猫の幸せ・人の幸せ
虎之助(1歳♂MIX)は木登りが大好き。お庭にはネットが張り巡らされてはいるけど簡単に抜けられそうな雰囲気で。(実際、川に落ちてるし>虎之助)それでも、殆ど脱走を試みないのは、交通事故が痛かったから。 「オレサマかちょいー(=^・^=)庭だけでかちょいー♪」庭の木だけでは飽き足らず、飼主ご夫妻がリードをつけて近所にある某施設に夜間散歩を敢行してくれるのでそこらへんの高さのある樹木は全て征服済みの模様(-_-;)ノ 「野生の血が騒ぐニャ~♪」ここで、ふと心配になるのは伝染病。人間がインフルエンザや風邪を引きやすい時期にはお猫さまもカゼっぽい病気を貰うことが多くなるです。通称「猫カゼ」、正式名称「猫ウィルス性鼻器官炎(FVR)」困ったことに、完全な室内飼いでも、人間が病原ウィルスを運んできてしまい、それで発症することもあります。(人間には感染しません。人間の風邪は猫に感染しません) 「ギズモ~!来てみろ~ニャんか見えるニャ~」特に虎之助は事故の影響で身体機能が弱っているので散歩をさせるなら、外で遊ばせるなら元気なうちにワクチンを接種するよう言うておったです。外に出さない猫でも、人間が病原を持ち込む可能性があるので飼い猫のために年1回はワクチンを接種させましょう。 「うにゃ。ボクは運動は嫌いニャので遠慮するのニャ」活発な虎之助は交通事故にもめげず、毎日よく遊び鳥や虫や魚を追いかけてシャープなボディをキープ。一方、おっとりギズモは毎日よく食べよく眠りぼよよん体型で我が道をおっとり謳歌(笑) こんな感じ→ ふんばばっ♪のびのび招きなんたって、ギズモは木登りなんか殆どしないしオモチャや紐で遊ばせても、不器用でジャンプしないし(-_-;)ノんが、2人を夜間散歩させるのが、犬3人の散歩よりも大事な飼主ご夫妻は「家だけじゃ可哀想」と2人を連れ出し、車の殆ど通らなくなる夜間の散歩を楽しまれていたところ・・・・・わたくしが心配していた通りFVR(猫ウィルス性鼻器官炎)発症(T_T)ノ1人かかると全員感染してしまうのが多頭飼いの宿命で2人ともクシャミ・鼻水・結膜炎で悲惨な状況に(泣)だからワクチンを打て!と言うておったのに(脱力)うちは4種混合ワクチン(フィライン4:FVR・FCI・FPL・FeLV予防)を毎年接種していますが、最初の接種から2ヵ月後にFVRを発症。ワクチン打ってもかかってしまう不条理がウィルスの怖いところ。5人分の治療費約3万は痛かったですが、毎年接種を続けていると、免疫力が高くなってくるので今ではちょっとやそっとのことでは病気しなくなりました。結果的にワクチンの方が安いし、お猫さまにも安全。お猫さまの健康はお猫さまの幸福であり、飼主の幸福と責任。北海道夕張市立総合病院に赴任され、北海道に戻られた地域高齢者医療改革の旗手:村上智彦医師の最初の一石全員にワクチン接種からもわかるように、医療費の削減は病気を予防すること=皆が健康であることなんですよ。んが、病気になったら病院へ行くという常識が強いと予防意識の向上はなかなか難しいのが現状で。あんまり強く言うと、ご近所づきあいに亀裂が入りかねないしかといって予想通りの病気を患う仲良し動物を見るのは辛い。とりあえず、わたくしは帰宅するとまず手を入念に洗い他所の犬猫と接触した場合は、着替えるようにしています。他人様の犬猫も可愛いけど、うちのコには責任がありますからね。万一の場合に頼りになる人を確保しておくのも大事だけど万一の場合、最悪の事態を想定して動く人間であることも大事。※本日の逸品 ネコちゃんたちのお花見