パラレル・ワールド
みなさん、こんばんは。朝晩も涼しくなり、快適な睡眠の日々ですが,今日は、そんな「夢」の話なんです。さて、みなさん「パラレル・ワールド」ってご存じでしょうか?「パラレル」・・日本語に訳しますと「平行」となります。つまり、「平行・世界」SF小説の世界なんですが、私たちが生きている世界は3次元空間。縦・横・高さの3つの次元なんです。それに、時間というもう一つの次元を加えますと、4次元になります。SFの世界では、私たちが今生きている世界と平行に、数分後、数分前の空間があるとか考えられております。私たちが生きている世界と、常に平行に数分前、数分後の世界が存在する。例えていえば、ホテルの部屋のように、時間という壁で仕切られて、すぐ隣の左右に数分後と数分前の部屋が無数に存在する。それが、「パラレル・ワールド」なんです。そんな、ある日の夢の話なんですが・・・私の夢には、しょっちゅう、芸能人の誰かがでてくるんですよ。それが、昨晩は、「吉高由里子」さんだったんです。何故かは、わかりませんが、私と吉高さんは、銀行のATMにいたんです。吉高さんは、振り込みをする予定でした。しかし、ATMを操作しているうちに、手数料を忘れてきたというのです。例えばですが、60万円を振り込みたいのに、現金が60万円ぴったりしかなく、手数料の数百円が、足りないというのです。さて、困りました。そこで、吉高さんは、未来の自分に電話をかけちゃうんです。パラレル・ワールドなら、数分後の自分も、現金を持って銀行にきているはずなので、数分後の自分に、お金を借りようというわけです。数分後の自分は、さらに次の数分後の自分からお金を借りれば大丈夫、と考えたのです。 「もしもし、数分前の私だけど、ちょっとお願いがあって、千円ほど貸して欲しいのよ・・」交渉成立。数分後の彼女は、時間の壁を越えて、お金を持ってきてくれることになりました。 めでたし、めでたし・・・数分後の、パラレル・ワールドの彼女が、数分前の彼女に次々と1000円ずつ持ってきてくれれば、大丈夫。 ??? ???じゃ、ないんですよ。自分を起点とした、吉高由里子は、1000円の借金でOK。でも、隣の次元の吉高由里子は、私らに1000円貸してしまうと、持ち金は59万9000円。必要なお金は、60万円プラス手数料約1000円ですから、なんと、2000円マイナスになってしまいます。 と、言うことは・・・隣の吉高由里子は、2000円の借金をしなくてはならず、隣の隣の吉高由里子は3000円のマイナスに増えていってしまいます。みなさん、わかります?これでは、次元が進むたびに、1000円ずつ借金が増えてしまい、60回先の吉高由里子は、60万1000円借りなくてはならず、もともと60万円しか持っていないパラレル・ワールドが壊れてしまいます。そこで、私は大慌て。すかさず、横にいる吉高さんに1000円を渡し、数分後の自分に携帯電話ですよ。 「もしもし」 「おまえ、誰よ?」 「数分前の、俺だよ」 「まじですか?」 「まじなんですよ」 「信じられない」 「今さ、吉高由里子と銀行にいるでしょ?」 「そうだけれど、なんでそんなこと知っているの?」 「数分前の俺も、吉高由里子と銀行にいるからだよ・・」 「信じられない??」 「それがさ、振り込みの手数料が足りなくて・・・」数分後の自分に、事情を説明し、吉高さんに、数分前の吉高さんから電話がかかってくるから、お金は貸さないように・・という説明をするのですが・・・ 「遅い、実は、さっき、吉高さんは、誰かにお金を貸しにいってしまったけど・・」 「ええ? おそかった? じゃぁ、お前は、さらに数分後の俺に、このことを伝えて欲しい、じゃないと、この世界が壊れてしまうんだ。俺は、数分後の吉高由里子と数分前の吉高由里子が出会わないようになんとかするから・・おまえも、次の世界の吉高由里子と、おまえの世界の吉高由里子を会わせないように気をつけて欲しい。」同一時間上に、異次元の人間が同時に存在してはいけない。なーんて、心配しながら、焦っている夢だったんですよ。寝ながら、吉高さんを守り、パラレル・ワールドを守り、時間と次元の壁を越えて連絡を取り合い、空間の秩序を守るために一生懸命活躍しておりました。こんな夢を見るので、シナリオがかけるんですね。結構、夢をヒントに、ドラマの台本や小小説などを書いたりしてます。今は、マスコミにいませんけど、アイディアは常にわいてくるようです。寝ながら、疲れてしまいました(笑)