半・鉢植えゴーヤ
みなさん、こんにちは、お元気ですか?本日は、秋晴れ、晴天です。我が家のゴーヤを、お隣さんの駐車場から、撮りました。まだ、真夏のように、青々してますでしょ?このゴーヤ、実は、鉢植えなんです。正確には、半・鉢植え・・・鉢に植えて、半分、地面に鉢ごと埋まっています。鉢は8号鉢、直径は、3センチ×8号で、24センチです。この鉢から、最初のような写真のようなツルが、こんもり伸びているんです。鉢植えで、このボリューム・・・すごいでしょ?実はこの方法は、新しい農業技術の応用なのですが、実際、ゴーヤの根は地面に伸びているはずです。つまり、鉢だけでは、ここまで大きくならないんです。しかし、あえて鉢を使うことで、肥料の拡散を防ぎ、ほぼ、100%近い肥料を、有効活用できるんです。しかも、水分は、鉢と地面と両方からとれますので、鉢以上に植物は成虫する事ができます。通常肥料は、土中に拡散してしまい、植物が利用できるのは約10%と、言われています。水分も、同じです。つまり、せっかくの肥料を、水をやることで、土中深く流してしまい、植物が利用することができないのです。水や肥料を、有効的に植物に与えるには、植物が使った分だけ水や肥料を与えればいいのですが、それを実行するには、数分間おきに、数CCという水やりをしなくてはなりません。植物に24時間、つきっきりになってしまいますので、常識的には無理な方法です。そこで、有機肥料を溶かした水をやる方法をご紹介しましたが、これでも、水や肥料の利用率は、50%くらいと思います。そこで、鉢を使うことで、肥料の拡散を防ぎ、水分不足にならないよう、鉢ごと少し地面に埋めてみたのです。この方法は、かなりいいように思います。狭い都市農業では、密植が可能になり、植物同士の干渉も防げます。肥料の利用率が、かなり高いので、成長に合わせて、成長期には窒素を多めに、実生期にはリン酸を多めにするなど、こまめな管理も可能です。土作りも楽なので、連作障害も防ぐことができます。リフォームで、多くの植物がダメになってしまいましたが、今年は、ゴーヤだけは、充分に楽しめました。今は、再び窒素を増やし、新芽を出させています。いつまでゴーヤが続くでしょうか?農業も、新時代を迎えています。