強いAIと弱いAI
数か月前、AIが熱病のように話題になってた頃(孫さんが爆笑問題のNHKの番組にのこのこ出てきて新井紀子にぼこぼこにされたりしてた頃)に『それAIじゃないだろ??』『それAIって呼ぶなら炊飯器やエレベータの制御もAIになるよ。あほか。』っていつも思ってて、ついこのあいだ『強いAI』と『弱いAI』って話を読んでやっとなんなのかわかった。 『弱いAI』は人工知能とは呼べないが、AIと呼びたい連中が連呼して普及させただけらしい。とてもくだらないけど、AIと呼びたい連中は『弱いAI』もAIであったほうが都合が良いんだろう。お金の都合なんだろうけどとてもくだらない。 現状で実現可能なAIはおそらく全て『弱いAI』なんだけど、コンピュータの処理速度が上がったおかげで人工知能に見えなくもないモノが出来てるだけなんだろう。それは出来て当然のモノなんだけど馬鹿には世界を変えると思えるらしい。ホント馬鹿だね。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ちなみに、チェスで人間の世界王者に勝利したスーパーコンピュータは当然『弱いAI』に分類されるし、自動運転の分野で使われるものも『弱いAI』。情報処理の速度が上がるといろんなことが出来るってだけの話。チェスの話のついでにいうと、自動運転の分野では10年以上前の技術で(プロのドライバーは違うが)素人レベルのドライバーは自動運転車にジムカーナ的な走行でほぼ勝てなかった。10年以上経ってるので解析出来なかった部分を解析して実装できなかったモノが実装されて今はプロのドライバーと同等か同等以上かもしれない。コンピュータの力は偉大だが、この手の話は当たり前で大騒ぎする話じゃない。表立ってないだけでコンピュータは人間業で出来ないことをこれまでもずっとやってきたんだから。https://minkara.carview.co.jp/userid/360795/blog/29098045/