クレーン倒壊事故
気になったのは、情報の出方である。知りたいことは、人によって異なるだろうが、事故に巻き込まれた方の身元を知りたい!知人かもしれない???しかし、個人情報秘匿重視の時代であるから、この情報が、もっとも遅れて知らされる。致し方のないことである。最大限、「ひっそり」が尊重される時代である。さて、次には、原因が気になる。・クレーンの能力は?・オペレーターの経験は?・対象物の重さ・形状は?・クレーンの設置状況は?・気象は?しかし、これらの情報が、なかなか出てこない。出て来ても不確かな雰囲気を伴っている。本来、正しく現場管理されていれば、施工会社から、即、報道発表されて然るべき内容である。それが、出ない?であるならば、ずさんな工事が疑われる。なぜなら、管理が不十分であることを、白状している。一方、事故が起こりやすくなっている環境もある。・ビル風など、気象が不安定・工事現場が狭い・工事期間が短い・コスト削減を強いられる・熟練技術者の不足ゆえに、この事故の確かな状況は、事故防止対策につながる。今も、似たような現場があるかもしれない。というわけで、藻緯羅は、出歩くときは、工事現場に注意している。特に、上と下。 上は、落下物とクレーン等 下は、マンホールなどの穴選択の余地がある時は、多少、面倒でも反対側を、歩くことにしている。今回のような事故に巻き込まれる確率を、下げる為である。確率と言えば、今年は当らない!