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カテゴリ:おしん
おしんが雪山で、俊作に助けられ、 小屋で過ごす日々が続く。 松じいは、俊作に何かあってはいけないと、おしんを煙たがる。 おしんの天真爛漫さが、怖かったのだ。 このかいで、俊作が、おしんの名前を 誉めている。これは、橋田先生が、話したかったことの代弁だ。 しんという名前に込めた思いだ。 おしんは、中川材木店のつねに、濡れ衣をきせられ、ばっちゃんからもらった銀貨を 奪われる。 おしんにとって、銀貨は、我慢や辛抱のよりどころだったのだ。 ばっちゃんが、あの貧しい生活の中でためた50践銀貨。どんなに大変な思いでためたかは、一緒に住んでいたおしんだからこそ、よくわかっている。 おしんの我慢の糸はばっちゃんの銀貨と つながっていた。 ばっちゃんの我慢の積み重ねが、おしんを勇気づけていた。食べたいものがあっても、いや、ばっちゃんが、我慢してためた銭だ、つかっちゃなんね、と、我慢をした。おしんは、そうやって自分に勝っていた。だからこそ、人からうける、つらいことにも耐えられた。 いつも自分に勝っていたからだ。 ばっちゃんの我慢がおしんを、支えた、 しかし、自分に勝つかてだったばっちゃんの50銭銀貨を 奪われたおしん。我慢の糸が、ぷつりと切れたのも道理である。 おしんは、雪の中を、どんどんどんどんあるいていく。逃げているのかもしれないが、私には何かこう、逆に、前にすすんでゆく勇敢な姿にみえた。 私は、おしんの、この姿から、さまざまなメッセージをもらった。 理不尽からは、逃げても、よいのだ。 逃げるには勇気がいる。 逃げは、過去からの訣別。 理不尽からの逃避は、勇敢な飛躍。 そんな気がした。 今、もし、学校で、職場で、理不尽なめにあっている人がいたら、おしんをみてほしい。おしんはただ、我慢しているわけではない、理不尽なことから逃げる勇気も 持っている。 逃げるのだ。逃げて、生きて、生き抜くのだ。 おしんは、逃げて、生きた。 逃げてよし、なのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.09.12 08:42:29
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