生活団 一人寝の思い出
そういえば、ムスコはやらないと決めたら絶対にやらない奴だったなぁと、ふと思い出しました。ムスコが通っていた幼児生活団では、4才組(年少さん)の11月ころに「一人寝を励む」というのがありました。大半の子が親と一緒に寝ているであろうと思われる中、突然降って湧いてきた「一人寝」一応、子どもたちがそれをやるにあたっての説明というか流れはあります。紙芝居とか、一人寝の歌とか、一人寝ができたらシールを貼る励み表や、あれやこれや。子どもたちがそれぞれに何か決意を新たにして家に帰り、最初の一人寝を励むその夜。ムスコ、必死の抵抗。私も初日で折れてしまってはと和室には行かず茶の間に居座る。ムスコ、絶対に和室に一人では行かず、夜10時を過ぎても私の側にべったり。で、結局私の寝る時間になり、一緒に寝ることにwこの一人寝を励む裏では、子どもに内緒でクリスマスのプレゼントを作るというミッションも課せられていて、正直、早く寝てくれないと作れないじゃないのよ!!なんでこの時期にそんなことをやるのよ!ってのもありました。そんなこんなで、結局ムスコは一人寝はしませんでした。生活団の3年間、時々一人寝を励むミッションが出てきますが、一度もやりませんでした。卒団に向けての励み表でもやりませんでした。ムスコは「僕は絶対に一人寝はしない」と宣言していました。まぁ、そうよね。「♪ 一人で寝る子は 強くなる〜」とか言われてもね…。きっと、ムスコには全然響かなかったんでしょうね。その後小学生になり、引っ越して自分の部屋を持つと、一人で寝るようになりました。(途中で起きて、こっちにくることはありましたけど)やらないと決めたなら、それもまた1つの選択。生活団の先生が言っていたこと。「励み表に全部シールを貼ることが大事なのではないのです。どうして自分がやらなかったのか、それを自分で知ることが大事なのです」「やらない」ってことには、負のイメージがついて回る気がするけど、そればかりではないってことなんだろうな。