オミクロンが全然"かぜ"じゃないコロナ病棟
この日記のタイトルは、そのまま、日経メディカル電子版2月8日付記事↓のタイトルである。 medical.nikkeibp...202202...「全然カゼじゃない」、看護師の発言である。看護師の印象は、往々にして医師より正鵠を射ていることがある。一体全体、オミクロンは風邪並みなのか?否か?今もって、藻緯羅にはエビデンス情報がない。この記事によれば、「最も肺炎が多かったと感じたのはアルファ株第4波」「デルタ株第5波もそれなりに肺炎の頻度が高かった」「オミクロン株第6波は、過去最大数」ここでいう肺炎は”中程度”のようである。現在のコロナ病棟の現場は、中程度より重い肺炎の治療に追われているようである。ところで、アルファ...、デルタ、オミクロンなる命名は、ギリシャ文字のアルファベットである。ギリシャ文字は,数学などを記述するのに慣用的に使われている。アルファ、ベーター、ガンマ、デルタ、ゼータ,イータ,シータ,イオタ,カッパ,ラムダ,ミューニュー,クサイ,オミクロンパイ,ロー,シグマ(正確な順序を失念したのでwikiで)[アルファ、ベーター、ガンマ]は、順序を意識して使われることが多いから使用したのだろう。[デルタ]は慣用的には、特殊に使われる、特別なものという感じである。[オミクロン]も同様である。[デルタ]で、デルタ関数を思い浮かべる技術者は多いだろう。特別な位置以外では、ゼロとして扱う関数である。[オミクロン]も、数学などでは特別な役割を担っている。割り算をするときはゼロでないとして扱って、計算を進めてゆき、都合の良いときにゼロとして無視して、最終結果を得るという場面で使われることが多い。量子力学は、このような数式変換を重ねて結論をひねり出している。慣用的ではないからと、途中を飛ばしてしまったのかもしれないが、「オミクロン」を選んだのは、「当初はゼロとして扱わないけど、最終的にはゼロとして扱う」という意を込めて命名したのだろうか?[楽天市場]【ふるさと納税】沖縄県竹富町