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カテゴリ:クッキング
海外では日本のようには料理ができません。
いつも慣れ親しんだ、材料・調味料がないのです。 ニュージーランド滞在中、料理をしようと思ったとき、 あれがないとできない、ということをたくさん経験した。 それから、気付かされたこと。 料理はもともと好きな方だったが、○○の素にかなり頼っていたということ。 例えば、すき焼きをと思っても、すき焼きのたれをスーパーで買っていたわけ。 そういうものに頼っていて、何から作られているかなど考えてなかったのです。 そのことに気付いて以来、本当の意味での料理というのに、私は目覚めた気がする。 一から作る喜びというものを。 少々おおげさですが…。 今はたっぷり時間があり、一から作るのも、ちっとも苦ではない。 逆に喜びでもあります。 なければ作る!これが海外生活を楽しむコツかもしれません~。 さて、わたくし今、冷凍うどんがとてもとても恋しいのです。 あの光り輝いた、つるつるしこしこしたうどん。 里帰りしたとき、これでもかーというほど食べた代物です。 スイスでも日本食材店で、冷凍うどん買えます。 すんごい高いです。 地元のスーパーに、真空パックのうどんが売っています。 あんまり好きではありません。値段も安くはありません。 日本から持ってきた乾麺。 悪くはないけど、冷凍うどんとは比べられません。 買うことができない、満足いくものがない、 こうなったら、自分でやっちゃうしかないのです。 そう、私はうどんをこねることにしたのですっ! 私が大昔買った麺類全般のレシピが載っている本に、 うどんのこね方が載っていた。 ラクそうやーん。 これが第一印象で、意気揚々やってみた。 結果は… かなり甘く見すぎたようで、 シュペッツリ(ドイツ風すいとん)ができあがった。 切ったところまでは、見かけとってもうどんだったのだが、 切ってから、すぐにゆでなかったので、麺同士がくっついてしまい、 お湯にいれたら、バラけるだろうと思ったが、バラけず、 箸でつんつんしたら、麺自体が切れてしまったのである。 その後、インターネットで調べ、懲りずに再度チャレンジ。 一晩寝かす方法があったので、2日かけることにした。 前回しなかった足踏みもした。 体重をかけすぎてもいけないということなので、軽めに20分踏んだ。 前回より見かけはうどん。いけるかも。 しかし甘かった。 ゆであげても、結構うどんに見えるのに、 そいつは、くっちゃくっちゃ噛まないといけない代物であった。 茹でが足りないのか、こねが足りないのか…。 そして、せっかくの手打ちうどんと思い、ぶっかけで食べたのも 敗因だったかもしれない。 煮込みうどんだったら、おいしく食べれる代物ではあった。 そして本日、3回目のチャレンジをした。 今回も一晩寝かせ、前回よりかなり長く、45分踏んだ。 そして、前回より長めに茹でた。 今回はぶっかけうどんはやめて、温かいうどんにしてみた。 結果は、うーーーん。 悪くはないが、つながったすいとんって感じもする。 もともとの大雑把な性格が出て、かなり太いうどんになってしまい、 つるつるーっとは食べれる代物ではなかった。 ダンナはおいしいと食べてくれたけど。 (左)切った後。一応うどんでしょ。 (中)ゆであがり。ごんぶと以上のごんぶとです。我ながら男らしい切りっぷり。 (右)いただきまーす。前日のナベをわざと残してスープにしたので、見たくれはよくありませんが。 私のなんちゃってうどん職人への道、そんなに簡単なものではないようです。 でも、 くじけず、またすんでー! 次回、乞うご期待!!(多分…。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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