ディア・ハンター
冒頭は、1時間近くもの喜びと幸福に満ちた結婚式のシーン。一転、悲惨な戦争の姿に変わり、そこで行われるロシアン・ルーレットの残酷さ。そして、帰還後のそれぞれが歩む人生。どのシーンひとつとっても、美しく迫力のある映像と演出の凄さにこころが圧倒された。終わったあとは、感動が重く身体にのしかかってきて、しばらく金縛りにあったように動くことができなかった。そして、その後何日間かは、ず~~~と、この映画のことについて考えていた。この映画は、戦争を題材にしているけれど、見つめているのは人間自身だ。人間の重さや深さを、これほどまでに表現できるなんて・・・「自分という人間の中には、まだまだ自分の知らないものがたくさん潜んでいるに違いないと実感させてくれた映画」(宮村優子)間違いなく、私にとってNO.1の映画!!!こうして書いていて、この素晴らしさを言葉で表すことの限界を感じている。この映画で、ロバート・デ・ニーロが何度か言う言葉。“One shot is what it’s all about”この瞬間がそのときは全てなんだ。かけがいのないこの人生。この瞬間は、もう2度と来ない。一瞬、一瞬を全てだと思って、生きていかないとね!私にとって、生涯の親友であるこの映画が、そう教えてくれました♪ *送料を含めると上の2点が最もお得でした♪