ばにくるもぐたん

[本について] カテゴリの記事

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  『大人の小論文教室』　山田ズーニーさん

  おなじみ『ほぼ日』サイトのコンテンツのひとつが書籍化されました。『大人の小論文教室』と言っても、「小論文」の書き方のノウハウということではありません。「自分を表現する」ということが大きなテーマで他人との関わり方や自分の在り方なんかを考えさせてくれるエッセイです。ズーニーさんの言う事は私にとってすごく「的を得ている」ことばかりで気軽に読めるけれど、時に胸がつまって涙がでそうになることもある。また一から人生やりなおしたくなる、でも今からでもぜんぜん遅くないなとなんだかとても前向きに忘れていた気持ちも思い出させてくれるようなエッセーばかりです。たいての「正論」には辟易してしまって、はいはいわかりました・・・なんて言ってしまいたくなるものですが、ズーニーさんのエッセイはもっともっと読みたくなる。心の奥にくすぶっていたものに形を与えてくれる。そんな「正論」です。それはズーニーさんの体験から得た思いばかりが書かれているからかも。若い頃に苦労して、失敗して、もがいてそして「わかった」ことばかりだからかも。今読んでも全然遅くないけど、もっと若い頃に知っていたかった。なので、自分の子供達にも読んでもらいたい。きっと「渦中の」若者たちにも伝わるはず。

  2006.02.26

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• 新たに増えた雑用。でも（　＾▽＾）

  何足ものわらじを履いてるもぐもぐなのですが、最近また雑用が増えました。以前の日記でもちょろっと触れた事がありますが、我が家の古本尋常じゃなく増え続けてもうほんとにどうしようよう～～～ほんとはいっそ古本屋でもやりたいくらいなんですが、お父さんにはまだまだ働いてもらわないといけないし、免許とるのも近頃はけっこううるさいし・・なんて思っていたら楽友のBさんにとっても良いことを教えてもらいました。ネットの本屋さんでは有名なAma●nで売る事ができるんです。そういえば、以前新刊で購入したものを何冊か売ったりまた、他の人のUSEDのものを買ったりした事もあったんです。でも、古本を売ることまで頭がまわりませんでした。(^-^;億劫がらずに登録さえしておけば、ちょっとしたお小遣いにもなりそうです。ということで、先月の23日に初めて1５冊ほど登録。するとあらあら・・驚く無かれ、なんと毎日コンスタントに1冊以上売れるんですよ！！売れるとなると面白くなってくるもんで、近頃は夫婦でせっせと登録を始めました。昨日と今日は6冊ずつも発送。発送については一応WEBショップのノウハウがあるので、それほど悩まずにすんでます。なにしろあちこちから収入を絶たれ、ますます苦しいもぐもぐ家の財政。これはちょっと新しい展開になりそうです。今までゴミの山だった古本たちが一躍宝の山に！！良い情報を教えていただいて、Bさんにはほんとに感謝です！！" °･:,｡★＼( ´_ゝ`)♪ありがとう♪(´ι _` )/★,｡･:･° "まあ、そんなわけで午前中は発送作業。夜は登録と、なかなか日記書いてる暇がなかったのでした・・・とほほ・・

  2006.02.04

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  よしなが『大奥』

  『大奥』よしながふみなんの予備知識もなく購入。よしなが作品にはずれは無いはず、しかし題材が大奥！？いったいこの人が女だけのドロドロをどうやって捌くのか？と興味津々でしたが、読み始めて・・(〃^∇^)o_彡☆あははははっなるほどそうきたか！ネタばれでも良い？？舞台は江戸でもそこは架空のパラレルワールド男にしか感染しない得体のしれない疫病によって男性人口が激減した江戸。将軍様も女。なので「大奥」はもちろん男。男は子種のために存在するという。。 ---- ここでふと、マーガレット・アトウッドの『侍女の物語』を思い出してしまった。設定はまったくの逆ではあるけれど。。男は体が弱いので（？）労働力もすべて女性が担うようになり、将軍職も女なのになぜか価値観は前時代のまま（女名とともに男名を持ち公的な場では男名を使う、外国人に会うときには男の振りをするなど）男前女将軍吉宗がそんな前時代的価値観に疑問を覚えつつ大奥直し？を図ります。１巻では終わりの方でようやく動きを感じるところで終わってしまいますが微妙にフェミニズムな匂いを感じつつこれからの展開は大いに期待できそう。ボーイズラブ出身のよしながふみさん。その人間観察のすばらしさは、ただの色物作家で終わらない。まさに面目躍如たる作品では？それにしても、よしなが作品では定番となった男前の女性と繊細デリケートな男性。ここに人間の本質をみたり。。という感じです。前評判の高さもあり、書店では売り切り状態らしいです。ブックオフで半額ゲットできのは超ラッキーでした♪

  2005.11.06

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  『瑠璃の契り』北森鴻

  秋はミステリー。ということで、北森鴻さんです。北森作品は古美術だの民俗学だのがテーマの背景にあってそれがお話しに深みを与えています。『瑠璃の契り』は旗師・冬狐堂シリーズの最新刊？だと思います。旗師というのは、店舗を持たない骨董屋のことです。主人公は女性の旗師骨董をめぐって様々な事件や人間模様が描かれます。ついでに骨董についての薀蓄も。昨今ブームの「お宝・・」についての皮肉もちょっぴり。まあ、お宝にはまったく縁の無いもぐ家ではありますが、ふ～～んむ。。などと、もしもの時のことを考えて薀蓄ためたりしてね。

  2005.09.24

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• 寝る前に布団の中で読む

  よほど眠いとき以外は布団に入ってから、少し本を読みます。たいていは、2～3ページでうとうと・・軽いほうがよいので、文庫本にするんですけど開いてすぐに眠くなるので、ばさっと落としてしまうんですね。で、びっくりして目が覚めて、またちょっと読んでって・・でも、せいぜい2～3ページでダウン。それが本格的にダウンする前って本の続きを夢で見るんですよ。夢といっても完全に寝る前ですので、自分じゃ起きてるつもりなの。で、うとうとしかけて読んでる続きを「読んでるつもり」でふっと我に返って、ありゃ？？と本をみると内容はもちろん全然違うんです。わかりにくい？？なんかとっても面白い現象です。(^^)寝る前に選ぶ本はあんまり面白いものすると逆に眠れなくなるので差しさわりのないエッセーみたいなものとか、軽めの本を選びます。昨日はよしもとばななさんの王国（その1）いえ、これが面白くないというのではなくて物語がゆるゆると進むので催眠本としては丁度いい感じ。ほんとはもうちょっと読みたかったし、読み進められると思っていたのに何ページも読まないうちに勝手に物語作ってました。(f^^)＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊夏というとなぜか、なが～～～い漫画を一気読みしたくなります。今読んでるのは、彼方から（第1巻）普通の女子高生がある日突然異次元の世界に取り込まれ、その世界では重要な役割を負わされる。。みたいなまあ、例によってというか、ありがちなストーリーですが。（笑）古いもので読んだこと無いものを探してます。

  2005.08.24

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  王様タイプ？参謀タイプ？

  小屋番さんのお勧めで順調に読み進めています。『五王戦国志』「三国志」のファンタジー版といったところでしょうか。もぐもぐごのみの美男美女ばかりでてきます。(o￣ー￣o) ムフたまに思うことがあるんですが、王様タイプか家来というか下で働くタイプかというと自分はどちらだと思います？私はぜったい参謀タイプだと思うんですよね～トップにたつような親分タイプではない。でも、たぶん2番手においといてもらえれば、けっこういい知恵だしまっせてな感じ。（笑）自分としても単なる一兵卒じゃつまらないから、絶対王様の近辺ちょろちょろしたい。('-'*)フフ王のように組織の上に立つような人はあまり瑣末なことに拘らないで全体を見れるようじゃないと勤まらないし、度胸と決断力がないといけない。そしてなにより、適材適所で上手に人を使えないといけない。私はこれが苦手ですねえ。度胸もないけど、人を動かすより、自分が動いちゃったほうが楽。それにけっこうあれこれ画策するのは好きかも・・現実に戦争ということになったら絶対嫌なんだけど、こういう国とり合戦みたいな話好きなんです。。あ、もうひとつの憧れのポジションは強い王の寵姫。これいいわあ・・(f^^)

  2005.07.11

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• 『屍鬼』4巻

  む～～ん。そう、毎日毎日家事をそっちのけにできないのですが・・今日は、いつものお仕事が臨時休業だったので午後はまたしてもまったり～～としてしまった。…_|￣|○ほんとは掃除しなくちゃいけないの。日曜日に保険屋さんがくるんだって。父さんの保険を更新するのです。今までは死亡保障の大きなものだったのが、子供たちも大きくなったので今度は介護に重点をおいたものに変えることに。（笑）いや、笑い事じゃないです。父さんはなんとなく不満そうだったけどｗｗでも、確かにこれからはポックリ死んじゃったときのことよりも、寝込まれた時のほうが困るのです。。。。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊さて、『屍鬼』全5巻ですが（文庫）今4巻の途中です。う～～む。相変わらず日が暮れてくると戸締りを怠りなくしているもぐもぐです。怖いです・・ホラー小説ってあんまり読んだことなかったんだけど、ほんとはあんまり体質に合わないかも。(T.T)なんか精神的に落ち込んできちゃいました。。。怖いんです。ちょっとネタばれになっちゃうんですが、はっきり言って登場してくる●●●（屍鬼ですね）は字面だけでは怖いものじゃないと思います。でも、なんでこんなに怖いんだろう、と今日はふと考えちゃいました。「悲しみ」なんですよね。存在の悲しみ。「異端」であることの悲しみ。そして、「異端」の存在はきっと小野不由美さんにとって一貫したテーマなのかなと思いました。だから、十二国記の続きを書くことができないのかなとふっと思いました。物語はまだオチが見えてきません。小野さんはこの先、「異端者」をどう生かしていくのかしら？どうやって収束させるのか。とっても興味深いです。読み終わったときにどうか、腑に落ちる感が残りますように。そうしないと、ず～～っと怖さをひきずることになりかねないのでね・・・

  2005.05.27

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• 『屍鬼』小野不由美さん

  【楽天ブックス】屍鬼（1）/　小野不由美さんこわ～～い。夕飯そっちのけで読んでまつ・・・　今3巻物語は佳境に入ってきまちた・・・　((((o゜▽゜)o))) ドキドキ外は暗くなってきたけど、みんな遅いからまだいいかあ・・と本に集中していたら『わんっ！』ぎゃ！！！(((( ;ﾟдﾟ)))ｱﾜﾜﾜﾜは、墓掘り返しているところでそれはやめてくれええ～～バニたんはお腹が空いたらしいです。ご飯の入れ物（？）の前で恨めしそうにこちらをみてました・・・はいはい・・一時中断します。人間のご飯のしたくもします。あ！戸締りしないと～～～((((；ﾟДﾟ)))感想はのちほど。読み終わってからね。それにしても、小野不由美さんはお話作りが上手です。

  2005.05.25

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  「当事者主権」・中西正司/上野千鶴子

  「当事者主権」中西正司/上野千鶴子「当事者主権」とは何やら難しい言葉のようですが、つまり高齢者・障害者・女性や子供と言った社会的な弱者が必要なニーズを必要な本人が当然の権利として自分の意志でサービスを受けることができる権利というもので、たとえば今まで「介護」は、受ける本人にとっては、「ありがとう」「すみません」と頭を下げて「恩恵」を受けるだけのとても不自由なものでしかなく、その「介護」が自分にとってあまり都合の良くないものであっても、「要求」できる状況にはなかったわけです。介護者と被介護者の間はまったく対等ではなく、被介護者は不自由な生活にあまんじながらなお、卑屈でいなければならなかった。著者の中西さんはその状況にうんざりし、そして考え付いたのが「ボランティアに頼ることはやめて、有料の介助者を使うことにしよう。資本主義社会の論理を逆手にとって、障害者が雇用主になって、介助者の雇用と解雇権利持つ。～　そうすることで、社会から無視されることなく、対等な人間関係のなかで、責任ある介助が権利として得られる道が開かれる」というものでした。私は今、幸いにも介護も被介護もまったく関係の無い生活を送ることでできています。でも、現実は７０過ぎ８０過ぎの老両親４人が健在でいるわけで、ほんとにごく近い将来まったくの自分の問題として考える日がやってくるわけです。それから、もちろん自分の老後のこともあるわけで、老後と言わずいつ何時被介護者の立場になるかわからないのですよね。実際、近所に住む４歳違いの友達が２年ほど前に突然脳出血により半身不随になってしまいました。それまではＰＴＡや、地域でリーダーになるほどの人でしたから、そりゃもう、本人も周りも大変なショックを受けたのです。ボランティアは学校の授業に組み入れられるようになり、子供たちも介護の体験をする機会を得られるようになったわけですが、ある知り合いが「学校でボランティア体験をする子の中には、内申点をあげたいために参加する子もいる。そういう気持ちで介助を受けたくないし、参加するべきではない」ということを言いました。確かに一理ありますし、気持ちもわかります。ただ、私は少し考え方が違いました。動機はどうであれ、体験することは必要です。何がきっかけになるか分からないからです。それに、実際被介助者にとって、第三者の助けは必要なのですから。常々思っていたのですが、「福祉」というのはもっと「ビジネス」になっても良いのではないか？そう考えるのは私が非障害者だからでしょうか？半信半疑でいたところに、中西さんが答えをくれたような気がしました。お金が介在するとどうも人間関係が冷めたような気がすると先の彼女は言うかもしれませんが、現実の介護はそんな生ぬるいものではないはずです。そして、そんな悲惨な現実はほとんど家族に老人介護は嫁に負担がかかってきたのです。たぶん、介助されるほうも、愛する家族が自分のために苦しむ姿を見たいはずが無い。みんなの負担が軽くなるなら、第三者に正当に報酬を払ってサービスを受ける方が良いに決まっています。しかし、それには大変な経費がかかる。そこで、介護保険や支援金制度ができたわけで、制度的にはまだまだ問題点が多いものの、大変ありがたいことです。たとえば、こういうサービスが子育てにも利用できればと本書では提案しています。もっともですよね。昔のように地域に子育てのプロのようなおばさんがたくさんいて、お節介をやいてくれることがなくなってしまったのですから、こういうサービスが利用できて、どんどん第三者が介入してくることによってワーキングマザーのみならず、閉塞感から育児ノイローゼで虐待なんてケースもぐっと減るでしょう。さて、、女性学では第一線で活躍されてきた上野千鶴子先生ですが、近ごろはご自分の老後に興味が移られたようで、こういった活動を精力的にされているようです。上野先生のフェミニズムは、女性や子供など弱者が弱者のままでいて何が悪い？という考え方ですので、すごく共感できます。女性がなぜ、男性と同じようにならなければならないのか？声高に叫んで男性のように振舞わないと生きにくいなんて変です。マイノリティーがマイノリティーのままで人間らしく生きられるように社会を変えていくのが正しい道でしょう。でも、上野先生～先日テレビで拝見したお姿がなんだかすごく年取ったように感じられたんですけど～～まだまだ老けてしまうには早すぎるよ～～～

  2005.04.11

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• 畠中恵さん

  よしっ！なんと「しゃばけ」の続編ともいうべき「ぬしさまへ」「ねこのばば」あ～んど、「ゆめつげ」までも図書館で発見！！！QQやたっ！「ぬしさま」も「ねこのばば」も短編集ながら、裏話的な話で楽しかった。さて、なんでこんなにはまっちゃったのかな？と思ったらプロフィールを見て納得した。そもそも畠中恵さんとはどうやら同年代。しかも、もともと漫画家だったらしい。なるほど。お話の設定が少女漫画にありがちなのです。まず、主人公の若旦那。体が超弱くて、幾度となく死にかけている。それでもこれがすごく切れもので優しい美少年。そして、その若旦那をしっかりガードする二人の手代。この手代は妖なんだけど、これまた美形ときている。こりゃたまらんでしょう。('-'*)フフ（でもこういうのって少女漫画好きにしかわからない感覚かもしれないね。）文体はすごく平易で読みやすいものの、お話作りがすごくうまい。それでも、もと漫画家とかいうことできっと評価もさがるんだろうなあ。「畠中恵」でググッてみると、ヒットするブログはたいてい漫画好きさんのサイト。なかにはその他にとりあげているものとして「百鬼夜行抄」なんかもちらほらとあったりして。嵌るタイプは似ているようです。次は梨木果歩さんの「家持忌憚」あたりかな？＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ところで私の読書傾向ですが、そもそもは外国文学、それもアメリカ文学がすごくすきだったんですよ。父親が読書家で、誕生日のプレゼントといえば必ず本だったような幼少時代。好きだったのはリンドグレーンや、トールキンのホビットシリーズ。中学ではヘッセにはまり、高校・大学ではフィッツゼラルドにはまり・・「砂の惑星」とかブラッドベリなんかも大好きだった。でもね、私じつは国文学とか史学ではちょっと名の知れた大学出身。しかも高校もその付属校。もともと「国語」は好きだったんだけど、ほんとは、「古文」とか「歴史」って大嫌いだったんだよぉ～～～～～　(^^;;つい何年か前までは本を選ぶときも外国文学選んでたし、ポールオースターなんか大好きだし。それが近ごろなぜか、歴史ものとかごっつ好きになってん。。なぜ？？？やっぱり年のせいなんでしょうか・・・・

  2005.02.19

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  寒かった・・　　「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」 夢枕獏

  今年一番の寒さ？？朝からずっと寒かった～～なので、今日はシチュー前の日記でも書いたようにシチューだけど、パンではなくご飯。で、他のおかずは「温泉玉子」「ししゃも」・・・なんじゃそりゃ？？（笑）ばらばらな感じで、しかもどっちかというと和風じゃないの～でも、いいの。とりあえず栄養的にはバランス良いんじゃない？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇　◇　◇やっと借りられた！（＠図書館）夢枕獏さんの「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」もうず～～～と待ってたんだから。。貸し出しの時に返却日など書かれたレシートのようなものをくれるんだけど、帰ってきて本を開くと中から前に借りていた人のその「レシートのようなもの」がなんと3枚もでてきた。それを見るとこの人この1冊をなんと11月から借りてる！！ず～～っと延滞しているじゃん！！“(`(エ)´)ノ彡☆ プンプン!!読めないならさっさと返せ～～さて。。沙門空海唐の国にて鬼と宴す（巻ノ1） ( 著者： 夢枕獏 | 出版社： 徳間書店 )こちらはもちろんとっても面白いです。(^-^)陰陽師に通じる面白さがあります。陰陽師の方は私は漫画で楽しんだんですけどね。なので沙門空海・・のほうも何気に岡野玲子さんの絵を思い浮かべながら読んでます。(^-^)

  2005.01.12

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  オリエントつながり・・

  天は赤い河のほとり・篠原千絵さん私は小説も漫画もなが～～いのが好きなんです。で、これもなが～～いので読んでみました。この人はやっぱり「王家・・」に影響受けたのかしら？設定がまったく同じなんだよう～でも、さすがにこっちの方がずっと読みやすい。主人公がオリエントの人たちとは思えないほどお醤油顔だから。（笑）それにしてもこの手の話ってやっぱり少女漫画の王道なんだろうなあ。・なんでもない普通の女の子の私。それがある日王子様に見初められて。。もちろん、王子様は他の姫君には目もくれません。・今まで隠れていた才能が異世界にいくことによって開花する。・登場人物がみんな美しい。（加えて、平凡だったはずの自分もなぜか美しく変身する）・少女向け？ソフトポルノ。。(-_-#)だって、美しい王子様とのめくるめく愛の日々・・とかなんとかちゃちゃを入れとりますが、文句をいいながらも徐々にどきどきしながら読んでる自分がいたのでした。（おいっおばちゃんっ！）（うるさいっ！おばちゃんは王子様とお姫様がけっこう好きなんだいっ）

  2004.09.16

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  昔の漫画に凝ってますPART２

  王家の紋章・細川智栄子さん昔はまったく読む気がしなかったのに、なぜかすっごいはまってしまった・・(^^;;誰かの書評で「ジェットコースターに乗った後のような疲労感」とあったけど、まさにその表現は正しい。もう、次から次へと畳み掛けるように事件が起きる。わかっちゃいるのに引き込まれる。「だから言わんこっちゃない」と毎ページごとに突っ込まなければいけない。というか、突っ込みどころは一つの台詞ごとにあるといえるかも。絵もはげしい。すごい。登場人物みんな一生懸命。1巻読むとへとへとになるから、「もうこれでやめよう。。。48巻も読みきれない。。」と思うのに、気がつくとまた読んでいる。というありさま。ようするに中毒。手に取ったら行くところまで行くしかない。。なんとまだ連載中。

  2004.09.15

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  昔の漫画に凝ってます

  娘が夏休みの間中二人で漫画をむさぼり読んだ。ばか親子です。昔の名作をBOOK　OFFでまとめ買いの一気読みしてます。今はこれ　↓オルフェウスの窓/池田理代子さん昔の漫画っておもしろい昔より、今の方が面白く感じるから不思議。。しかし、毎日忙しいとぼやきつつ暇な日は午後をこうやって潰すのって。。やっぱりばか・・

  2004.09.14

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  じゃあ、納戸の本は片付いたのか？

  納戸の本棚　・　もちろん床には平積みの山 寝室に平積みされる本の山 ベッドの頭の上に積まれた本の山　・・・・　地震の時にはまず間違いなく頭か顔面を直撃。　でも死に切れるほどの傷にはなりそうもないという最悪の状態になりそうだね（笑）ちなみに私の頭の上には置いていません。(￣ー￣)＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊その後、本の整理は完結したのか？というお便りをいただきました。ごめんなさい。。上の写真のとおりです。廊下に出された文庫本ですが、あいたスペースに詰められた単行本は山を減らすほどにはいたりませんでした。(´;ェ;`)ウゥ・・・私はどっちかというと、読みたい本だけ買うなり借りるなりして、寧ろ読み捨てにしちゃいたいタイプなんだけど。男って収集癖があるのかなあ～世の中のコレクターも男の人が多いよねえ。仮に集めるという行為には目をつぶるとしても、それなりにちゃんと整理しろ～～～～～～～～～～っ　(｀×´) プンプン!!＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊今回のオリンピックでは北島選手が胸の日の丸を掴んで手を上げる仕草をしたのが話題になってる。他の選手も縁起担ぎで真似をしてるらしい。昨日の鈴木啓治選手も胸の日の丸を掴んでた。サッカーの国際試合で君が代を歌うのはサントス選手だけ。そしてワールドカップやオリンピックの時だけにわかナショナリストと化す私。。。普段は天皇制や君が代・日の丸に対して漠然と疑問を感じつつも・・だ。でも、その疑問ってごく漠然としたものでしかなく、はっきり説明できるものではない。うちの娘はなぜ悪いのかわからないとはっきり言う。そして日本が大好き。親の世代が若いときに受けたようなアメリカ文化からの影響というものがまったく理解できない。（もちろん今のアメリカのやり方は●●●）そこでここのところの一番の関心事である「ナショナリズム」についてヒントをあたえてくれそうな江藤淳氏「閉ざされた言語空間」・　櫻井よしこ氏「眞相箱の呪縛を解く」を読み始めた。考えがまとまってきたらまた書きます。。。

  2004.08.21

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  焼き餃子　・　今日は本を整理する

  大人4人でこれだけ食べます(￣ー￣)全員で包むので、形がまちまち。　　他にスープしか作らないので、ひたすら餃子だけ食べまくる。（笑）``````````````````````````````＠みなままさんのまねしたわけじゃないけれど、今日は文庫本の整理をするため、ラックを買いに行った。うちは二人とも休みには必ず古本屋めぐりをする。それでもって、父さんの趣味は古本を集めること！！！なので、本の数がものすごい約６畳の納戸と寝室まで本が山積みとなっている。最近では、枕元というか頭の上にも積まれているので、危ないということもあるけど、なにせ物が古本。微妙にほこりくさいんだあ～～～～～くしゃみ鼻水を連発してしまうこともある。( >ε

  2004.08.16

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  画像・鰻巻き　最近の小説について　←　関連はありません(^^;;

  鰻が半切れ余ったので、鰻巻き。**********26日付　朝日新聞　「文芸時評」島田雅彦氏最近の小説って全然読まない。読む気も起きない。読んでないからあれこれ言えないけど、な～んか想像できちゃうので敢えて手に取る気になれない。なんでかな～自分が年取ったからかな～でも、同じくらいの年齢の人も最近流行の小説スタイルで書いてるんだよな～(*_*)全然共感できないんだよぅ～この人ずっと小説書いてきて、ほんとにこういうので満足してるの？？そりゃ売れればいいのかもしれないけど・・・こんな私のハテナに、なるほどと納得できる答えが見つかった。島田氏の文章は好きだ。好きだから書いてる内容も疑うことなく納得しちゃう(*^^*ゞ（それはどうかと思うけど）現代の作家は「ストーリーテーリングの技を磨いたり、量産に努めたりする方が割がいい」ので「執筆マシーンと化して」いるという。「内面や『私』を掘り下げる」ことなく「自我の一切を情報化」しようとする。そして「情報伝達のスピードを上げる」ために「会話を多用し、メールそっくりの文面スタイルを選んでいる。」と評する。なるほど。私は「小説」と名づけられた、「情報」を与えられているだけなんだよ。「情報」をあげるから、それから先は自分でなんとかしてね！てなもんだ。これじゃあ「共感」出来るはずがない。「・・・・」の部分やページにやたらに空きが多いのもうなづける。そして、そんな「情報」を並べただけのお気楽な小説ならばちょっと器用ならだれでも作ることができる。そしてどんなスタイルも装うことができる。真似したい作品・作家を「情報化」して組み立て直せばいいことだから。なので、何を読んでも同じ印象しか持てない。気持ちの深いところにズンっと落ちてこない。作家の生の言葉じゃないからね。島田氏は更に言う。「今後注目すべきは彼らがいつ、どのように今までの作風を捨てるかである。」「人畜無害のラブ・アンド・ピースの躁状態から世界の崩壊を引き受ける創造的鬱状態に向かわせるべく」作家の「背中を押してやりたい。」模倣ではない自分の中に抱え込んだ「崩壊」をさらけ出して、その先を見せてくれる文学を期待します。。。家の前にあった町営住宅が建て直しのもとに取り壊され後には近代的なバリアフリーの団地が建った。町内でももっとも古い福祉住宅だったので家賃も安く、一人暮らしの老人ばかりが住んでいた。老人ばかりになる前は子供たちもたくさんいた。まさに「路地」だった。そこでは誇張でなく「物語」もあったし、私の家は道を挟んで「対岸」にあったのだけれど、その「物語」を脇役のように見ることもできた。そんなことも一昔前・・・日本中でこういうことおきてるよね。いろいろなところで「平均化」が行われていて、あらゆるものが「情報化」され垂れ流されていて。でも、こんな「不自然」は絶対続かない。さて、もう始まっている「崩壊」は私も傍観していちゃいけないか？ありゃ？今日は真面目に書いちゃった・・照れます。

  2004.07.29

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