カテゴリ:名画のアート リーディング
先日のお絵描き講座で、画面いっぱいに、たくさんの「ある形」を、描いた人が居ました。
その形とは、花びらのような、そんな形でした。 とうぜん画面は抽象的なものとなったわけですが、そのような絵の場合、手掛かりを求めるためには、そこに描かれているものをエネルギーに変換してみる、というのも、リーディングの一つの方法だと思われます。 純粋なエネルギーに変換して、サーチしてみたり。感じてみたり。 また、その変換されたエネルギーから、連想されるものを探ってみたり、という方法をとることもできます。 ですが、それと同時に、その形態の象徴解釈も、正確にして行く必要性があります。 この象徴解釈をして行くためには、象徴図形に対する知識も必要になって来ますので、この勉強はずっと続けてゆくことになります。 でも、不思議なことに、そういうお勉強のステップは、必要なことは、ぱっと手元が照らされるように、出現して行きます。 なので、子どもの頃に学校でさせれられたような、嫌々ながらの詰め込みのお勉強とは、まったく違って、とても不思議で楽しいです。 今回の、この、花びらのような形も、私にとっては、そういった手元がぱっと照らされる感じの、不思議なステップが展開していまして、そこでわかったことを、ここに書いてみます。 そのお絵描き講座の、別の参加者の方が、この形は、ライダーウエイト版の絵柄の中に描かれていた、と話されていたことがきっかけになりまして、この形の謎の扉は、開かれて行きました。 こちらの、18.月のカードに描かれている、黄色い花びらのような形が、それです。 このかたちは、ヘブライ文字の「ヨド」であると、『タロットバイブル』レイチェル・ポラック、著 朝日新聞出版 2012年 には、書かれていることに、気がつきました。 このヨドは、ライダーウエイト版では、他に、16.塔にも、描かれています。 ソードの1にも、描かれています。 この『タロットバイブル』によりますと、「ヨドが意味するのは、純粋なエネルギー」(p.139)とのことです。 このヨドの形を描かれた方の、絵を、エネルギー変換して、サーチしたり感じたりした時も、この「純粋なエネルギー」は、見出すことができました。 絵画分析をして行くうえで、「純粋エネルギーに変換して行く方法」と、「象徴解釈の普遍性をたどる方法」と、この両方の柱の合致は、とても大切だと思いました。 そして、この二つの柱の合致の大切さは、「タロットと向かい合って行く時」にも、そのまま当てはめることができると思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.08.06 16:53:23
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