対決!日本の常識対中国の常識!祝、Kプロ初の成約!
写真は、上海の浦東地区のホテルでお客さんと打合せが終わった後、近くの地下鉄の駅(上海科技館駅)に向かう途中、何気なく撮影した写真です。 それにしても上海のビルは、どれもこれも個性的ですよね? 「さあどうだ~!俺が一番だあ~、すごいだろう?」と自己主張してるように見えませんか? ところで、最近、なぜか円安ドル高です! 今日時点で、120円/US$弱でした。困ったものです!と言っても仕方ありませんが! 円安ドル高ってことは、円安人民元高にほぼ等しいです。中国人民元とUS$はほぼリンクしているからです。 中国国内ビジネスで人民元をベースで契約した仕事は、まるっきり影響なしですが、日本企業さんと日本円で契約した仕事は大打撃です。 半年前に日本円で契約した仕事、今、入金され、人民元に換金すると、ずいぶん目減りした気分で寂しいです。 為替リスクっていうやつですね!当然、頭では理解していましたが、会社設立後、初めて実感しました。 先日の人民元2%切り上げは、実質的な影響はほとんど感じませんでしたが、現在の円安ドル高はひしひしと感じてます!はい! 今日のニュースでは、120円/US$は、到達点ではなく、通過点。120円台半ばまでは‥‥‥と言ってました。 とは言っても、まだまだウチはスモールビジネスなので、金額的に考えれば、大した影響ではありませんね!そのうち、「日本円が1円安くなって、○千万円損したなあ!」と笑いながら言ってみたいです(笑)! さて、今日は、1ヶ月半前に始動したKプロジェクトの成果のひとつ、ある案件の商談で、日本の常識と中国の常識の壮絶な対決場面に遭遇しました。 発注者である日本企業と受注者である中国企業、契約の考え方に大きなギャップが発生!両者の間に立つ私は、いつものように悩みました。残念ながら、詳しくは書けませんが、日本企業さんの考え方は典型的な日本式の考え方です!もちろん、私はよく理解できます。 しかし、もう一方の受注者側の中国企業さんの考えは、合理的かつ理屈にあった考え方!言わば対等な契約です。しかも日本の商習慣をある程度は理解し、妥協してくれています。 こういう場面には、頻繁に遭遇します。特に今回は典型的!見事なほどのギャップでした。どちらも正解です。でもどちらかがさらに妥協しないと前に進みません。「せっかくここまで漕ぎ着けたのだから、何とか契約を成立させたい」と心の中で叫んでいました。 私は、日本のお客さんに、時間をかけて、よ~く説明するしかないと考えました。日本のお客さんは、日本のやり方が正しいと考えているはずです。人間誰しも自分が過去経験してきたことを基準に考えるので、これも当然です。 しかし、客観的に考えると、日本の商習慣は、世界から見ると、とっても特殊な世界だと思います。私は、いつも「商取引は対等な関係で行うべき」と考えています。これを何とかお客さんに理解して欲しいと思い、私は、お客さんに怒鳴られるのを覚悟の上で、とくとくと説明しました。 するとお客さんは、「なるほどね!有難うございます!いや、実はあまり経験がないので、こういうことを教えて頂けると助かります。」と言ってくれました。 やりました~! これでKプロジェクト始動後、初の成約です! 早速、日本側のパートナーであるKさんへもE-Mailで報告!すぐに「おめでとうございます!」の返信がありました。 成約金額はとっても小さいのですが、これは大きな大きな第一歩! 何事も最初の一歩に大きなエネルギーが必要ですね! これを契機にとんとん拍子で成約件数が増加することを願います! 頑張りますよ~! いつも皆様からパワーを頂いてます!有難うございます。これからも上海で日夜奮闘します! ワンクリック応援、宜しくお願いします! 中国ビジネスにご興味のある方は、メールマガジン「中国オフショア開発最前線」も宜しくお願いします!