即興小説 『飛び込み台』
すっかり秋かと思いきや、本日は、残暑になりそうな暑さですね・・・ 久しぶりに、即興小説を書いてみようと思います。 『飛び込み台』 即興です。 男は今年の夏の締めくくりとして、高い飛び込み台から ひと技を決めて飛び込もうとしていた。 すると、一羽の鳥が空を舞っていた。 鳥は、旋回し男に何か言っているようだ。 心の中に届いたのは、「止めておきなさい。飛び込むのは・・」 という言葉だった。 それで、男は動揺した。 この飛び込みを成功させたら、全てが上手くいく・・・そんな気がしていた。 そこに、突如見知らぬ鳥がマッタ!をかけたのだ。 しばし、男は考えた。 自分はかもめで、今から海の中の魚を食べに海に飛び込む、そのように意識することにした。 男は、かもめになった。 海の魚目指して一回転して、プールに飛び込んだ。 上手く飛び込みが出来た。 海の中の魚を取るつもりで飛び込んだもののそこは、深海の森だった。 海流を泳いでいると、目の前に現れたのは、不思議なオブジェだった。 そのオブジェを見ていたら、ここは、水の中では無いと気が付いた。 男は、得体の知れないオブジェに近づいた。 「もしかしたら、これは、ものすごいお宝かもしれないぞ」 男はそう思うと、廻りを見廻した。 男がそのオブジェに触れようとすると、そのオブジェは黄金に輝きだした。 男は、目がくらんだ。 やっぱりこれは、お宝だったのか! と歓喜した。 「しかしどうやって持ち帰ればいいんだ・・・」 男は、近くに見つけた石で、オブジェを叩いてみた。 すると、ガタガタとオブジェは震えだした。 そして、金色の光を放ち・・・溶けだしたのだ・・・ 「あああ~~~~~~~!」 男は、金色の溶岩のようなものに呑み込まれそうになった。 しかし、そこから、いちもくさんに逃げた。 逃げているうちに、 男は、いつの間にか、海の上に出ていた。 逃げる途中で見つけた、風船を思わずつかみ、それが男を助けてくれたようだった。 ただ、不思議なことには、海水パンツだったはずだったが、いつの間にか、背広をきていたことだった。 「兎に角、助かった・・・・」 男は、つぶやき、胸をなでおろした。 では、皆さま、本日も良い日を~♪ わたしは、暫く安静ですが・・・。 けれど、今朝から、また、妙なノイズが始まりました・・・。 参ったなぁ・・・ 夕方はお楽しみがあります。 さあて、何を着て行こうかな・・・ すこし、暑さが降り返しているので・・・困りますね・・・ では、本つも皆さま良い日をお過ごしくださいね~♪