹線、映画界などの文明の利器もそうだが、戦後なによりも「民主主義」という耳障りがよく、政治家の力が弱い官僚による社会主義国家のような日本を築き上げたのはアメリカではないか。　この日本こそがアメリカにとっての「満州国」なのではないかと、あらためて思うのである。　　内田吐夢、森繁久弥、山口敏子、大山倍達らも登場する。　山形県とゆかりのある石原莞爾の他にも大川周明、そしてぼくも親しくさせていただいていた石原莞爾の弟子、武田邦太郎先生も。　　みなさんにお薦めする一冊です。　　詳しくは下記の「楽天ブックス」『甘粕正彦乱心の曠野』紹介ページhttp://www.rakuten.co.jp/hoshinobk/285623/468465/468470/1879454/#1466951　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2008年 9月15日月曜　記

2008年09月15日

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霧の火

樺太・真岡の１９４５年夏の悲劇　ついにドラマ化へ～霧の火～第１０２９回　２００８年８月１９日残暑お舞い申し上げます。　８月２５日夜９時から日本テレビでドラマスペシャル「霧の火」樺太真岡郵便局に散った９人の乙女が放送されます。いわゆる「氷雪の門」のテレビ化です。　終戦後の８月２０日に樺太･真岡にソビエトは攻撃をしてきました。修羅場と化した真岡の町の悲劇を、真岡郵便局の１２名のうちの９名の電話交換手の殉職を描いた映画が「氷雪の門」でした。　この映画は１９７５年ごろ製作されたと記憶してます（それよりも前かもしれませんが）。私は米沢市民文化会館で自主上映されたのを鑑賞しました。　スタッフとキャストもそうそうたるメンバーでしたが、当時のソビエトから圧力がかかり、一般配給は出来なかったということを聞いた覚えがあります。　　映画「氷雪の門」の原作「樺太一九四五年夏－樺太終戦記録－」講談社　金子俊男・著には、私の所属する団体の前専務であり、市議県議会議員だった故・湖山寛一が登場します。　彼の少年時代の出来事で、この戦争を自ら体験をしていました。当時の湖山少年はこの時にソ連兵に撃たれているのです。　ソ連兵に撃たれた湖山少年は真岡神社の宮司の長男でした。父親はこの光景を見て、長男が打たれたと思い、神社の裏で自決します。　湖山少年は一命をとりとめて、父の故郷の米沢で宮司になります。彼は後に平和運動と護憲の運動を亡くなられるまで一心不乱で取組みます。　彼の悲しい経験が下敷きになっていたからです。　　いよいよこの真岡の悲劇がテレビドラマとして放送されます。８月２５日夜９時から日本テレビでドラマスペシャル「霧の火」樺太真岡郵便局に散った９人の乙女　ぜひ、ご覧いただき、終戦後の戦争を知っていただきたいのです。　詳しくは下記のドラマスペシャル「霧の火」ＨＰhttp://www.ntv.co.jp/kyu-otome/index.html　私のブログでは湖山を紹介させていただいております。～平和と福祉の社会を目指す運動家～　●湖山寛一氏死すhttp://plaza.rakuten.co.jp/mirai21/diary/200712180000/ よろしければアクセスをお願いします。

2008年08月19日

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平和と福祉の社会を目指す運動家湖山寛一死す

～平和と福祉の社会を目指す運動家～●湖山寛一氏死す第９９７回　２００７年１２月１８日～平和と福祉の社会を目指す運動家～●湖山寛一氏死す　私の元上司の湖山寛一さんが亡くなられました。　　湖山さんと出会ったのは昭和五十年秋の米沢市長選挙でした。その選挙事務所におられたのがきっかけで、それ以来のお付き合いです。　私にとっては父のような存在でした。　　そんなご縁で今回の神葬祭（しんそうさい）の葬儀委員長を努めさせていただくこととなりました。　その祭事は１２月１６日午後２時から行われ、私が故人の近況と同時に功績を紹介いたしました。　　ここでそんとき述べた私の言葉を掲載させていただきます。　　------------------------------------------------------------湖山さんは十年前から前立腺癌と診断され治療されてきました。病状悪化のために八月三日米沢市立病院に入院しました。ご家族、ご親戚の日夜を問わぬ献身的な看病にもかかわらず、十二月十四日午前二時三十三分に安らかに眠るように息を引き取られました。七十九歳の生涯でございました。湖山寛一さん、あまりにも早い旅立ちに驚いております。ここに集う皆様は湖山さんの突然の旅立ちに戸惑っておられる方々ばかりです。湖山さんにこの一月に、「僕の身に万が一の場合があったら、君が葬儀委員長をして感じているままを述べてくれ」と言われました。湖山さんのご希望にそって、私が感じているままのことを述べさせていただきます。あなたの政治と社会運動の信条は「平和と福祉」でした。とてもわかりやすく立派な信条でした。湖山さんは戦中時代、真岡神社宮司(ぐうじ)であるお父様たちと樺太（からふと・現サハリン）真岡（まおか）で暮らしていました。その時に湖山さんの生涯にわたる平和主義の思想が体験的に生まれることになったのです。それは昭和二十年八月十五日の終戦後から五日後目の八月二十日の出来事でした。霧の深い早朝、突如、ソ連艦隊が真岡の町に現われ、艦砲(かんぽう)射撃(しゃげき)を開始しました。町の中は戦場と化し、当時十六歳だった湖山少年とご家族もその渦の中にいたのでした。ソ連兵の銃は湖山少年を撃ち、その場に倒れ、どこかに連れ去られてしまいました。お父様はもうこの世に息子はいないと思い、神社の裏の丘で割腹自殺をされました。湖山少年の右腕には弾丸が貫通しましたが、病院に運ばれ一命は取り留めていたのでした。湖山少年の命は助かっても、大事なお父様の命は戻ってはこないのでした。この時に十万余の命を失ったといいます。多感な少年時代にあまりにも悲しくすさまじいこの体験が、湖山さんの平和思想を作られたのでした。また、戦後、米沢に帰られてからは、諏訪神社の宮司(ぐうじ)となり、諏訪神社の四百年の歴史を守りながら、南原の住民のしあわせを祈られていた毎日でした。一方では市職員として社会福祉の任務に就き、貧しさゆえ、苦しい生活をしている住民たち、病気で苦しんでも助けられない実態などを目の当たりにして、湖山さんの正義感から福祉の充実と住民の生活力を上げていくために労働運動に参加していくのでした。このようにして自立した市民社会を作る使命感が生まれたと聞いております。湖山さんの市政に対する功績は偉大なものでした。私が知るその一編をご紹介いたします。湖山さんが市議会議員二期目の昭和五十年の時、自らが師と仰ぐ長俊英さんを米沢市長にするために立ち上がるのでした。名もない市民の草の根選挙は見事に現職に大差をつけて当選させました。しかし長市政誕生を待っていたのは、予想以上の財政ひっ迫の現実でした。米沢市職員と米沢市職員労働組合の理解なくしてことは運ばないと湖山さんは一緒に働いた仲間たちと徹底的に話し合いを行ない、市民に直接傷を負わせないためにも、早期解決策として赤字再建団体の申請を決断するのでした。市民と議会と市職員が一丸とならなければ、計画より早く赤字が解消されることはなかった。時期的にも長市政を誕生させてよかったと後に述べられた湖山さんの言葉が忘れられません。長市長と共に身(み)を粉(こ)にして働かれました。長さんは「湖山さんはいずれ市長になる人」と自分の後継者と考えておられたようです。当然、私たちもそれを望んでおりました。しかし、残念だったのは健康を害され、県会議員で終られたことです。議員引退後は南原地区の皆様のために働かれました。それはお世話になった地元南原の皆様への感謝の意でした。一方では憲法第九条を守るために平和運動を展開されました。病床に臥してからも意識が薄れる中で、「千葉くんはどうしている？」「知事が来るから芳泉町の施設建設の件は井上理事長に任せたから、おれの代わりに行ってくれ」、「市の財政は大丈夫か？」、「市立病院の経営をどうしたらいいのか、おたくの考えを訊かせてくれ」、「それでおれはどうすればいいのかな？」先日の市長選挙では「安部市長は大丈夫か、野村くんはどうしている？」と最後まで県政と市政に関心を寄せ、平和と福祉の充実を祈る湖山さんでした。湖山寛一さんは生涯を市民の平和と福祉に貢献されました。市民を代表して湖山寛一さんに御礼を申し上げ感謝のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。二〇〇七年十二月十六日　■（文中の敬称を略させていただきました）～平和と福祉の社会を目指す運動家～　●湖山寛一氏死すつづく　「熱い夏の日～山形マンガ少年～」第５２回にご期待下さい！！　「山形マンガ少年」まとめてご覧いただけます。　第一部「はじめちゃんの東京騒動記」のホームページ第二部「旅立ちの歌」のホームページ

2007年12月18日

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内藤ベビーフェイスが亀田家族をＫＯ

内藤ベビーフェイスが亀田家族をＫＯ修正版第９７８回　２００７年１０月２３日内藤ベビーフェイスが亀田家族をＫＯ修正版

2007年10月23日

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内藤ベビーフェイスが亀田家族をＫＯ

内藤ベビーフェイスが亀田家族をＫＯイジメがなくなることを願う第９７８回　２００７年１０月１６日内藤ベビーフェイスが亀田家族をＫＯイジメがなくなることを願う　ボクシング界も揺れている。　ついにＪＢＣ（日本ボクシングコミッション）は亀田親子の反則行為に対して処分を下した。　ＴＢＳが亀田親子のヒールでボクシング復興を狙っていたのだろうが、今回ばかりは亀田親子の一連の言動と反則が視聴者や国民にはうけなかった。　　この批判はどうして起こったのだろうか。　亀田親子の行為に対しての怒りだけだったのだろうか。　　私はこう分析する。　　もし、フライ級王者内藤大助ではなかったら、こんなに挑戦者亀田大毅たちが反則をし、視聴者たちからも批判を浴びただろうかと考える。　つまり、試合前の記者会見といい、試合後の王者のリングでのインタビューでの内藤大助があのように誠意を感じさせるのキャラクターでなかったら、つまり、ボクシング界の通常の不良あがりや猿人に近い感じさせるキャラクターなら、亀田大毅たちのヒールはあれほど光らなかったのではないだろうか。　つまり、王者内藤大助のベビーフェイスが光過ぎた結果として、亀田親子は大ヒールになってしまったのだ。　そして内藤大助にはイジメられっ子を連想させる雰囲気をも持っている。　だから亀田にどんな反則や罵声をくけようと、ひたすらに守り攻撃をする内藤大助に観ている者は応援が行ってしまったのではないだろうか。　　亀田親子をこれほどまでにバッシングする結果になったのは、あの内藤大助の誠実なベビーフェイスによるものなら、ＴＢＳはまったくの計算違いをしてしまったと言わざる得ない。　　亀田親子の一連のののしりを観て、確かに彼らには虚しさを感じてしまう。それはプロレスのようにヒールはそれなりの実力があり、十分に受身ができる実力者ならまだしも、キャラクターとしてだけのヒールでは底が浅く、しかもテレビという媒体がやらせている不良の雄たけびにしか感じないからだ。　ヒールはやはり奥が深く実力者でなければ詰まらん！　それにしても王者のベビーフェイスは本物なので、これまた新しいキャラクターの誕生だ。　この王者を観て少年少女がイジメに強くなる、イジメがなくなることを願ってやまない。　2007年 10月16日火曜　記■（文中の敬称を略させていただきました）内藤ベビーフェイスが亀田家族をＫＯ　イジメがなくなることを願うつづく　「熱い夏の日～山形マンガ少年～」第４２回にご期待下さい！！　「山形マンガ少年」まとめてご覧いただけます。　第一部「はじめちゃんの東京騒動記」のホームページ第二部「旅立ちの歌」のホームページ

2007年10月16日

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護憲派議員を当選させましょう

選挙に行こう！　●護憲派議員を当選させましょう！！第９５４回　２００７年７月２９日選挙に行こう！●護憲派議員を当選させましょう！！　今日は参議院議員選挙です。みなさんは投票には行きましたか。　今回の選挙の争点は「憲法の護憲か改憲か」だと思っています。　衆議院議員選挙でないだけに、社会保険問題や教育改革などへの批判票で終らないようにしなければなりません。　将来の日本の方向性を決める大事な選挙だと考えます。　地方区、比例区共に護憲派議員を選択しましょう！！　政党内でもいろいろな議員がいるだけに、どの政党も護憲派議員候補を当選させるのです。　そのためにはあなたの一票がそれを決めるのです。　さあ、選挙に出掛けましょう！！　　追記：天皇制問題はちょっと横においての護憲と考えてください。■（文中の敬称を略させていただきました）選挙に行こう！　●護憲派議員を当選させましょう！！つづく　「熱い夏の日～山形マンガ少年～」第３１回にご期待下さい！！　「山形マンガ少年」まとめてご覧いただけます。　第一部「はじめちゃんの東京騒動記」のホームページ第二部「旅立ちの歌」のホームページ

2007年07月29日

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ＳＦクラブと山形漫画研究会

はじめちゃんの東京騒動記第８４１回　２００６年５月２８日第７３回　●ＳＦクラブと山形漫画研究会はじめちゃんの東京騒動記　第７３回●ＳＦクラブと山形漫画研究会東京騒動記７３　井上にとってこの「ＳＦクラブ」の存在は衝撃的だった。しかも、井上に送られてきた「ポップ」はＮｏ２８と書いてあるが「ＳＦクラブ改め創刊号」とも書いてあり、発行も「ＳＦクラブ改め山形漫画研究会」となっていた。「１９６９年４月１０日“創立３周年記年号”」と記されていた。　　誌名変更の理由を次のように冒頭に書いてあった。　　「誌面変更／『ステップの準備段階』『本格的漫画研究会発想中』　ＳＦプロダクションを山形漫画研究会と改名し、つづいて「ＳＦクラブ」を「ホップ」とし、まったく新しい気持ちで、三年目のスタートをかざりました。　僕たちの目的は、漫画本来にもどったわけです。誌名を「ホップ」と変更したのは、「ステップ（肉筆回覧誌）」の準備誌として、まんがジャーナル的記事を掲載する役割をもたせたわけです。マニア諸君の広場としても、大いに活用していきたいと考えております。なにとぞ「ホップ｣を愛読して下さい。　（たかはし）　　自分の知らないマンガ同人会の世界を「コム」という雑誌で知り、さらにはそこで知ったこの「ＳＦクラブ」いや山形漫画研究会の発行する「ホップ」という機関誌のなかみにはページをめくるたびに驚きがあった。　　各会員順調製作中「合作漫画『大支配』　　大好評！ステップ２号／続々感想文登来！うれしいひめい　　漫画便　宮城・岩出山町「ビッキの会」紹介　　頭のマッサージ　ナンバー１　毎月２名に記念品贈呈　（福島県猪苗代町・岡部洋一）　　アニメ　ジャングル大帝苦心談　手塚治虫先生　ＴＶガイドより　ガメラ・そのテーマとストーリー　たかはしよしひで・小西均　　特撮写真を安価でおゆずりいたします。定価５０円　　第一回山形漫画予備軍のつどい　　レターコーナー　かんのまさひこ・水谷俊之・佐竹武彦・曽根啓視・小西均・和田輝幸　　好友会　漫画研究会セーブ（山形県）曽根啓視くん　　ＳＦショート･ショート「天才」　たかはしよしひで　　雑記　たかはし記　中山天文同好会の参加した印象や「ステップ｣三号への期待など。　　来月から「かんのまさひこ」くんに編集していただきます。　　とＢ５判６ページの「ポップ」創刊号の内容に驚き、こんなにすごい人たちがいることを知り、自分がいかに井の中の蛙だったかを思い知ったのだった。　06年 3月14日火曜　記■（文中の敬称を略させていただきました）はじめちゃんの東京騒動記●第７３回　完　つづく　第７４回にご期待下さい！！

2006年05月28日

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春よ来い！

春よ来い！第８２７回　２月５日　Ｋさんから連絡があり病院に付き添いました。　空はどんよりしていて、雪が降っていました。Ｋさんの症状は重くとても心配です。　この豪雪で誰もが心も身体もまいっています。早く春が来てほしいです。　春よ来い！早く来い！！　２００５年２月５日記

2006年02月05日

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頭突きで世界に平和を

頭突きで世界に平和を第８１５回　１月２４日　映画「パッチギ」をＤＶＤで鑑賞しました。この映画はラジオやテレビのコメンテーターとしても活躍している井筒和幸監督作品で、一年前に劇場公開されたものです。　今年の「第６０回毎日映画コンクール」では「日本映画大賞」を受賞しました。　この映画はあの名曲「イムジン河」をモチーフに、１９６８年、京都を舞台に在日コリアンと日本人高校生のケンカと恋を描いたものです。　グループサウンズ「オックス」のコンサートから始まり、失神シーンや左翼による大学紛争など、当時の社会現象を織り交ぜています。　あのフォークグループ「ザ・フォーク・クルセダーズ」の大学時代の元祖メンバーでエッセイスト松山猛さんの体験を映画化したものと思って観たらがっかりしますが、テーマはしっかりと受け継がれています。　なぜ、過去の朝鮮半島に侵略した日本人と同じことをアメリカやソ連、中国などの大国が繰り返しているのか、さらにはそれによる悲劇がいまだに各国の小国で続いていること、「分断」や「差別」はイデオロギーや人種、天皇制の中でいまだに脈々と生き、国家と個人を信用させていることなどをえぐっています。　「バッチギ」とはハングル語で「頭突き」というそうです。「突き破る」という意味だそうです。　喧嘩シーンがふんだんに出てきますが、それはエンターティナーとしてのサービスと若者たちの有り余るエネルギーを強調するための場面かもしれません。　平和ボケに渇を入れるための映画として、団塊の世代の人だけではなく若者に観てもらいたい映画のひとつです。「頭突きで世界に平和を」　２００６年１月２８日記

2006年01月24日

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ライブドアの衝撃

ライブドアの衝撃第８０８回　１月１７日　ライブドアの強制捜査に話題が集中しています。私の周囲では粉飾決算やマネーゲームなんて当り前という声が圧倒的です。　強制捜査はなぜ行なわれたか？　私の考えはただひとつです。先に行なわれた衆議院選挙にホイエモンが立候補したこと、これに尽きると勝手に想像しております。　つまり警察官僚だった衆議院議員の大御所亀井静香さんの選挙区に、ホリエモンが挑んだことがきっかけであるということです。　私からはこれ以上書くことは出来ませんが、人間の怨念や復讐はとても深くどろどろしたものでしょう。まして自民党の中でも重要なポストにいた亀井さんに対して、たとえ無所属であってもあのような仕掛けをしたのですから、警察では組織をあげて亀井さんの面目を、いや亀井さんが警察に組織を動かし、検察庁も動かざる得ないような証拠がたくさんあり、そのことで利害が一致する者たちが一緒に仕掛けていったとは考えられることではないでしょうか。　ましてやまだまだ実態として生活に密着していないライブドアだけに、金融界に与える影響は（マネーゲームをしている人たちには気の毒ですが）、他の産業よりは傷が浅いと考えれば検察庁も一気に攻撃をかけたのではないかと想像しています。　これはあくまでも想像ですから、念のために。　２００６年１月２０日記

2006年01月17日

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がんばれ社民党、共産党

がんばれ社民党、共産党第７９９回　１月８日　がんばれ社民党、共産党といいたい。　二大政党を目指すニッポンですが、政党の政策と所属している議員の政策が大幅に違う例が目立ちます。議員も自民公認が無理なので民主党に公認を求めるためでしょうか。　ここで期待したいのは社民党と共産党です。憲法の改正を阻止し労働者と中小企業の味方としてこの政党には捨てがたいきちんとした考え方があります。しかし、机上の政策や反対だけで代案が少ないこと、地方議会でも国政レベルの政策や請願に固守し、市民生活に対してはなかなか現実的な解決策の提案が少ないことが残念です。　国民にはまだまだ自民党や民主党では物足りなさを感じている人が多いはずです。自民党と民主党の政策案に明確な違いが出せないとすれば、（特に憲法と有事）革新政党といわれた社民党、共産党に踏ん張っていただき、地方議会からでも改革を起してもらいたいものです。財政問題を考慮しながらいくらでも改革はできます。高い理想を持って現実路線での改革に期待したのです。　２００６年１月９日記

2006年01月08日

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とんだ２３日

とんだ２３日第７８２回　１２月２３日、朝に出勤して事務作業をしていると、クリスマス会の準備に次々と人が集まってきました。もうひとつの施設現場から雪下ろしの指示の電話が入りました。すごい雪で屋根と周囲の雪片付けをしなければならない状態です。　私が昨日から咳きが酷くなってきました。見かねたメイちゃんが少し休んできたら……と言ってくれたので、自宅に帰りクスリを飲んで爆睡しました。　睡眠中はずーと夢を見ていました。時々、自分のいびきで目を覚ましました。　４時間ほど眠るとしていたマスクも取れて、咳きもあまりしなくなっていました。　職場に戻り、一服しながら打ち合わせをしました。その後も業者の方と打ち合わせが続きました。　夜遅く帰ろうと家に向かう途中、携帯電話が鳴りました。　中学時代の友人からでした。声がおかしいねというので、風邪をひいているというと、「はじめは冬になると風邪をひいていたね。いつもマスクをしていた」　と、虚弱体質の私は今も変わらないと、笑い話になりました。　今晩は早く寝ようと誓ったはずなのに、深夜に携帯電話がなりました。「あの……この携帯電話を拾ったのですが……」　表示が息子だったので、てっきり息子の声だと思ったら、息子の携帯電話を拾ってくれた若者からのものでした。ありがたいもので東京にも親切な方がいるものです。交番に届けていただくようにお願いをしました。　しかし、息子にどうやってこのことを伝えたらいいのかを考えると眠れなくなりました。そこで息子の母親代わりをお願いしている友人に連絡を入れました。　とんだ２３日となりました。　２００５年１２月２５日記

2005年12月23日

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とんでもない大雪

　とんでもない大雪第７８１回　１２月２２日、とんでもない大雪です。　自動車は朝からヘッドライトを付けて走行しています。雪国だから交通は麻痺まで行かないけれど、それでもあちこちで渋滞が続き、除雪車があちこちでフル回転。そのたびに自動車はストップです。　住宅地では道路が狭くなりました。両脇に除雪した雪が高く積まれるからです。私は自動車が雪にはまり動かなくなりました。　夕方診察予定の医院では停電のために休診になるなど、アクシデントが続きました。　雪は夜になってもモロモロと音もなく降り続くのでした。　２００５年１２月２４日記

2005年12月22日

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甘いぞ証人喚問

甘いぞ証人喚問第７７３回　テレビのニュースで「耐震設計偽造事件」衆院国土交通委員会での証人喚問の模様を見ました。　構造計算書の改ざんをした姉歯元建築士は１９９８年頃から「木村建設」の篠塚元東京支店長から「鉄筋を減らせと言われ、断ったが、減らせないなら事務所を変える」と言われて偽装を行ったと話しました。姉歯元建築士は覚悟を決めての発言だと感じました。　しかし、その後に続く木村建設の木村元社長、篠塚元東京支店長、総合経営研究所の内河所長に対する委員たちの追及は相手に言い逃れを与えるような「甘さ」が残りました。　自分の棲家を追われる立場になった不良マンションの住民たちや、経営が出来なくなったホテル関係者たちがあの証人喚問を見ていたらどんなに悔しかったことか。　特に政権党の自民・公明党の議員の追及はどうしても甘く、そして核心的追及を避けていたという印象を持ってしまいました。　国会議員が国民の立場で追及するのであれば、誰が見てもうそをついているあの証人たちに司法と違った角度での、そう、被害者の立場での責任追及であるべきだったのではと無念に思うのでした。　すべての国家、国民の基本的な法案や憲法がこんな国会議員たちに委ねていいものか、疑問が残りました。一日も早い問題の真相が明らかになり、被害者が救われることを願っています。　２００５年１２月１５日記

2005年12月14日

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絶対許さない！！

絶対許さない！！第７６１回　夕方に私どものトラックが外車に正面から突っ込まれました。　お互い３０キロくらいで走っていたようです。しかし、左側を走っているトラックに対向していた外車がセンターを越して向かって来たのです。そして正面衝突となったのでした。　びっくりしたＴくんでした。当然です。　Ｔくんが運転しているトラックも外車も被害は少なく、双方とも怪我もなかったのは幸いでした。　ところが相手の運転手は飲酒運転でした。すぐに現行犯逮捕でした。「もう、いい加減にしてくれよ！酒飲んで運転なんて！」　みんなが言いました。みんなが怒りました。　みなさん、飲酒運転はやめましょう。絶対いけません。許しません。　２００５年１２月２日

2005年12月02日

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あきれた専門家たち

あきれた専門家たち第７５８回　耐震強度偽装問題で、２９日は衆議院国土交通委員会で参考人質問がありました。　カーラジオで聴き、後にテレビを見てびっくりしました。　委員会に出席した参考人のみなさんの、無礼極まりない態度にはあきれてしまいました。責任逃れするための分業ではなかったはずです。専門機関や専門会社たちによる安全確認と信用保証する分業だったはずです。そこからしっかり利益をいただき、みなさんが生活をしてきたのではないですか。　みなさんを信用してマンションを購入したひと、ホテルを建てたひとたちはどうすればいいのですか。日本の消費者教育は専門家の誤魔化しを見抜くほどの教育にはなっていません。　まずは国をあげて早急にこれらのひとたちを救済してほしいものです。泣き寝入りは許されません。　この楽天日記のなかまのはるるさんの会社も間接的な被害にあわれ、社員を解雇しなければならなくなりました。はるるさんのような間接的被害者は他にもおられると思います。　自民党と公明党のみなさん何とかしてください。与党の実力をみせて、救済をお願いします。　２００５年１１月３０日記　追記　ヒューザー社長の小島進さんがあのように感情的になり、断言をされて、今後が心配です。引っ込みが付かなくなり自殺などとならないようにしていただきたいものです。

2005年11月29日

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謙虚さがない社会

謙虚さがない社会第７５６回　姉歯建築設計事務所の耐震データー偽造問題の報道をみていると、姉歯設計士をはじめ、偽造計算書を見逃した「イーホームズ」、「木村建設」の社長たちの態度には憤りを感じます。　事実はどうあれ調査がまだ途中だからか、自分たちの非が消費者に与えていることに対しての意識に欠けるとしかいいよのない、そんなインタビューです。　政治家や官僚と変らぬ「他人事」であり、自分も被害者のような「自己防衛」の発言です。専門家ほど危ない現代社会ですが、すべて役所と専門家の癒着と、消費者の役所と専門家へのお任せが引き起こした事件のひとつに思えます。　それにしても被害者に対しての先ずはお詫びと、誠意ある対応が役所と専門家には必要でしょう。謙虚さが感じられない対応に怒りさえ感じます。　私たちの周りをみても、権力を振りかざして謙虚さがない社会になっています。　２００５年１１月２９日記

2005年11月27日

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悪酔い

悪酔い第７４９回　昨夜も宴会でした。親しいおじいさんと美人のトッコさんら７人での楽しいひと時になるはずでした。　ところが私は途中でダウンをしました。　顔が真っ赤になり、酔いが廻った証拠でした。トイレに行き、帰ってきたら気持ちが悪くなりました。そして宴会場でしばらく横になっていましたが、眠ってしまいました。　実はお昼に温かい日本蕎麦を食べましたが、そのときも酔ってしまいました。　私のからだにはアルコールを分解する酵素がありません。だからお酒の味もわからないし、飲むと少量で気持ちが悪くなり吐いてしまいます。　私はお酒類は一切飲んではいないのです。それでも酔っ払うのです。どうしてお昼のお蕎麦や宴会で酔ってしまったのでしょうか。　想像ですが、お昼には蕎麦のたれにみりんが入っていたのではないかと思います。夜の宴会では鍋物が出ました。ここにアルコール類が添加されていたのでしょう。すき焼きなどの時も似た症状になる時がありましたから。　友人たちは私を非国民とも言います。その理由は酒税をあまり払っていないからです。でも、昨夜でも今夜でも割り勘ですから、ぼくが一番割が合わなく、のんべのヤッちゃんは割が多く儲けているのです。おまけにみんなはヤッちゃんの一方的な演説を３時間も聞かされているのです。平和問題を語るヤッちゃんはどうして日露戦争時から導入された酒税を払うのでしょうか？平和問題を進める人は先ずは酒税の撤廃を呼びかけるべきでしょうに。　私はヤッちゃん演説に悪酔いをしたようです。　２００５年１１月２０日記

2005年11月20日

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抵抗勢力

抵抗勢力　どの世界でも「抵抗勢力」というものがあります。　その抵抗勢力はなぜ存在するのでしょうか？　改革をすすめようとすると、それを阻止しようとしての抵抗勢力が生まれる場合が多く、その抵抗勢力は意外に身近な、親しい存在から発生することも例外ではないらしい。　これが国取りや陣取りなら、抵抗勢力は必死で攻撃してくる。　抵抗勢力は改革派の目指すことや力の強さを存分に理解しているだけに、つまんないことで相手の急所を攻撃してきます。　攻撃されていると考えていない改革派は、抵抗勢力の本心がわからないだけに「？？？？」と目先の問題だけにとらわれてしまいます。　また、抵抗勢力は主体性のない組織や人を精一杯利用して、改革派を追い込みます。そして抵抗勢力の中心者ほど、その動機は嫉妬やプライド、陣取り合戦の延長でしかない場合が多いのにも驚きです。ああ、つまらない連中ですね。　抵抗勢力もいいけど改革派についても考えてみようっと！　２００５年１０月２８日記

2005年10月27日

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あの選挙はなんだったのか

あの選挙はなんだったのか　郵政民営化関連法案が衆参議会で可決されました。　そして前回反対の立場だった議員の中に今回は賛成に回った議員がいます。自民党から公認を得ることができず無所属で闘ったものもいます。　圧力にも負けずに、主張を変えないで信念をつきとおして当選した議員なのに、その後は公約を平気で変える議員たちにはがっかりです。　選挙ってなに？公約ってなに？国会議員ってなに？政党ってなに？有権者ってなに？ニッポンてなに？　とんでもない国になってきた！　いやなっていた！　いったい、あの選挙はなんだったのか……。　２００５年１０月１５日記

2005年10月15日

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自由な国ニッポンへ

自由な国ニッポンへ　楽天のＴＢＳ株１５％強取得のニュースで騒然としています。　ようやく日本も自由経済の国になってきたと喜ぶ反面に、不安定な市場主義がはじまるのではないかという不安も正直もっています。　日本は戦後６０年でようやく自由経済の国として歩みはじめるようです。　２００５年１０月１４日記

2005年10月14日

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亀井・小泉非公式会談２

亀井・小泉非公式会談２　これから書くことはあくまでも夢です。私が９月２５日明け方に見た夢のひとつです。　部屋には緊張感であふれていた。　窓際に立つ亀井さん。その後ろに小泉さんが立っている。なんというところに遭遇してしまったことか、私はこの場をなんとか離れたかった。椅子から立ち上がって部屋を出ようと決心して立ち上がろうとする矢先に小泉さんが話を始めた。「亀井先生、私は一国の総理としても党のあり方を変えたいと考えました。また、今回の郵政民営化関連法案を皮切りに、民間への（仕事の）以降をどんどん推し進めようとしたんです。これは財政の改革でもあるんです。その点は亀井先生にもご賛同をいただける……」「コイズミさん、あんたは総理として党のあり方を考えたんですか？党のことを考えるのは党首のお仕事でしょう？そりゃ立場を区別してもらはないと党員だった国民だって怒りますよ。だからあんたはおかしいんです」　と亀井さんは小泉さんの話をさえぎっていった。「民営化だってそうでしょう。財政を立て直すのにも政府のお金を先に入らない仕組みにする人がいますか？郵便マネーの性格をしっかり掴んでおられると思ったが、どこかの国からのお誘いに乗りすぎでしょう。まずは公団に貸したお金を回収することを裏付けなくっちゃ、え～っ！？」「亀井先生、そんなこと不可能でしょう？どうやって回収するんですか？」「コイズミさん、だからあんたは官僚がたいへん喜ぶ首相なんだよ！それを先に考えて回収するのがわれわれの政治でしょう」「……」「あんたはすべて丸投げだ。しかも官僚にね。だから今回の郵政民営化関連法案も骨抜き法案になるんだよ。役人に改善なんか出来ません！私が昔役人だったからよくわかる」「……」「コイズミさん、私たちは政治家です。政治で問題を明らかにして、政治で解決してこそ、法案は中身のある国民のための法になるんじゃありませんかな。それを最初からどっかの国とどっかの政党との取引に使っちゃいけません」「……」「あんたは知っているよね？ノーベル平和賞のこと？いよいよあの方がリストに上がるんだって？笑っちゃうね～なんて理屈をつけて授賞にするの？郵政マネーを差し上げるために自民党に協力したからなっていえないでしょう？国民が首を傾げるようなことをしちゃいけませんよ」　小泉さんはただ黙って立っているだけだった。これが日本の首相の現実かと思うとなんだか情けなくなってきた。私は黙って肩を丸めていた。　夢の続きを書きました。夢とはいいながら登場人物も台詞もリアルなのでびっくりしました。この夢の話を何人かの方に話したところ、みなさんは感想は「そんなものだろう。実態は」とか「その話は本当かもしれないね」と意外に冷静に受け止められていました。　２００５年９月２８日記

2005年09月27日

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亀井・小泉非公式会談

亀井・小泉非公式会談　これから書くことはあくまでも夢です。私が９月２５日明け方に見た夢のひとつです。　私のいるある部屋に突然、衆議院議員の亀井静香さんと首相の小泉純一郎さんが入って来た。びっくりしている私を横切り、亀井さんがズカズカと窓際に向かい立ち止まった。その亀井さんを追いかけるようにして小泉さんは後を着いて来た。「コイズミさん、酷いじゃないですか？あんまりだあ」　と亀井さんは声を抑えていった。「それはそうかもしれませんが、亀井先生には十分配慮したつもりです。ですから、亀井先生の選挙区には公認候補は立てませんでした。」　と顔を硬直させて小泉さんは亀井さんの背中に向かって答えた。「こんなに酷い国会？いや政局があるかい！！」　と亀井さんの口調が強くなり、そして表情の険しさが増してきた。亀井さんは話を続けた。「あんたにはずいぶんバックアップしてきた筈だ。森派に所属しているといっても所詮あんたは無派閥だ。総理になってからもずいぶん各派閥からの意地悪があったが、あんたの使命感に俺は俺なりに理解を示して、少なからずともこの亀井派はあんたを水面下で強力に努めてきた。自負しておる」　小泉さんは黙って亀井さんの話を聞いている。亀井さんは話を続けた。「コイズミさん！どうしてあんなバカな選挙を仕掛けたんだ。あれほど忠告しておいた筈だ」「亀井先生、どうぞ私の総理という立場をご理解ください。私とて本望ではなかったのですから……」と小泉さんが重い口を開いた。「冗談じゃない、それが日本の総理大臣の言葉か！過半数を圧勝した小泉自民党の党首の言葉か！」と亀井さんは吐き捨てるようにいった。「あれだけ民主党が議席を失うとは思ってもいなかった……」と小泉さんがいった。「コイズミさん、そりゃないぞ！本気で怒りますよ！！」「実態はどうあれ、あんたが仕掛けた選挙でしょ？国民はそう思っているのになんてこというんだ。少なくても自民党の党首の発言ではない。乞食が馬を買ったような発言は止めてくれ」「しかし、亀井先生。郵政民営化関連法案はなんとしても通過させないと日本は完全にやられてしまいます」と小泉さんが反論しはじめた。「冗談じゃない、あんな骨抜き法案を可決したら真意を疑われるぞ。民営化賛成派からも反対派からみても中途半端な中身じゃないか！？法案はしっかりしたものを作ろうって私は何回もいってるじゃないの！！」「………」「こんなにアメリカのいいなりの総理なんて始めてだ。日本の金が欲しいければ、国債でもなんでも買い続けてあげればいいじゃないの？貸し付けでもいいんだよ。第一、官僚たちは外資系銀行に預金しているじゃないか。それでこそ日本とアメリカの緊張感が維持できる。これではあんた自身も日本州の知事じゃないか」　つづく　２００５年9月２６日　これは本当に夢ですから事実ではありませんから勘違いはしないでください。

2005年09月26日

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消えた評論家

消えた評論家　先日の衆議院選挙の前後のマスコミ、特にテレビを観ていて、いつも出演する4人の評論家がほとんど登場しなかったので気になっています。　その評論家とは立花隆さん、佐高信さん、森田実さん、矢野絢也さんの4人です。　どの方も辛口で有名です。いつも選挙の前後、そして政局のあるときには必ずといっていいほどテレビに出演して、その時局についてコメントを述べられました。　なぜ、この時期にこの4人はテレビでお見かけしなかったのでしょうか。私は不思議でしょうがありません。小泉自民党圧勝と関連があるのでしょうか。　２００５年９月２３日記

2005年09月21日

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小泉党首延長シナリオ２

小泉党首延長シナリオ２　ここに書くことはあくまでも私の勝手な創作なので、誤解のないようにお願いします。　突然の北朝鮮から拉致被害者が帰ってきた。しかも、核放棄というすばらしい手腕を世界に見せ付けた小泉首相は、支持率はさらに上がっていった。「我が日本の自衛のあり方を考えさせられる拉致事件であった。これが人の問題だが、いまや経済と情報に対しても自衛が利かない国になっている。今回の拉致被害者があじわった苦しみを二度と起してはならない。そのためには自らが国民一人ひとりが自衛能力を身に着けることです。また、アジアから核の放棄を実現するためには我が国の自衛能力を高めることで、アジア各国の防衛にも貢献すると考える」と言い放すのだった。　多くの国民はこの考えを支持した。その結果、小泉首相は例外任期延長となった。　２００７年からは小泉首相は大胆に新政策を打ち出した。　憲法改正をしないで「自衛強化政策」を打ち出した。このなかみは「国民自衛訓練」という事実上の徴兵制の導入であり、「ミサイルなどによる自衛範囲強化」と名前をかえたアメリカのミサイル防衛構想であった。　しかも、小泉首相は北朝鮮の批判は一切しない。経済問題を出してアジアの経済強化を述べるのだった。経済支援を大幅に増やすこと、さらには日本経済強化のための消費税アップと各種目的税を導入を図るのだった。それをアジアの各国は支持に回った。特に北朝鮮がそうであった。日本からはたくさんの食糧が北朝鮮に運ばれた。しかし、なぜか実物は中国米であった。　野党は大人しかった。以前「ソーリー、ソーリー」と厳しく追及していた辻元議員までもが「自衛権の範囲であり、日本とアジアの再建だ」と大筋を容認していうのである。　共産党の議員たちは別件とスキャンダルで逮捕される騒動が続いた。　２０１０年に政界を引退した小泉純一郎はカナダにいた。カナダに永住をしたのである。　２００５年９月１９日記

2005年09月18日

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小泉党首延長シナリオ

小泉党首延長シナリオ　ここに書くことはあくまでも私の勝手な創作なので、誤解のないようにお願いします。　自民党小泉党首の任期は残るところあと１年である。今回の総選挙で小泉党首の人気が再確認されたが、この人気者が党首と総理に在籍のうちに山に詰まれた日本への「宿題」を一気に解決させようと考えたのは、宿題を出した先生であった。　山積みの宿題のうち面倒な宿題を小泉総理のうちに片付けようとしても１年では無理である。　そこで先生は考えた。　さらなる延長である。　２００６年６月　臨時ニュースに国民は驚いた。「小泉総理が本日秘密裏に北朝鮮に渡り、金書記長と緊急会談を行ったもようです。未確認の情報ですが、核問題と拉致問題について解決方向で合意をみた模様であり、この情報に関しては政府筋は否定していません」「さらに拉致されたと思われる行方不明者数十人が、今夕にも小泉総理と共に帰国予定である事が外務省の関係筋からの情報として、たった今入ってきました」　騒然となる日本。そして小泉総理と拉致被害者が帰ってきた。　国民はこの小泉総理の交渉手腕に驚喜した。核放棄にはアメリカが高く評価した。　小泉首長は声を高らかに言った。「日本には自衛権があるにもかかわらず、それが機能していないことが今回の拉致事件の発生の最大の原因だ。日本の自衛権強化こそがアジアの平和もたらすことになる」　つづく　２００５年９月１７日記

2005年09月16日

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ああ自民党　派閥解体後の自民党

ああ自民党派閥解体後の自民党　各マスコミは一斉に今回の衆議院選挙と内閣支持率などの「世論調査」を発表しました。　どの発表も調査結果は「自民圧勝」を歓迎し、内閣支持率も急上昇しています。　また、「自民圧勝は国民の民意」として、先の郵政民営化関連法案に反対した参議院議員旧亀井派会長中曽根弘文さんら１１人までが「賛成」に回ることを表明しました。今回の衆議院選挙に当選した「反対議員」も特別国会では「賛成」に心がわりするコメントを述べています。「大勝利は国民の支持」などと言い放す閣僚たち、本当に心配な自民党です。　どうしてこのように議員たちは腰抜け状態になってしまったのでしょうか。保身の議員たちの心境は相当なものでしょう。しかし、反対議員がいくら心がわりしても小泉内閣は自民党には戻れないように制裁をするでしょう。　事実上派閥解体に追い込まれ、議員同志も団結力が落ちているからこのような「方向転換」が起こるのでしょう。　自民党は今後どのようになっていくのでしょうか。私は「国家優先政党」になっていくと予想します。　今までの自民党なら派閥がミニ政党の役割を果たしており、中選挙区制の中で地域では各派閥の競い合いでした。私の住む山形県米沢市では昭和４７年頃には木村武雄（佐藤派→田中派）、黒金泰美（池田派）、近藤鉄男（三木派）、鹿野彦吉などの自民党議員がいました。　当然、議員たちは同じ選挙区の中で他派閥候補者と戦うと同時に、地域住民の声には（内容はどうあれ）耳を傾けざる得なませんでした。　中選挙区制と派閥システムはこのような効果がありましたが、このシステムの解体は結果としては「地域住民（国民）を無視しての中央集権の国家主義」になるのではないかと懸念しています。　さらに候補者はますます中央で選出していくでしょう。候補者は政策通といわれる大学教授、官僚出身者と業界を代表する経営者そのもの、有名人の三分化が強化されるでしょう。　戦後から続いた自民党の中での、官僚出身者と非官僚出身者による政策と利権の戦いは薄れていくのでしょうか。そしてますます強者の強者による強者のための政治になっていくのでしょうか。　２００５年９月１４日記森田実さんのホームページhttp://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/柴田敬三の「集まれ、世直しブログ」http://shibatakz.exblog.jp/「Infoseek 総選挙2005」はこちらhttp://event.www.infoseek.co.jp/senkyo/

2005年09月13日

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小泉劇場

小泉劇場　９．１１総選挙は小泉自民党圧勝で幕を閉じました。翌１２日からはニュースやワイドショー選挙特別番組などで大きく時間をとって勝因の分析報道をしていました。１．今まで自民党の選挙戦が弱いとされていた首都圏や都市部での躍進が目立ったこと。２．郵政民営化に反対した自民党議員を公認せずに、その議員たちに対抗馬を立てそれなりの効果があったこと。３．小泉前首相の国民への呼びかけが単純明快でわかりやすかったこと　など、大躍進の勝因は三点に集約されていました。　政治記者や評論家、そして自民、民主党の議員たちはさらに次のような分析をしていました。１．マスメディアを意識した小泉劇場は抜群に長けていた。２．無党派層は小泉劇場に票を入れた。３．民主党の候補者の生真面目さはわかるが、政権を託す不安がよぎる。４．地元後援会と派閥政治の終焉か、かわって党本部主導型の選挙になった。　彼らは今後の政局も次のように分析しました。　予想外の大勝利で１．小泉前首相への権力はさらに集中し増大する。２．首相の任期延長。３．憲法をはじめとする山積みされている問題をこの機会に「改正」に挑む。増税なども含む。　あるコメンテーターは「小泉さんはセクシーであり、それの魅力が投票につながった」とまで言い切っていました。そらに民主党議員までが小泉劇場のわかりやすさを学ばなければならないと言いはじめていました。　そしてこのような結果をもたらしたのは、「国民の民意の反映であり、審判だ」と締めくくられました。　これらのテレビを観て、私の予想以上にこの日本はどうしようもない国になっていると思いました。そしてそのどうしようもない民意の反映が自民党の圧勝になるわけです。　「郵政民営化」の本質が選挙の争点にならないのですから。反対派の議員たちも地元の後援者からは「なぜ、反対票を入れた。反対をしなければ、こんなに苦しい選挙戦にはならなかったのに」　と叱られる始末です。　政策論争から程遠い選挙が民意の表れだとすれば、この国を動かしているのはマスメディアを事実上支配している「広告代理店」が、世論をつくるようになってしまったのでしょう。　戦後６０年経ち、テレビの力と内容、そして広告代理店などとの関係と仕組みを再検討しなければならないのではないかと考えるのです。　２００５年９月１３日記森田実さんのホームページhttp://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/柴田敬三の「集まれ、世直しブログ」http://shibatakz.exblog.jp/「Infoseek 総選挙2005」はこちらhttp://event.www.infoseek.co.jp/senkyo/

2005年09月12日

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なんでも出来る政権が誕生！？

なんでも出来る政権が誕生！？　とんでもない結果となりました。国民の審判は「与党３２７議席」を作りました。なんでも出来る政権が誕生しました。　憲法改正も、戦争突入も、対抗勢力が小さすぎるとんでもない結果になりました。　共同通信では次のように報道しています。自民党は２９６議席を獲得、歴史的大勝を果たした。公明党と合わせ与党は全議席の３分の２を超える３２７議席に達し、小泉純一郎首相は続投する。民主党は解散時の１７５議席を大幅に下回る１１３議席にとどまり、岡田克也代表は辞任を表明した。小泉首相が是非を問うた郵政民営化は支持を得た形で、首相は「国民は郵政民営化を正論と判断してくれた」と勝利宣言した。　テレビ化、タレント化している二大政党への選挙ではありませんか。小泉さんの言い切ること、わかりやすい単純な話方で国民は動きました。その結果です。　私はこれからもこの動きに関しては抵抗させていただきます。　日本の今後をわかりやすく予想させる新書を２冊を思い出しました。「拒否できない日本」関岡英之・著（文春新書・７００円）「日本経済『暗黙』の共謀者」森永卓郎・著（講談社＋α新書・７８０円）　この本には日本とアメリカの密約の長期計画と国際化の正体が書かれています。また、国民の生活がどうなるかがわかりやすく予想されています。　まったく今回の国民審判は恐ろしい結果となりました。　２００５年９月１２日記森田実さんのホームページhttp://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/柴田敬三の「集まれ、世直しブログ」http://shibatakz.exblog.jp/「Infoseek 総選挙2005」はこちらhttp://event.www.infoseek.co.jp/senkyo/

2005年09月11日

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今回は反自民でいこう！！

今回は反自民でいこう！！　衆議院選挙もあとわずかです。どの政党も浮動票と無党派層に焦点を充てての選挙活動です。　私の職場にも候補者の妻や関係者が次々の訪れて来ました。しかし、社民党や共産党のひとたちの動きが見えません。小選挙区で候補者を立てないからか、選挙運動が見えなくなっています。　今回の選挙は郵政民営化を柱に郵政マネー３４０兆円の行方をどうするかという大切な選挙です。一方では小泉自民党が自ら派閥解体という派閥政党自民党の歴史を根本から変えていく「中央集権型政党自民党」になって行きそうです。　マスコミではアメリカと日本で取り交わされている「年次改革要望書」に関しては触れることも発言することもタブーのようです。このアメリカから日本に対しての「指示書」に基づいてこの日本が動いています。しかし多くの国民が知らない、知らされていないというこの異常な日本に対しては、自民党政府の機能の正常化と野党健全化を促していく大切な選挙だと考えます。　そのためには今回の選挙は「反自民」と「民主党への投票」で日本を守らなければなりません。ところが身近な立候補者を頭におけば、とても民主党候補者へ投票する気にはならないという有権者が多いこと。　二大政党と小選挙区制の障害は自民党の派閥解体と信頼がいまひとつの民主党、骨抜き状態の革新政党という現象になってしまいました。元気のある政党はただひとつ小泉自民党を支える「公明党」です。池田大作先生がノーベル平和賞を授章されるまでこの現象は続くのでしょうか？　こんなときには野党が結集して選挙協力の上で「大同団結」をして小泉自民党を倒すことが大切だったのでしょう。これからはそれを願っています。　ともかく今回の選挙は「反自民」で行きましょう。　政治評論家　森田実さんのホームページに今回の選挙の争点が書かれていました。参考になればと思います。以下、一部を紹介します。小泉首相の危険性は議会政治の否定だけにあるのではない。より大きい危険性は、ブッシュ米政権への従属政治にある。　小泉首相が４年４カ月以上もの長期政権を達成できた最大の原因は、世界の支配者・ブッシュ大統領の配下になり、日本を米国の従属国にしたことにある。ブッシュ大統領の支持により小泉首相は日本国内で安定的な地位を確立した。　日本の政治家は、皆、米国政府に睨まれるのをおそれ、小泉首相に従属している。　1982年に登場した中曽根康弘首相はレーガン大統領との間に密接な関係を築き、日米一体化政策を進めた。この政策は日本の対米従属を促進した。このあと、とくに二つの重要な出来事があった。　一つは1985年９月のプラザ合意だ。日本政府は米国の「双子の赤字」（財政赤字と貿易赤字）を埋めるため日本の金を提供することを約束した。急速な円高・ドル安を実行し、金利を引き下げ、米国債を大量に購入した。この結果、プラザ合意からの20年間に、数百兆円の日本の金が米国へ移転した。この日本資金が米国経済を崩壊から救った。米国は日本の金を吸い取ることによって経済的繁栄を達成した。　もう一つは、1993年７月、宮沢喜一首相とクリントン大統領が「年次改革要望書」の交換に合意したことだった。「年次改革要望書」は1994年から毎年１回秋に交換されて今日に至っているが、「米国政府から日本政府への年次改革要望書」は日本の改革の指針となった。商法大改正、独禁法改正、司法大改革、金融改革、財政改革、郵政民営化等々すべて「年次改革要望書」において米国政府が日本政府に求めたことだった。日本を米国にとって操りやすい国にするための構造改革である。日本政府は米国の「要望」を進んで実行した。　小泉内閣は第二次大戦後の歴代内閣に比べて、米国政府への忠誠度が際立って高い内閣である。小泉首相は自己の権力強大化のためブッシュ大統領の手下になった。　ブッシュ政権が小泉首相に求めているのは、米国に忠実な植民地国日本の独裁的指導者になることである。米国に忠誠を尽くす強権政治体制ができれば、米国は日本の資産を大量に吸収することができる。また、イラクやアフガンの戦地で日本の自衛隊を自由に米軍の尖兵として使うことが可能になる。　ブッシュ米政権は、９月11日の総選挙で小泉首相が勝利し、独裁体制を築くことを望んでいる。このため、総選挙の裏側で小泉政権をバックアップしている。膨大な広告費が米国から日本の広告業界に投入され、「小泉賛美」「民営化賛美」の広告費として使われているとの噂が絶えない。　２００５年９月９日記森田実さんのホームページhttp://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/柴田敬三の「集まれ、世直しブログ」http://shibatakz.exblog.jp/「Infoseek 総選挙2005」はこちらhttp://event.www.infoseek.co.jp/senkyo/

2005年09月08日

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乱

乱　この国は乱れています。「乱」はおさめなければなりません。　地震の後遺症が意外に少なく、不幸中の幸いでした。私は出張をキャンセルして米沢に残りました。　それでも雑用に追われてあっという間の一日が終わってしまいました。ニュースは政局と地震に集中しています。　混乱の選挙は予想以上に「乱」になりそうです。　自民は新たに２１人の公認があり、政治学者の猪口邦子さんまでも出馬を決めたとは正直がっかりしてしまいました。　また、ライブドアの堀江貴文さん、元衆議の辻元清美さんなど懲りない面々が揃いそうです。自民造反新党「国民新党」の旗揚げも決まりです。　米沢でも「乱」です。　今回はエンタケさんこと遠藤武彦さん（自民山崎派・小選挙区当選）が危ないという声も聴こえてきました。郵政民営化に賛成したからでしょうか。反対に入れた近藤洋介さん（民主・比例区当選）が小選挙区で当選するのではないかとマスコミ関係者の話もあります。　でも、ふたりとも実力や資質はどっちもどっちだという声もまだまだ根強くあることも事実です。おふたり共にさらなる研鑽をしていただき、有権者に政策を訴えていただくようにお願いしたいものです。柴田敬三さんの「集まれ、世直しブログ」には次のように書かれていました。郵政の340～350兆円を、アメリカのワシントンポスト紙は昨日、小泉自民が勝って、世界の市場にはき出せ、と書いたそうです。ブッシュの本音でしょう。郵政民営化の狙いは、この１点です。きっと。従来通り、日本国内の財政投融資という、官僚のお手盛りや特殊法人、公共事業（談合と天下りのため）にノーチェックで流出させるか、民営化して、この金を民間から世界のマネーマーケットに流出させるか、が、実は問われています。私は、日本国内において、財投、特殊法人、公共事業に流出させない仕組み、談合、天下りに利用させないルールを国会議員が作ればよいのであって、民営化しないと、官僚が手ごわくてそうならないという理屈は筋が通ってないと考えます。アメリカと小泉政権がなぜベッタリか？が郵政民営化、アメリカの財政赤字、グローバリゼーション、ハゲタカ・ファンド、イラク派兵でよく透けてみえます。郵貯の340～350兆円を、グローバルマーケットに流出させるには、例えば、日本人の50％の人々が、ウォールストリート・ジャーナルを読みこなせる時代にならなければ、ハゲタカのえじきでしょう。　つづきは柴田敬三さんの「集まれ、世直しブログ」をアクセスしてください。http://shibatakz.exblog.jp/　国会議員には国民の大切な郵政マネー３３０兆円を守るためにも、自民と民主で本気で闘って働いていただきたいのが有権者からの希望です。　この国は乱れています。「乱」はおさめなければなりません。　２００５年８月１８日記

2005年08月17日

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ブッシュとポチ　終戦記念日に思う

ブッシュとポチ終戦記念日に思う　１４日からＧさんからたびたび電話があります。用件は小泉政権の強行な衆議院選挙をめぐってのことです。　私が政治評論家の森田実さんのコラムをＧさんにファックスしています。森田さんのコラムの内容がＧさんの意見とまったくといっていいほど同じだからです。　Ｇさんにはテレ朝「サンデープロジェクト」を観て、危機感を感じての電話をくれたのです。「あの番組作りはかなり危険だぞ！今回の選挙の焦点は小泉対岡田だ。それをはぐらかすように野党同士を批判しあうような番組つくりをしている。小泉ファシズムを作らないためにも、今回はとりあえず民主党に圧倒的勝利をさせることだ。そうでないとこの日本はたいへんなことになる！！ブッシュとポチ（小泉首相）の関係はロン（レーガン米大統領）ヤス（中曽根首相）関係（いずれも当時の役職）とはまったく違うぞ！（愛称とおり）アメリカと日本は飼い主と犬の関係だ」「郵政民営化という国民が納得するような政策を利用して、国民のお金と国民の権力を骨抜きにしようとしているアメリカの戦略にまんまとのってしまってはいけない！！！」「電通を通してだな、各マスコミ、特に朝日とテレ朝がアメリカの手先のように世論を動かしていることは明白だ。マスメディアの動きは戦前戦中と同じになっている。これが現実だ。これを公にして指摘しているのが森田実さんだ。彼が潰されないようにしなければ……」　そんな電話が午前中にありました。　午後から森田実さんのホームページをアクセスして、びっくりしました。Ｇさんと同じことが森田さんのコメントに書かれているではありませんか。　再びＧさんにこのコメントを伝えると、Ｇさんは「そうだろう、あの田原総一郎の番組はおかしいよ。野党もしっかりしないとね。森田さんは健全なひとだ」と偶然のコメントも当然のことのように思っておられました。　でも、この日本は終戦６０年で平和と民主主義は破壊されてしまうのでしょうか？　今度の衆議院選挙の有権者の１票はほんとうに重要です。国民に重要な選択を迫られています。　６０回の終戦記念日になんとも物騒な話となってしまいました。　２００５年８月１６日記森田実さんのホームページhttp://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/　追記　私の最も楽しみにしている番組「思い出のメロディー」が今晩ＮＨＫで生中継される予定です。　私は仕事で観られないのでハイビジョン放送でビデオに撮ってみようと思います。ハイビジョン放送ならアクシデントがあっても放送される可能性が高いからです。　私の好きな山本コウタローさん、ジローズの再結成の歌声が楽しみです。第３７回思い出のメロディー後７：３０～昭和４４年にはじまり、３７回目を迎える今回は、「今夜よみがえるあの名曲　大ヒット歌謡曲決定版」と題してＮＨＫホールから生放送でお送りする。また、今年は戦後６０年の節目の年にもあたり、心をふるわせる歌とともに平和への願いや世界の中の日本を見つめ直す。ホームページNHK「思い出のメロディ」 http://www.nhk.or.jp/omoide/

2005年08月15日

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カメレオン

カメレオン　官僚組織や政治家はうそつきが多いようですね。　今回の郵政民営化の世論作りも消費税導入のときと同じで、財政問題を全面に出して国民の不安を駆り立てました。しかし、ほんとうの狙いを国民に伝えていません。　だから今回のような郵政民営化の本質、解散総選挙の本質が見えてこないままの選挙突入になるのでしょう。　昨日はとある県会議員関係者とお茶を飲む機会がありました。　彼曰く、今回の衆議院選に使う予算は５００億円だというのです。わけのわからない首相のヒステリックな解散劇に５００億円を使うのだったら、このお金を各県に別な形で振り分けしたらどんなに地方自治体は助かるだろうかというのです。　とある国会議員候補の実力者に会ったところ、彼の怒りはしらけていました。　国民をだますために役人天国を全面にだして国民をあおっている。こちらの選挙区（山形２区）ではエンタケ（遠藤武彦さん・自民山崎派・小選挙区当選）、ヨウスケ（近藤洋介さん・民主党・比例区当選）の闘いでは真意が見えない。だって、エンタケがいくら郵政民営化に賛成しても有権者はエンタケに投票してしまう、つまり政策なんて他人事だ。ヨウスケだって現住所が民主党であっても本質は自民だろう？彼が本気になって郵政民営化に反対していると思うか？　山形のとある実力者は電話で次のように言ってきました。　森田実さんの意見はそのとおりだよ。マスメディアは真実を報じない。朝日の社説を読んだかい？民営化賛成だって、その理由も酷いもんだぜ！こうなったら非自民でいく以外はないだろう。えっ民主党？それしかないだろう、自民を倒す経過処置だよ。国民の郵政マネーを守るためにだよ。　今回は投票率は伸びないでしょうね、というデザイン会社の役員さん。　お陰さまで私どもには選挙の仕事を頂きましたが、どうして今頃選挙なんてするんでしょうね。国民からは不満だらけでしょうね。参議院で反対されたら、もう一度衆議院で審議するのが筋でしょうにね。　みんな正論です。でもいまや候補者も夢も希望も小さくても世襲制で地盤・看板・カバンがなければ当選しないのかなあ、と思います。これもすべて私たち有権者の責任でしょう。　ところで山形２区では新社会、社民、共産が候補者を立てないのは不満です。高橋義和、佐藤伊左ヱ衛門、高橋壽の各市議たちは何をしているのでしょうか。　２００５年８月１０日記

2005年08月09日

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ニッポン沈没　アメリカになる日

ニッポン沈没　アメリカになる日　今日の参議院本会議で「郵政民営化関連法案」が否決となり、小泉内閣が衆議院を解散しました。このお陰で他の本会議採決事項が廃案になって、注目していた国民にはたいへんな苦しみを与えることになったことでしょう。　この政治空白はたいへんな問題であることを政治家たちはどのくらい認識しておられることか疑わしいものです。　さて、今回の「郵政民営化関連法案」は単なる郵政の合理化、民営化ではなく、その本質は郵貯、簡易保険の「郵便マネー３３０兆円」の宝物にあるといわれています。　また、一方では次のような報道がなされています。「選挙で首相が敗北し、郵政民営化が頓挫したらどうなるか。郵便貯金、簡易保険など３３０兆円の「郵政マネー」が温存される先進国に例のない事態が続く。個人金融資産の４分の１に当たる郵政マネーは今、国債などで運用されている。利回りの低い国債に頼っていると、金利動向によっては、十分な利ざやが確保できなくなり、日本郵政公社の経営が難しくなるとの見方がある。」（毎日新聞）　確かに現象的にはそうであろうとも考えられます。　しかし、本質はやはり「郵便マネー３３０兆円」にあるようです。それを狙っているのがアメリカです。　政治評論家の森田実さんのホームページには次のように書かれています。「実は郵政民営化問題で語られていないことがある。日米関係だ。郵政民営化は小泉首相のブッシュ大統領との約束事なのだ。世界の証券マーケットで働くアナリストは言う――『米国の保険業界と米国ファンドは、日本の郵政民営化のための広告費として約5000億円を使っているという。これほどの巨額な広告費を投じても郵政民営化が実現できなければ、米国政府は小泉首相を見限る。否決は日米関係の転機になる』」　さらに今回の参議院本会議で郵政民営化法案が否決をはじめとする関連の事柄について「8月8日の意味」と称して焦点をついてわかりやすく書いておられます。「2005年８月８日の意味［１］８月８日の参議院本会議で郵政民営化法案が否決され、小泉内閣が衆議院を解散した場合、９月４日か11日か18日が投票日となろう。［２］この総選挙で小泉内閣は「郵政民営化」を争点とするが、しかし、真の争点は、(1)議会制民主主義を否定する小泉独裁政治を認めるか否か、(2)ブッシュ米政権に従属する反中国・反韓国・反アジアの小泉外交政策を承認するか否か、(3)一部の富裕層と巨大資本のための政治家、恵まれざる人々のための政治家、である。［３］小泉政権は「戦後政治］を終わらせようとしている。しかし、私は戦後政治のもつメリット（平和と民主政治）を生かして、平和な21世紀をつくる総選挙にしなければならないと思う」　まさに今回の衆議院選挙はニッポンが実質アメリカになることを占う選挙になりそうです。　選挙の結果次第で9月１１日はニッポン沈没アメリカになる日かもしれません。　この日が「もうひとつの９．１１・政治テロ」にしないためにも国民は自分の意志を一票に託して投票しましょう。　２００５年８月９日記森田実さんのホームページhttp://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/

2005年08月08日

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ピカドン

ピカドン　今日８月６日は広島の原爆投下された日です。　昭和２０年になると日本の敗戦が時間の問題であったといいます。　沖縄決戦、東京大空襲、広島と長崎への原爆など多くの国民が犠牲になった「大東亜戦争」は第二次世界大戦の中で、日本への原爆投下で幕を閉じる形となりました。　職業軍人をはじめとするプロによる戦争が、民間人が動員され、国民玉砕（戦死を覚悟して全員力を尽くして敵に当たること）などという愚かな精神論でたくさんの犠牲者を出したこの戦争をこの「広島の日」にもう一度振り返ることは大切です。　広島の原爆は人類史上最初の核兵器の惨禍（さんか）であり、その被害は一瞬にして推定約３５万人が被爆し、１９４５年末までに約１４万人が死亡したといわれています。そしてひとはそれを「ピカドン」と呼びました。　この「広島の日」は６０年経ったいまでも風化はしていないと思います。戦争の必然性を説く方も、反対するひとにとっても、この広島の日はとても大切な日であることは間違いないはずです。　今日は大いに戦争について話し合いましょう。もちろん平和を前提に。　合掌　２００５年８月６日記広島原爆写真館 http://www.nvccom.co.jp/abomb/

2005年08月06日

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先進国の攻撃はテロではないのか？

先進国の攻撃はテロではないのか？　イギリスでのロンドン同時爆破テロ事件でサミットが事実上吹っ飛んでしまったようです。石油の高騰が先進国を襲っており、それだけに中東の未開拓地を手に入れたい先進国です。　中国やインドがこのまま経済成長していけば当然石油エネルギーはますます高騰していき、先進国は経済的にもピンチです。それを見越しての戦争としか思えません。　先進国が仕掛けていく戦争はテロとどのように違うのか、アジア、アフリカ各諸国との平和外交はどこへ行こうとしているのでしょうか？　私は疑問を感じます。　２００５年７月１０日記

2005年07月10日

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春日先生の思い出

春日先生の思い出　中学校２年の３学期に壁新聞を作ることになりました。私はその中でマンガを描くことになりました。当時、ようやくペンと墨汁でマンガを描くことを覚え、クラスのみんなからも励ましを贈られていたときでした。　題材は「平和」でした。　私は題材を「ベトナム戦争」にしました。当時１月からテレビラジオ新聞を騒がせていたのがアメリカの原子力空母エンタープライズの佐世保港への入港許可でした。　私は空母をかっこよく描くことができず、中島くんに描いてもらい、そこに入港反対の考えと「ベトナムに平和を！！」と書いたのでした。　壁新聞が出来上がり張り出した翌夕に担任の春日先生が私を廊下に呼び出すのでした。「はじめ、この壁新聞のことで校長先生から話があった」　その話の内容とは、政治的なテーマを校内の中には掲示してはならないということでした。「私はお前の主張は正しいと思う。そしていのちを大切にしようということも、このマンガには描かれていることも校長先生には伝えた……」　しかし、校長先生からは「政治的」と判断されたということでした。「はじめ、すまんが私に免じて、このマンガを外してくれないか」というと、春日先生はズボンのポケットから手を出して、そして私に頭を下げるのでした。　私は春日先生の行動に驚き、戸惑いました。そして瞬間的に先生にこういいました。「先生ありがとうございます。書き直します」と……。　春日先生は私の主張を認めてくれて守ってくれたのでした。それがとてもうれしかったのでした。だから、先生にこれ以上苦労をさせてはならないと思って、そういったのでした。　私はアベックがデートをしているマンガを描きました。　それ以来、春日先生と校長先生は私のマンガのよき理解者となってくれました。　でも、おふたりとも、もうこの世にはいないのです。懐かしい思い出です。　２００５年２月１０日記

2005年02月10日

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ドリフにやられたジャイアント馬場

ドリフにやられたジャイアント馬場　１９７２年５月に日本テレビは「日本プロレス中継」放送を止めて、「太陽にほえろ」を放送した。ぶくぶく太り、アクションのない石原裕次郎に石原ファンは失望したが、ショーケンこと萩原賢一のやたら走り回るアクションと大野雄二の曲に井上バンドの新鮮さがお茶の間を魅了した。視聴率もぐんぐん昇り、放送は延長になった。これで番狂わせになったのが秋から放送予定の「全日本プロレス中継」だった。　この「全日本プロレス中継」は土曜日に放送が決まった。土曜日といえばＴＢＳのお化け番組「ドリフの全員集合」があった。どのテレビ局もこの全員集合には頭を痛めていた。そこに２５％をキープしていた日本テレビのプロレス中継の殴りこみと注目された。　ふたを開けてびっくりだった。「全日本プロレス中継」は１０数％しか視聴率がとれない。ビクともしない視聴率の全員集合だった。その後、ヘーシンクがマットに登場してようやく１５％台になった。当時のプロレスはまだまだ大人が中心の企画であり、どの会場も背広姿が溢れておりチケット券も高価な時代だ。視聴率は子どもたちに移っていった時代でもあった。　そして日本テレビは大手芸能プロダクションの渡辺プロと絶縁状態に入る。ドリフは渡辺プロ系のイザワプロだった。日本テレビ看板番組のプロレスは別な闘いの中でも外せない状態だった。猪木をめぐるＮＥＴ（現・テレビ朝日）はちゃっかり日本テレビの定番である金曜８時をプロレスの日として手に入れていた。これに対抗する太陽にほえろはそれからも高視聴率で猪木プロレスに勝ち続け、日本テレビは勝利続けた。苦境の石原プロもこれを機に再建していく。土曜日はドリフに視聴率では負けてはいたが、全国ネットでは31局と圧倒的なシェアを持つ全日本プロレスが老舗としての貫禄と観客動員を持つ。ジャイアント馬場もアントニオ猪木も、日本テレビもＮＥＴも石原プロと渡辺プロも世間という大きな社会と闘い、常に「たかがプロレス、されどプロレス」を体現していた。そして社会の主流に登場して時代を作っていた。あの時代が懐かしい。３月２８日記

2004年12月25日

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知りたくないの

知りたくないのあなたの過去など　知りたくないの済んでしまったことは　仕方ないじゃないの　よく他人の過去を暴いては喜んでいるガサツな人たちがいます。このガサツさは病原菌のように人から人へうつっていく場合があります。そのときに事実が歪曲されてしまいます。　よく過去のデーターに頼りっきりになる人がいます。でも、そういう人はデーターにとらわれすぎて「現在」を見る能力に欠けてしまう場合が目立ちます。　私にとってはどちらもどちらです。こういう話を聞くと「過去がどうなんだ～」と大声で問いたい気分になります。　マルチ商法や神がかり（オカルト）商法に引っかかるのもこのタイプに多いかもしれません。　とにかく他人の過去をとやかくいうのは自分が屈折している証です。ガサツな性格を改めるようにしないと、人間として向上していきません。　データーに頼る方はそのデーターを生かすことを考えましょう。せっかく時間と労力をかけて集めたデーターの割にはピントはずれが目立ちますよ。生きたデーターにしていきましょう。あの人の事は忘れてほしい　　たとえこの私が聞いても云わないであなたの愛がまことなら　　ただそれだけで嬉しいのああ愛しているから知りたくないの　　はやく昔のことは忘れてほしいのなかにし礼さんの見事な歌詞に感動です。　２００４年１１月２５日記　おかめインコのピーコちゃんは昨夜から少しだけよくなっているように思えます。今朝は私が「ピーコ！！元気になれよ。行ってきま～す」というと、ももーっとした身体かを顔を上げて「ピッ」と短く鳴きました。早く元気になってピーコちゃん。

2004年11月25日

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世界平和を考えさせられた2日間

世界平和を考えさせられた2日間　アメリカに住む友人　仁さんが急に帰郷されました。わずか数日間の帰郷ですが、今回は私たち同級生との交流時間が取れるということなので、二晩にわたり楽しみました。　１１月６日には高校時代の後輩が経営するスナックに５人が集まりました。　私は仕事の関係でだいぶ遅れて行きました。にぎやかに大笑いしている仁さんとお馴染みの顔ぶれは当然のようにカラオケ熱唱となりました。　ハワイアンからフォーク、演歌まで私たちは歌いまくるのでした。深夜２時も過ぎたのでお開きにしました。　翌７日は会場を我が家に移して４人での会合となりました。　小林賢ちゃんはご親戚の通夜のために２時間限定の参加でした。仁さんとおなじみの新関さんは昨夜と打って変わって、アメリカと日本の同盟国関係をめぐって大激論となりました。　特に仁さんは２００１年９月１１日のニューヨークとワシントンの同時多発テロにこころを強く痛めていました。　アメリカのアフガニスタン攻撃とイラク戦争への道筋を冷静に判断しなければならないという新関さんと、「貿易センタービル崩壊による犠牲者を想う仁さんはブッシュ米大統領と小泉日首相の対応は当然である」と主張する仁さんとの対立となりました。　仁さんからはときどき私にも見解を求められ、おふたりとはまた違った意見を述べるために、討論会は滅茶苦茶になってしまいました。　仁さんはアメリカに移り住んでから既に３０年にもなり、日本生活よりも遥かに長くなっています。想いは日本人でも情報と思考はアメリカナイズされて当然です。そういう意味ではアメリカ国民の９・１１をどう捉えているか、日本をどうみているかがよくわかりました。　アメリカの日本に対しての世論は、「日本はカネだけ出していればいいのか？昔の憲法のままでいいのかい？アメリカと同盟国なのだから一緒に立ち上がろう」に尽きるのでしょう。　そして自衛隊を派遣した「小泉首相は歴代首相の中でもベーリーグッド！！」なのですね。　私にとってはアメリカの世相を知るにはよい機会でした。あらためて世界平和を考えさせられた貴重な２日間でした。　２００４年１１月９日記　追記　明日は新潟県中越地震の被災地へ９人で行きます。現地のボランティアと３グループに分かれて活動する予定です。

2004年11月09日

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親子でつかむ金メダル　感動話でいいのでしょうか

親子でつかむ金メダル　感動話でいいのでしょうか　テレビも新聞もオリンピック一色です。特に金メダルを取った選手に目立つのが、親がコーチで子が選手というにパターンです。梶原一騎の感動巨編マンガが３０数年経って実録ドラマになってしまいました。　競技や選手は代わってもストーリーもほとんどが同じです。ここでも政治家やタレントと同様の世襲性と呼んでいいものやら迷いますが、報道には汗と涙の感動物語にはうんざりしています。　国旗を振る応援者たちを見ていると、兵隊さんに国旗を振る軍事化時代を思い出させます。「オリンピックに政治は持ち込まない」などという立派な考えを逆利用しかねないと危惧しているのは私だけでしょうか。　オリンピックという競技が世界の電通のイベントとなってから十数年。商業化と勝つことへの美徳が今後の日本国民にどのような影響を与えていくのかが注目です。　しかし、これだけ報道にオリンピック時間が割かれては、政治や経済をはじめとする世界情勢などから日本人はますます縁遠くなることが心配です。　２００４年８月１７日記　追記　山形新書「わが暗愚小傳」芳賀秀次郎・著（ぐるーぷ場　相澤事務所・発行）　光文社新書「明治・大正・昭和軍隊マニュアル　人はなぜ戦場へ行ったのか」一ノ瀬俊也・著（光文社・発行）　私たちのような「戦争を知らない子どもたち」にぜひ読んでいただきたいものです。戦争の足音が感じられるようになります。危ないこの時間の時計をさあ止めましょう。

2004年08月17日

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