「聖の青春」に感動
designed by *ま~ぶる* * * * * * * * * * * * * * * おはようございます。昨日に引き続きものすごくあったかくて、良いお天気ですお洗濯もお布団もよく乾くこんな日は主婦魂は大満足。でも、みゆがぁぁぁ~肺炎になりかけてるらしく・・・木曜日からずっと高熱が下がらなくて、断続的に寝てはいるんですが、私が傍から離れると気配で察知して、すぐ泣いて呼ぶんです。だから、私もしたいことが進まなくて、パソコンも何回も開いたんですが、更新する時間もなく、ようやく、同じ寝室にいて本を読むことは納得してくれたので、ずっと本ばっかり読んでます。今朝はやっと熱が下がって、入院は免れました。木曜日から読んでいて、もうめっちゃ感動した本↓もう、めちゃくちゃ泣きました。隣でみゆが心配して「ママ、もうこれ読むのやめとき。みゆタンの本貸してあげるから」ってみゆストップかかるくらい。内容は、ネフローゼという重い病気を抱え、まさに命を懸けて将棋を指し、ひたすら名人を目指すことでその命を全うした村山聖という青年のお短い生涯を書いたノンフィクション。作者は、主人公と個人的に付き合いもあった大崎善生。「アジアタムブルー」「パイロットフィッシュ」の作者でもあります。人間て、深い思いと信念があればここまで濃密に過酷に生きれるものなのかなって、畏敬の念を持たずには読めませんでした。多分泣かずに読んでいるときでも、顔をしかめて読んでいたんじゃないかと思います。先を読み進めなければ、気になって気になって仕方がないほど、聖は生き急ぎ、激しく人生と闘っていました。そして、聖のご両親が、病気の子供を持つ親として、ここまで献身的に生きられるものかと、心が揺さぶられました。今みゆが数日寝込んでいるだけでも、私は自分の時間が拘束され「お茶欲しい」「トイレ行きたい」「絵本読んで」と一日数回みゆからのリクエストで動かなきゃいけないだけでも、ついイライラし、旦那様に当たってしまう自分が恥ずかしいです。でも、病気の子供を持つ親の試練、日々の苦しみも、聖のような子供を育てるのだなと、親御さんの素晴らしさに頭が下がりました。もし、自分の子供が調子悪くて、寝込んだら、この本を読んでみて下さい。そうじゃなくて、お子さんがすごく毎日健康にスクスク育っている時にも、これを読んでみて。子育て・子育ちの概念が少し変わるんじゃないかなと思います。そして、壮絶な闘病生活の中にも、生きる意味と価値があり、至高の世界を目指すことで、ここまで人間は清く気高く生きられるものかと気付くのではないでしょうか。良い本に出逢えました。旦那様の会社のN君、薦めてくれてありがとう。ハズレなし。大崎善生の本↓ * * * * * * * * * * * * * *