ももりん

[田舎のエピソード] カテゴリの記事

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• 雪？

  天気予報ではそろそろ雪が降り始める時間ですがまだ降っていません。予報は局によって違い、数センチ～20センチまでいろいろな予測値が出ています。主人は今夜は神戸の予定でした。しかし、急遽変更になり今夜は帰ってくることになりました。次男は明日冬季野外教室から帰ってきます。もし、雪が積もって主人がいなかったら駅まで迎えに行けません。もう少しで前泊＆後泊になるところでした。私は明日長男の高校へ行く予定です。でも、天気予報を見て雪なら行かないと連絡を取りました。北国に比べたら雪の量も回数も問題にならないと思います。ただ、その分慣れていないために少しの雪でも影響は大きいです。早く雪の心配をしなくて済む季節になって欲しいです。

  2005年02月18日

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• 雪でした

  天気予報では雪がちらつく程度で積もらないといっていたのに今朝起きてみたらしっかり積もっていました。ふきのとうが出て、花粉も飛び始めているから春が近いのかと思ったのですが、まだ春には程遠いようです。積もったといっても地面が白くなった程度だったので陽がさし始めたらいつの間にか消えてしまいました。また、雪かきをするのかと思ったのですが、消えてヤレヤレです。早く雪の心配をしない季節になってほしい･･･

  2005年02月13日

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• ふきのとう

  今朝、何気なく庭を見たらふきのとうが出ていました。まだ小ぶりですが両手に一杯ほどありました。早速アク抜きをしました。このまま冷めるのを待って蕗味噌にします。我が家の作り方はとても簡単です。鍋に水と洗ったふきのとうを入れてキッチンペーパーで中蓋をして火にかけます。沸騰したら火を止めてそのまま冷まします。鍋から出して軽く水洗いした後にふきのとうの痛んだ部分を除いて水気を絞ります。ふきのとうをまな板の上で叩くようにしてみじん切りにします。鍋に水少量と出しの素少々、ふきのとうと同量（見た目のかさ）の味噌を入れて火にかけて味噌をとかしてふきのとうを入れます。あとは水分がなくなるまで焦げないように混ぜるだけです。油で炒める家もありますが、採りたてのふきのとうならこれだけで十分です。炒めるとどうしても油っこくなるのでうちでは炒めません。子供は絶対に食べませんし、私も子供の頃は食べませんでした。やはりこれは大人の味なのでしょうか。

  2005年02月12日

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• また雪！

  天気予報では夜半から明け方にかけて雪の可能性があるとのことでした。朝起きたら薄っすらと白くなっていました。これ位なら問題ないと主人は長男を連れてジムニーで出かけました。雪はなかなか止みません。次男を送っていく9時を過ぎても降っています。5cm位は積もったでしょうか。車の雪を払って出かけました。我が家は高台にあるために坂を降らなければならないのですが、坂のカーブの部分はほとんど積もっていなかったのでそのまま出かけました。峠を越えたら景色が一変しました。あまり積もっていないのです。うちの集落は標高が高いのでこういうことはよくあります。次男を送った帰りです。高台にある我が家へ続く登り坂･･･登り口の部分の雪がやや深い･･･やはりスリップしました。コース取りを変えてチャレンジ！何とか登れました。（ホッ）結局雪が止んだのは10時過ぎで、それから坂の登り口の雪かきをしました。他の人はほとんどが4WDなので問題なく登れるのですが、私の車はFFなので登れなくなるんです。4WDにしようかとも思うのですが、今の車は小回りが効くので気に入っています。当分はFFで頑張ろう･･･

  2005年01月26日

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• スリップ

  今朝10時過ぎスーパーが開くのを待って買い物に行きました。そのスーパーの出入り口は坂になっています。坂を上るとき歩行者がいました。右に膨らんで行こうかとも思いましたが、ある程度上らないと上から来る対向車が見えないので歩行者の後ろをゆっくり登っていきました。それがいけなかったのでしょうか。もう少しで上りきるというところでタイヤが空転し始めました。後ろの車はそれを見て下で待機しています。一旦バックしようかとも思いましたが車がスリップしながらでもゆっくり前進していたのでそのまま上りました。降りるときは反対車線を通ったので気づかなかったのですが、その坂の一部がまだ凍っていたようです。今回は何もなかったからいいけど次からは雪のときは平面駐車場のほうにします。上りきってから左折したときに屋根の雪が溶けたのでしょう。バサッとかたまりで落ちました。かなりの音がしたので少々焦りました。雪の後は本当は運転したくないのですがそういうわけにもいきません。やはり基本は安全運転ですよね。

  2005年01月18日

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• 雪かき

  昨日から今朝にかけて雪が降ったので雪かきをしました。ここは高台にあり、道路は水平ではありません。雪を路肩に寄せるとき高いほうに寄せると天気のいい日に道路のほうへ雪解け水が流れてきて、それが次の日の朝そのまま凍ります。だから路肩に寄せるときは側溝のふたの上に納まるように寄せます。天気のいい日に路肩の雪を少しずつ崩して陽が当たっている道路へ撒くと早く消えます。今日は途中で雨に変わったので雨で溶けると思った人がいたようです。朝、路肩へ寄せた雪が道路のほうへ撒いてあります。しかし、今日は日差しがない上に撒いた場所が下りのコーナーだったので、主人がそれを集めて別な場所へ移動させました。しばらくするとまた別の場所の雪が撒いてありました。また主人が移動させました。しばらくするとまた別の場所の雪が撒いてありました。また主人が移動させました。その後また撒いてあるのを見て主人はあきらめました。雪かきに対しても人それぞれのようです。今回の雪はかなり水っぽいので明日の朝が恐いです。明日の朝は子供を送っていくのを主人のジムニーにまかせることにしました。天気予報では明日は晴れるそうです。昼の間に溶けてくれるといいのですが･･･

  2005年01月16日

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• 明日は大雪？

  天気予報で明日は大雪になるかもしれないと言っています。明日は午前と午後別々の予定が入っています。もし出かけたとしたら、場合によっては帰れなくなります。明日の朝の様子を見なければわかりませんが、明日になって取りやめにすると他の人に迷惑がかかります。いろいろ考えた末、すべてキャンセルしました。予報では都心の積雪は2cm程度だとのことでそれくらいなら問題はありません。しかし、山の中に住んでいると都心とは比べようにありません。幸いにも明日の約束をしていた友人たちはこちらの事情をわかっているので、全員気持ちよく延期の申し出を聞いてくれました。思いやりのある友人たちに感謝です。

  2005年01月14日

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• 受水槽ー続きー

  今朝K君から電話が来ました。以前故障したときに頼んだ業者を地方にいるお母さんが思い出したと･･･昨日は覚えていないと言っていたのですが、一晩考えて思い出したそうです。早速連絡したら夕方業者の人が来てくれることになったそうです。主人に連絡して早退しなくてもいいと伝えました。夕方K君から連絡があり、見に行くと作業中でした。しかし、長男が駅に着いたと連絡してきたので迎えに行きました。戻ってみるとすでに作業が終わっていました。昨日は1時間以上かかって直らなかったのに･･･料金は6,700円と良心的でした。昨日の業者はいったい何だったんだろう？悪徳業者っていうのでしょうか。電話帳に堂々と広告を載せているのに･･･私が行ったときは作業を始めてから時間がたっていたので、こういう作業をしましたと言われれば反論できなかったのですが、あまりにも高過ぎる･･･

  2005年01月12日

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• 受水槽

  この地区は県の水道が通ってなくて簡易水道です。水圧が弱いため高台にある我が家とその周りの家は受水槽があります。近所の家はご主人の転勤に伴い家を空き家にして地方に住んでいます。その家の長男が大学生となり空き家にしていた家に住んでいます。冬休みが終わり地方から戻ってきたその家の長男のK君が、昨日の夕方我が家に来ました。「水が出ないので水をください。多分ポンプが凍っているとおもうから」見に行こうかと言ったら「去年も同じだったから大丈夫です。」今日の朝、K君が六角レンチを借りにきました。お湯をかけただけではダメだったからモーターも強制的に回すと･･･これは取説にも書いてあることなので工具を貸しました。夜、電話が来てどうしてもモーターが回らなかったから業者を呼んだけど、どうも業者の言うことが変だから来て欲しいとのことでした。K君の家に行って業者の話を聞いたらあまり専門知識を持っているとは思えず、修理というよりもそのまま作業を続けたら壊されそうな気がしました。業者は電話帳で調べた水まわりレスキューの人でした。これ以上作業をすると料金が加算されるというのでそこで中止してもらいました。しかし、42,000円ボッタくられました。主人に連絡したら帰ってから見ると言うのでK君に夜遅くなるけど待つようにと言い一旦帰りました。主人が帰ってきてからK君の家に行きました。主人が見た限りではモーターに錆がかんでいるから、バラさないと治らないということでした。時間は夜の12時を過ぎ、気温はマイナス5度･･･週末ならともかくモーターを分解し始めるには条件が悪すぎました。主人は次の日早退してきてバラすからと言い引き上げました。続きは明日の日記で･･･

  2005年01月11日

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• 雪

  今日、実家から帰ってきました。本当は昼頃の新幹線にしたかったのですが、昨日みどりの窓口で聞いたところ今日の分は8:18しか残っていないと言われました。しかたがないので早起きして帰ってきました。実家の近くは雪がバリバリに凍ってバス停までいつもの倍の時間がかかりました。東京は雪は残っていませんでした。しかし、家に近づくにしたがって車窓から見える景色が変ってきました。最寄り駅の周りはまだ雪が残っていました。駐車場にも雪が残っていました。しかし、お天気がよく時間もお昼近くだったのでかなり溶けていてスリップはしませんでした。家から駅までのルートは2通りあるのですが、主人の情報によると山道のほうが除雪が行き届いているということでした。橋の上は一部アイスバーンでしたが、直線部分なのでさほど問題にはならず、山道も路肩は凍っていましたが、問題なく走れました。明日から次男はバイトで8日から長男の学校が始まります。冬休みももうじき終わりです。来週になればまたいつもの平和なときが戻ってきます。本格的に学校が始まるまでに雪が消えればいいなあと思います。

  2005年01月04日

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• 道路工事

  今近所で道路工事をしています。これは今までの簡易水道から県営水道に変えるための工事です。ここの簡易水道は（他の簡易水道は知りませんが）雨が降ると水が濁ります。地下水をくみ上げて使っているのですが、夏は水が出なくなったり、近くで直下型の地震があると水脈が変ったりして安定しません。また、水道管の直径が細いために水圧も低く高台の家は入水槽が必要です。消毒はしているという話ですが、残留塩素は検出されません。地下水だからおいしい水なのですが、衛生面では少し不安があります。私としては早く県水にして欲しいのですが、水道代が1.5倍になるそうです。当然県水に反対している人もいます。気持ちがわからないではないのですが、雨の後の濁り方を見るとやはり早く県水にして欲しいです。

  2004年12月25日

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• クリスマスの飾り

  我が家でクリスマスツリーを飾らなくなって何年になるのでしょうか。多分、屋根裏でほこりをかぶっているのでしょう。クリスマスが近いせいか近所の電飾が日に日に派手になっていきます。派手に飾っている家には必ず小学生がいます。街灯もまばらな田舎ですから電飾は目立ちます。毎年競い合ってグレードアップしているようです。夜9時～12時の間に消す家がほとんどですが、中には一晩中点いている家もあります。峠を越えたとたんに視界がキラキラします。人事ながら12月の電気代を心配してしまいました。

  2004年12月21日

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• 凍結注意

  山道のあちこちに「凍結注意」の看板が立ち始めました。いつもの年ならもうスタッドレスに変えているのですが今年はまだ変えていません。今までフランスの○シュランと決めていたのですが、モデルが変ったとかで、それなら手に入り易い国産にしようと主人が言い出しました。私はタイヤのことはわからないのですべて主人にまかせています。スタッドレスは大体2年に一回買い換えているのですが、前のは3年使ったので今年は使えません。今年変えるというのはわかっていたはずなのに、今頃になってどれがいいか商品研究を始めました。私は大雪のときは乗らないから別に何でもいいのですが、主人はこだわり始めるとキリがないのです。「お～い、何でもいいから早く変えてよ～！」

  2004年12月13日

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• スギ花粉

  昨日のニュースによると今年に比べて来年の花粉の飛散量が多いそうです。今年の夏は暑かったので昨年の約30倍だとか･･･あらためて杉の木を見ました。たしかにつぼみがたくさん着いていました。長男と二人で戦々恐々としています。早めに甜茶を飲み始めようかな･･･気のせいかもしれないけど、飲むと少し楽になる気がします。効かないという人もいますが、ないよりはマシかと･･･それとヨーグルトですね。何とか乗り切らないと･･･花粉が多いので少し飛び始めていると言っていました。それを聞いた途端に鼻がムズムズしてきました。

  2004年12月03日

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• 寒っ！

  寒気団が来ているようで、寒くなりました。昨日と今朝と2日続けて車の窓が凍っていました。駅へ行く途中の道に電光掲示板があり、温度が表示されるのですが、昨日の朝7時頃は1度でした。もう12月だというのに今年はまだタイヤを履き替えていません。早く変えないと雪が降ったら身動きできなくなります。早めに変えないと･･･昨年のスタッドレスは磨り減っていて使えないので今年は新しくしないと･･･何かと物入りな年末です。

  2004年12月01日

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• 今夜はおでん！

  最近野菜が高くて献立に困っています。寒い日は鍋物やおでんにしたいのですが、高すぎます。先日四分の一カットの白菜が148円しました。とても鍋などできません。ところが近所の人が沢山採れたからといって白菜、長ネギ、大根を持ってきてくれました。今夜は大根たっぷりのおでんにします。明日か明後日は鍋にします。こういうときは田舎でよかったと思います。

  2004年11月19日

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• 洗濯物

  最近、野鳥がよく来ます。生物は専門外なので鳥の名前はよくわかりませんが、都会からバードウォッチングに来る人もいるので珍しい鳥もいるのかもしれません。しかし、我が家にとっては害鳥です。庭の木の実を食べに着て、ベランダや軒先にとまります。また私の車を置いてあるところにはハナミズキの枝がはりだしているので、ハナミズキの枝にとまりつつ実を食べます。それだけならいいのですが、落し物もします。車は汚れるし、洗濯物は外に干せません。1月末～4月はスギ花粉、4月～7月は隣の家の軒先のツバメの落し物、そして10月～は野鳥の落し物･･･したがって、洗濯物はほとんど部屋干しです。除湿機はかかせません。ベランダに屋根をつければいいのでしょうが、大雪のときに近所のベランダの屋根は押しつぶされました。何の心配もなく洗濯物を外に干したいです。

  2004年11月17日

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• キツネ

  今日息子を迎えに行った帰り道でキツネを見ました。タヌキに比べて個体数が少ないので見かける事はあまりありません。草むらから急に飛び出してきたので急ブレーキを踏んでしまいました。最初は犬か猫だと思ったのですが反対側の草むらに入る前、一瞬立ち止まってこちらを見ました。シャープな顔のライン、独特の毛色、そして極め付きはあの太い尻尾！紛れも無くキツネでした。タヌキやいのししと同じように山にエサがないのでしょうか。この辺は田舎と言っても地元の人が車で走ります。対向車も少ないのでかなりのスピードで走ります。事故などなければいいのですが･･･これも台風の置き土産でしょう。

  2004年11月08日

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• 携帯電話

  今日、次男を駅まで送る途中で信号待ちをしているとき、携帯で話をしながら角を曲がってくる車を見ました。今月から罰金刑になるというのにです。確かにこういう田舎では都会のような大々的な取り締まりはありませんが、まだこういう人がいるのかと思うと情けないです。私は携帯は必ず持って出かけますし、運転中に電話がかかることもあります。でも今まで出たことはありません。というよりも出られません。カーブの多い坂道で、ハンドルを常に右か左に切っている状態でカーブの形や傾斜によってギアチェンジをするマニュアル車に乗ってます。両手がふさがっていて電話には出られません。その都度ハザードを点けて路肩によって停車します。ときにはすぐに止まれずに電話が切れることもまりますが、そのときは着信履歴を見てこちらからかけなおします。運転しながら電話する人はオートマ車なのでしょうか。マニュアル車のせいか私が不器用なのかわかりませんができません。オートマ車だとしてもほとんどヘアピンカーブのようなところを片手でハンドルを切るのは難しいと思います。前から携帯で話をしながら運転している人を見ると危ないと思っていました。法律が変わってそういうことをする人はいなくなるかと思ったのですが、やはり守らない人はいるのですね。ちょっと悲しいです。

  2004年11月06日

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• ムササビ

  数年前になります。ちょうど洗濯物を干しているときに近所の人が外で何か叫んでいました。そこへ別の人が来てまた何か言っています。見ると黒っぽい小動物がうごめいていました。「ムササビ」と言うのが聞こえたのでとっさに古いバスタオルを持って外へ行きました。先に来ていた人たちも私も動物は好きなのですが、さすがに野生の動物の扱いはわかりません。道路の真ん中にいるのはマズイと思い一人がエプロンで道路の端へ追いやりました。思い切ってバスタオルで包むようにして押さえてみたら、上手い具合に捕らえることができました。でも、どうしていいかわかりません。取りあえず木に戻そうということになり、そばの杉の木にそうっと近づけました。木につかまったまったと思い手を離したらそのままズルズルと地面に落ちてしまいました。「えっ、どうしよう」とただ見ているだけしかできませんでしたが、しばらくすると自分で木を登り、やがて繁みの中に消えました。そのあとの会話です。「今のってムササビ？ももんが？」「ムササビは両手足を広げると座布団大で、ももんがはハンカチ大って聞いたよ」「今のはハンカチ大だよね」「じゃあ、ももんが？」近所のおじいちゃんに聞いたらその木には昔からムササビが住んでいるそうです。ということはムササビの子供だったのでしょう。そういえば数年前の夜、庭に薬味の青じそを取りに出たとき、うちのベランダのあたりからバサバサっと座布団大のものが飛んでいったのを見たことがあります。しかし、ムササビの子供とももんがの大人はどうやって見分けるのでしょう。大きさが違うだけでなくはっきりとした違いがあるような気がしますがわかりません。捕まえたときに見たのですが目がくりっとしていて色は猫の「ロシアンブルー」を濃くした感じで爪が太くて長くて鋭かったです。やはり素手では捕まえられないと思いました。このところ、夜道でタヌキをよく見かけます。昨夜はムササビのいる木の下にいました。それを見てムササビを思い出したのですが、いのししやタヌキが出てくるというのはよほど山にエサがないのでしょう。彼らが無事に冬を過ごせればいいのですが･･･

  2004年11月05日

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• 凍ってる･･･

  今朝、6時半頃主人と長男が出かけるときです。先に主人がエンジンかけてると言って外へでました。その後私と長男が外へ出るとジャリジャリという音が聞こえます。見ると主人が凍ったフロントガラスを削っていました･･･昨夜主人が帰ってくるとき、途中の道の表示板が5℃だったと言ってました。今朝は冷えるなあとも思いました。でも、まだ10月なのに･･･ここは冷えるので冬はフロントがカチンカチンに凍ってます。だから、それを削る道具（プラスティックの板状のもの）は必需品です。以前は風呂の残り湯をかけたりしましたが、それだとまた凍るので、削ることにしています。本当は古い毛布などをかけておけばいいのですが、風で飛ばされたりするので何もかけていません。会社に行ってそのことを話しても誰も信じてくれないそうです。凍りを解かすスプレーなどもありますが、塗装を痛めそうなのと、フロンガスの問題などで今は使っていません。いつもと同じ電車に乗るためには2～3分早く用意をしなければなりません。スタッドレスタイヤに履き替えるのをいつにしようか、考えないと･･･今年はタイヤを買い換えなきゃ･･･はぁ～･･･気が重いです･･･

  2004年10月29日

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• 台風23号

  今日のニュースで台風23号が発生したと言っていました。西北に進んだあと北東に進路を変えて日本列島を直撃しそうな予想図です。22号で崩れた道路の土砂は取り除かれましたが、雨が降ればまた崩れるかもしれません。先ほどは出雲で地震があったとか･･･日本は大丈夫なのでしょうか？地球が病んでいる？人間は自然の中では無力だということが身に沁みます。

  2004年10月13日

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• 台風22号--その後--

  台風は昨夜のうちに通り過ぎ、防災無線では通行止め解除の連絡があり、TVでは昨日運休していたJRも朝から通常運転をしていると言っていました。今日は次男がテニスの試合のために朝早くに家をでることになっていました。道路に何が落ちているかわからないからと思い早めに家を出ました。駅まで行くには2つのルートがあるのですが、いつもの道を行くと突然通行止めの標識が･･･しかたがないのでUターンして別のルートで駅へ向かいました。早めに出て本当によかった！通行止めのところへ行く少し前にトラックとすれ違いました。地元の工務店のトラックで荷台には土砂や木の根っこが積んでありました。それを見てどこかが崩れたなとは思いましたが、通行止めとは思いませんでした。雨が降れば小さな土砂崩れは珍しくありません。土砂が道をふさいでも、この辺の人は四駆に乗っていることが多いので土砂を乗り越えて行きます。四駆が何台か通れば普通車も通れるようになります。通行止めになるというのは土砂の量が多いのでしょうか。私たちの地区にとっては大事な生活道路なので、早く復旧して欲しいです。

  2004年10月10日

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• 台風22号

  台風が近づいています。今年は台風の当たり年と言われながら、関東直撃はありませんでした。でも22号は来るみたいですね。今日、高校の役員会が予定されていましたが、昨夜のうちに延期となりました。次男はバイトの予定でしたが、マネージャーに休んでいいと言われたそうです。行きは電車があるけど、夕方に一番接近するそうなので、多分帰れなくなると思います。帰れなくなったら、私の友人に無理を言って次男を泊めてもらおうかと思っていたのでホッとしました。防災無線によると国道と主な県道のほとんどが通行止めになっているようです。この辺の道は連続雨量150～200ミリで通行止めになります。また、町道は通行止めになっていなくても、いつどこで崩れるかわかりません。近所の大学生が目の前で土砂が崩れたとき、「あと10メートル進んでいたら危なかった」と言っていました。昨日のうちに2～3日動けなくてもかまわないように食料と乾電池は買ってきました。あとは裏山が崩れないことを祈りながら台風の通り過ぎるのを待つだけです。

  2004年10月09日

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• お葬式

  近所でお葬式がありました。正直言って同じ組でなくてよかったです。この地のお葬式はみんな自宅で、近所の同じ組の人の手伝いで行なわれます。手伝いで2日間、つぶれます。ここに来て2年目、夜10時半ころ電話で明日朝8時に○○さん家集合と言われました。話を聞くと○○さん家のおばあちゃんが亡くなったと･･･そのとき初めて○○さん家におばあちゃんがいたのを知りました。私たちが来る前から入院していたそうです。そのころはまだ次男が幼稚園児でした。集合時間の前にコンビニでお菓子とカップめんとボンカレーを買い、お米をといで夕飯の時間にタイマーをかけて、出かけました。子供たちをいつもよりも早く起こして支度をさせました。長男は8時前に家を出るので、次男にはテレビを見て待っているように言い聞かせて･･･次男の幼稚園バスの時間にちょっと抜け出しただけで、ずっと朝から煮物やサラダやおむすびを作っていました。夕方無理を言って抜け出してボンカレーを暖めて2人で食べているように言い聞かせて戻りました。その日の仕事が終わって家に戻ったのは11時過ぎでした。子供たちはテレビをつけたまま眠っていました。2日目は9時過ぎには帰れましたが、とにかく疲れて次の日は子供を送り出してから寝ていました。この地に来て12年半で組内のお葬式が4回ありました。子供が成長してからはかなり楽になりましたし、私自身も手を抜くコツがわかってきたので今はそれほど疲れません。ここではお葬式のときは夫婦で2日間手伝うのが習慣になっています。しかし、サラリーマンがいきなり2日間は休めません。だから、主人は1日だけにしてもらっています。地元の家はほとんどが3世代同居なので、子供が小さいときでもおばあちゃんかお嫁さんのどちらかが出るだけなのであまり困らないようです。核家族のよそ者のことなどはまるで考えていないようです。地区の行事もお正月やお盆に行なわれます。必ず、出席するように言われています。でも、お正月やお盆というのは実家に帰る予定にしていました。他の家は都会に住んでる息子や娘が帰ってくる時期でも、こちらは違うということを理解してもらうまで時間がかかりました。車で5分くらいのところにすんでいる友人はよそ者だからという理由でお祭りにもお葬式にも参加させてもらえないと嘆いていました。私が混ぜてもらえないほうがいいよと言ってうちの実情を話したら、混ぜてもらえなくてよかったと言っていました。地区に馴染むというのは難しいです。出来る範囲で協力は惜しまないつもりでいますが、何から何まで地元の人と同じにはできません。でも住んでいるからには同じにしてもらわないと困ると言われました。もちろん、無理しなくてもいいよと言ってくれる人もいます。でもまだ、少数派です。私たちのライフスタイルをわかってもらうまで、まだまだ時間がかかりそうです。

  2004年10月06日

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• 自然現象

  昨夜は雨でした。台風21号の被害に遭われた地区では2次災害のおそれがあり、捜索活動もままならないとか･･･土砂災害というのは今まであまり関わりのないことだと思っていました。都会では、台風がきても風が強いなぁ、雨が随分とふっているなぁという程度の認識でした。この地に来てから、それが現実のものとなりました。雨が降れば、峠が崩れないかな？電車が止まったら主人が帰って来られなくなる･･･停電したらどうしよう･･･などと、心配になります。それでも、電車が止まっても主人だけなら大人だし、何とかなるだろうと思います。しかし、子供が高校生になって電車で通学するようになってからは本当に心配です。雪が降れば迎えに行けなくなるし、道路が通行止めになることもあるし･･･天気予報を見て天気が下り坂と言えば、まずは買出しです。2～3日家から出られなくても困らない程度の食料品を買い込みます。何があってもニュースの時間に天気予報だけは見ます。この地のように自然が豊かな場所に住んでいると、自然が身近にある分自然の驚異もまた身近にあります。自然のなかで人間がいかに無力か、あらためて感じます。

  2004年10月03日

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• いのしし

  今日、子供を迎えに駅まで行った帰り道、途中の山道でいのししを見ました。カーブを曲がったら、ライトの中にいのししが1頭！大きさから見てメスだなと思った次の瞬間、子供の姿が･･･子連れのいのししは強暴だと聞いているので、暫く停止して様子を見ていたら繁みの中に消えました。昨年見たオスは倍くらいの大きさでした。やはりカーブを曲がった先にいてこちらを仁王立ちで（実際は4本足ですがそういう雰囲気です）こちらを睨んでいました。負けないように睨み返して暫くして谷のほうへ降りていきました。ちょっと恐かったです。牛くらいの大きさで牙がありました。こちらに来たばかりの頃、車でいのししをはねたら車が壊れたという話を聞きました。でも、その肉を獣肉屋に売ったら中古の程度のいい軽が買えたということでした。だから、いのししを見たらブレーキではなくアクセルを踏めと言われました。でも、実際に目の前にいのししが現れたら、とっさにブレーキを踏みます。アクセルなんて踏めるものではありません。主人にいのししがいて急ブレーキを踏んだと言ったら、「なんでアクセル踏まなかったの？」と言われましたが、この地に来て12年になりますが、一度も逢っていないからそう言っているけど、本当に目の前にいのししが現れたら、頭でわかっていてもアクセルなんて踏めません。でも、子供のいのししはかわいかったです。

  2004年09月29日

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• 地区運動会

  地区の運動会がもうじきあります。我が家は子ども会を退会しているので選手決めの集まりには出席しませんでしたが、次男の予定を尋ねるメールがきました。運動部の中学生は試合があるため出られる子が少なく、高校生に声がかかったようです。次男は体育会系のお祭り男ですから、OKしました。当日はお弁当も飲み物も自治会で用意するので、とにかく時間までに来て欲しいということでした。昔、交通の便が悪いこの地区は他に娯楽もなく、地域住民の交流の場だったのでしょう。敬老会のお年寄りも楽しみにしていると聞きます。でもその一方で一度も参加しない人もいます。敬老会のお年よりは皆運動会や演芸大会を楽しみにしている訳ではないと思うのですが、参加しない人は変わり者扱いされています。自分自身を当てはめて考えてみました。多分、参加しないと思います。老人ホームなどでも、ボランティアが音楽や演芸に訪れてお年よりは大喜びでしたというようなニュースを見聞きしますが、やはり参加しないと変わり者あるいは心を開いてくれないということになるのでしょうか。地区の習慣になっている行事をよそ者である私が否定することは出来ませんが、せめて自由意志での参加にしてほしいと思っています。

  2004年09月25日

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• 物々交換

  今日、実家の両親から梨が沢山届きました。私の郷里では果物栽培が盛んなのでいろいろ送ってくれます。とても我が家だけで食べきれないので近所の友達におすそ分けします。この辺りではおじいちゃんやおばあちゃんが畑仕事をやっていて若夫婦は外に働きに行くという家庭が多く、家で食べる野菜のほとんどは自家製です。そういう家庭の友人に果物を届けると「ちょっと、待ってて！」と言って野菜や自家製の漬物を出してきます。有りがたくいただいてきます。時には持って行った量よりももらう量のほうが多いくらいです。地元出身ではない友達は、後日「実家から送ってきたから」と言って魚の干物を届けてくれたりします。スーパーが近くにないため、ちょっとしたものがきれたときに急に買い物は行けないことがあります。そういうときは近所の家に行って、「マヨネーズ少しちょうだい」とか「卵2個ある？」と駆け込みます。「人参1本ある？」「じゃあ、この前の卵のかわりね」などのやりとりもあります。味噌と醤油を交換したり玉葱と小麦粉を交換したりいろいろです。この地にきてから、物々交換が多くなりました。

  2004年09月22日

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• 紅葉狩り

  そろそろ北の方の高い山では紅葉狩りの季節でしょうか。関東地方では真夏日を更新中ですが･･･紅葉狩りかぶどう狩りかわかりませんが、この3連休お出かけになったかたも多いのでしょうね。国道が渋滞していて子供の送り迎えに苦労しました。いつもよりも余裕を持って家を出たのにいつもの電車に間に合いませんでした。また、山道を走りなれないドライバーが渋滞をさけて入り込んできて走りにくかったです。これも観光地に住んでいるからしかたがないとあきらめています。この地に越してくるまでは毎年も紅葉狩りに行っていました。でも、ここに住むようになってからは一度も紅葉狩りに行っていません。行こうという気にならないのです。まあ、毎日紅葉の中を走っているわけで、あらためて何処に行くというのもないんですが･･･この地に住むようになってわかったことがあります。観光地にも普通の人（あまり普通という言葉は好きじゃありません。何を基準として普通なのかがわからないから。でも他に適当な言葉が見つからないのであえて使います。）が住んでいるということ。あたりまえのようですが、自分が遊びに行ったときってその場所すべてが観光地で皆観光客を歓迎しているように思っていました。でも観光地にも観光に関係なく普通の暮らしをしている人々も住んでいるんです。そういう普通の人々にとっては観光客が沢山くるというのは迷惑な場合があるわけです。だから、自分が観光に行くときには気をつけようと思っています。田舎に住んで初めて見えてきたことの一つです。

  2004年09月21日

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• 虫

  昨日の朝、ムカデに遭遇したと思ったら、今日は特大カマキリに遭ってしまいました。庭の草むしりをしていたら、草陰にいた彼（彼女？）と目が合ってしまいました。コオロギにも遭いました。この地の虫はどうも街中のそれよりも大きいのです。それだけ自然が豊かだということですが、虫嫌いの身にはツライです。夏の夜、網戸に何かが当たったような音がしてカーテンをめくるとカブトムシやクワガタが貼りついています。網戸がなければこの地では生きていけません。昔、子供の頃は今ほど網戸が普及していませんでした。ですから、夜になると大きな蛾などが部屋に飛び込んできました。キャーキャー言って暗い部屋に逃げると、父が退治してくれました。夜、窓を開けておけるのも網戸のおかげです。蚊も多く、かなり強烈で刺されたところが水ぶくれになったことが何度もあります。最高で1.5cmくらいの水ぶくれになりました。予想はしていたけど、こんなに虫が多いなんて不動産広告には書いてありませんでした。自然が豊かというのは虫も多いということなんですね。

  2004年09月20日

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• ムカデ

  朝晩は涼しくなったのでそろそろ遭遇することもないだろうと思っていたら、今朝お逢いしました。それも10数センチの立派なヤツに！ここに引っ越してくるまであんな大きなムカデにはお目にかかったことはありません。2～3cmくらいだったら、実家に庭で見たことはありますが…こちらに来た当初、近所の子が夜天井からいきなりムカデが降ってくるというのを聞いてもマサカと思っていました。天井からは降ってきませんが、壁に貼りついていたり、お風呂場にいたり…主人は夜寝ていていきなり噛まれて飛び起きました。私は虫は嫌いです。前に住んでいた団地ではゴキブリに悩まされました。でも、ホウサン団子を置いたら遭遇しなくなりました。ここにはゴキブリはほとんど生息していませんが、かわりにムカデがいるのです。ゴキブリもイヤだけど、ゴキブリは噛まないからムカデよりもマシかも…と思っています。ムシコロリという家の周りに撒く薬品もあるのですが、我が家は近所の猫の遊び場になってるので撒けません。ムカデコロリというスプレーを常時手元に置いています。瞬殺0.8秒と書いてありますが、それよりはかかります。でも、強い見方です。何故、ムカデが家の中にいるのか調べました。まず、家の周りに草があるとよくないというので、徹底的に草むしりをしました。外壁にかかっていた木の枝も切りました。あとは進入経路ですが、夏は網戸だけにしてあるのでどこから入るのかわかりません。でも、ひとつ疑問があります。小さいときに家の中に入って中で成長するのか、それとも大きいヤツが入ってくるのか、どちらなのでしょう。大きいのが入ってくるなら隙間を塞げば何とかなりそうですが、もしも小さいのが入ってきて中で成長するのだとしたら…考えたくありませんが、我が家でムカデを飼育してる？？ゴキブリにホウサン団子がきくように、ムカデにきくものってないのでしょうか？来年の夏に向けてムカデ対策を考えます。

  2004年09月19日

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• 運動会（その2）

  私がすんでいつ所は地区の運動会というのがあります。場所は小学校のグランドです。小学校の運動会というのもありますから春と秋の2回あることになります。小学校区のなかに4つに地区があり、地区の運動会は地区対抗になります。この選手決めを子ども会中心で行なうのです。種目のほとんどはゲームのようなものなのですが、地区対抗リレーの選手決めがいつも難航します。各年代の男女を選ぶのですが、小学生は誰が速いか皆知っているし、小学生は全員参加なので低学年、中学年、高学年のそれぞれ男女1名ずつはすぐに決まります。中学生も誰が速いか知っているので部活のスケジュール確認をしますが、中学の部活は原則として地区の行事優先ということになっており、大事な試合が入っていなければなんとかなります。高校生は子ども会の中に上の子が高校生という人がいるので、これもなんとかなります。問題は20代で、子ども会の親で20代は少なく、上の子が20代というのも少なく、自治会にお願いします。50代と60代以上というのも自治会にお願いします。30代、40代というのは子ども会の親のほとんどなのですが、これが大変なのです。男の人は誰々さん速いからと言われればだいだいOKしてくれるのですが、女の人はそうはいきません。まだ、走ったことないのは誰？から始まり足が速いとか遅いとか関係ないのです。皆一度は走らなくてはいけないと言われて私も出たことがあります。走る前は遅くても大丈夫と言ってても抜かれたりしたら視線が冷たいのです。だったら、速い人が出ればいいのにと思うのですが、どうも、古株の人が新しい人を値踏みしているようなのです。つまり、自分に従順かどうかを走れと言われたときの反応で判断しているのです。子ども会に長くいるといろんな内部のことが見えてきて、1回走っただけで済みましたが何度も走らされる人もいました。要するに大人の"いじめ"です。私が役員を受ける頃には、この古株たちは退会していたので皆で相談してかなり風通しがよくなりました。地区の運動会が終わると地区の集会所で反省会があります。反省会という名の宴会です。宴会というよりも地元の人の同窓会のようなものです。この反省会のために何人かの役員さんは運動会に参加せずに朝から準備をしているのです。3時か4時くらいから始まって夜の12時過ぎまで続くのです。1時間か2時間過ぎたときに中締めがあるので私はそれを待ってて帰るのですが、役員さんの一部は最後まで付き合うそうです。そしてほとんどの人が飲酒運転で家に帰ります。酔いつぶれた場合は奥さんが呼ばれますが、めったにありません。この地に越してきて12年になりますが、皆が平気で飲酒運転をするというのは、はっきり言ってカルチャー・ショックでした。居酒屋やスナックもすべて駐車場完備です。酒を飲みに行くのに車を運転していくというのは、未だに馴染めません。

  2004年09月12日

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