カテゴリ:東京散歩。
1月、お正月明けの寒い日、西荻窪の街を まるごと一日散策してきました。 散歩でもして身体をあたためるぞー! 正月太りの脂肪を燃焼させっぞー! ってことで、旦那&ベビ蔵も強制連行。 (今回もアホみたいに長いので、おヒマな時に読んでくださいね。) まずは、古道具屋「recit」 店名の「recit(レシ)」とはフランス語で"物語"という意味だそう。 古い道具たちが、それぞれの"物語"をささやきあうような ひっそり静かな店内。 低く流れる音楽、ストーブの音、なんともいえない濃密な空気が漂っています。 開いてある本の1ページ、その上に置いてある虫眼鏡。 見知らぬ国の言葉で、その物語を囁く声がきこえてきそう…。 こちらのお店にはホームページはないようなので、ALL aboutの記事をどうぞ↓ 『西荻窪・recit 物語が始まる部屋』 余談ですが、recitさんがくらすことの店とコラボしたnet shopもあります。 それから、「ブリキ星」 さらに、西荻にきたら必ず寄る「魯山」 いつ来ても、背筋の伸びる店です。 裏道に入って、「無相創」へ。 (下北沢に移転なさるそうでお店は閉ってました。むー残念っ。) インドカレーの店で軽くランチしてから、また歩く。 そして、やっと見つけた 謎のドアを開けて… ずっと訪れてみたかった、食と道具の店 364 お店の中の様子はこちらへ→364 普段使いの食と道具の店 んー もう とにかく素晴らしかった!!! 豆やお酢、鰹節など、厳選された食材。 銅鍋、土鍋、おろしやすり鉢、器などの道具。 ひとつひとつ、とてもいい間合いで そっけなく置かれている。 一階は土間、二階は座敷。 古くて小さな家の中に おいしいをつくるものが満ちています。 雑誌やHPでは伝わりきらない空気感 空間。 ぜひ、また訪れたい店。 食に関する道具をひとつ、オーダーしました。 できあがるまで一ヵ月。 う~愉しみっ。 風がちょっと冷たくなってきて、そろそろ おやつの時間。 道に迷いながら さらに小道に入って、偶然 旦那が見つけた 「えんツコ堂 製パン」というパン屋&カフェ 珈琲と シフォンケーキで ちょいと休憩。 ご夫婦だけでやってらっしゃる隠れた人気店。 とても静かな いい時間が過ごせました。 さらに、友達のアキさんが個展をやってらっしゃったFALLへ。 パッチワークという新作の器が、とっても魅力的。 それから三月の羊へ。(ちょうどお休みでした) さらにさらに 道に迷いながら ぶらぶら。 ウィンナー&ハム専門店などをのぞいて、 いよいよ晩御飯の時間。 やっと予約がとれて楽しみにしていた『たべごと屋 のらぼう』に。 路地裏にある、小さなお店。 御主人の明峯さん&スタッフのみなさんが笑顔で迎えてくださる。 明峯さん、飄々とした、なんともいい雰囲気。 この人がつくる料理は、ぜったい美味しいだろうな、 と確信できる物腰&手をしてらっしゃいます。 すべてを詳細に語りたいくらい美味しかったのだけど、文字制限にひっかかるし、 そんなに美食語彙を持たないので、ざっくりご紹介。 くいしんぼさんには、写真だけでも、きっと伝わりますよね? お味はもちろんのこと、器や草花のあしらいまで…本当に素晴らしかったです。 今、想い出しても うっとりしてしまうほど。。。 まずは、つきだし 柿と春菊の白和え (干し柿も入っていて、超濃厚。ベビ蔵もおかわりをせがむほど) 野菜マリネ(ゴボウが特によい!) 鯛の湯引き (美しい。美味しい。 お皿の底にはメガネの藍絵が…ツボでした) ゆり根と椎茸と銀杏のかぶら蒸し (冬の寒さが味を引き立ててくれる、あつあつの一品) 名物のサラダ (美味すぎて、黙々と食べてしまった。) 牡蛎とゴボウの炊き込み御飯 (香ばしい冬のごちそう) んもぅ どれも美味しすぎて言葉を失うほど。 お料理はキリリと緊張感がありますが、 店内は 適度にゆる~い雰囲気なので、 チビ連れでもゆったり食事を愉しむ事ができました。 ありがたや。 鮮度の良い食材が 丁寧に料理されている、いい店。 絶妙のあんばいっていうのを、ひと皿ごとに実感しました。 「のらぼう」は、季節ごとに訪れたい店。 もうちょっと近所だったら、毎月でもいいなぁ^^♪ 1日でこれだけのハードコースをぐるぐる散策… どーでもいいことを話しながら、歩く・迷う・歩く あ~ 心底 愉しかった。。。 一緒に楽しんでくれた旦那&ベビ蔵よ、ごくろう! また、行きたいぞ 西荻! ていうか、住みたい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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