祖父の命日
2020年6月19日 金曜日 祖父の命日今日は祖父の命日。1977年(昭和52年)6月19日に73歳で逝去した。私は23歳で喪主を務めた。あれから43年になる。礼服は佐々木賢一さんからお借りした。佐々木さんも北澤幸昌さんも兄のようにずっと寄り添ってくれた。祖父からは沢山のことを学んだ。「社会学を学べ」といつも言っていた祖父は、連れ合いからは「きびちょ(急須のこと)」と呼ばれていた。祖母に言わせると、祖父はなんでも横から口を出すからきびちょと同じ。他人の困ったことには馳せ参じ、ありがたられるのならわかるが恨まれると。短気だったから、すぐに怒る。そんな祖父だったが、正義感が強く、曲がったことは大嫌いだった。私はそんな祖父の生き方を理解できたのが30歳を過ぎたころからだった。自分が責任のある役割が多くなってからだった。祖父の教えがよみがえってきたのだった。今日は息子と一緒に墓参りをした。 愛犬ジョンと散歩する祖父の長吉