カテゴリ:音楽
ようやく寒くなってきましたね。
10月の後半は、客先を回ることも多かったし、日中は移動などでバタバタしているとまだすぐに汗ばむことも多い半面、夜に会社を出る頃は冷え込んできているし、で、毎朝ホントに「今日はどんなカッコがいいの?」と相変わらず悩んでおりましたわな。 毎日、結構おもしろみのない日を送っていて、なんとなく自分の内面がからからに乾いているような気がしてしかたがない。 好むと好まざるとに関わらず、べったり会社に漬かっている。 どうも会社に住んでいて、時々、家に帰っているというような状態になっている。 よくない傾向だと自分でも思う。 とにかくこの1年はなんだかよくわからずに必死でやってきたが、これからはもう少し、息をつける場面というのを探してみたい。 自分でいちばんキツいと思うのは、音楽が聴けなくなったことだ。 FMがうまくはいらないし、はいったとしても、やっぱりかかる音楽の種類が少ない。 なんとこの1年の間で買った(聴いた)アルバムというのも、五輪真弓の廉価ベスト版を夏頃に1枚買った以外は先月に3枚まとめて買っただけ。 アメリカン・アイドル5で3位になったエリオット・ヤミンの同名のアルバム。 彼はやっぱりうまい。 彼の歌から、ダニー・ハザウェイも聴こえてくるしスティービー・ワンダーも聴こえてくるが、何より歌に対しての接し方が真摯に感じられる。 真正面からの勝負玉という感じがする。 今だけではない、息の長いシンガーになってもらいたい。 それからジェニファー・ハドソン。 映画「ドリーム・ガールズ」以来、待ち望んでいた1stアルバム。 せっかくアルバムが出て、右肩上がりの勢いの中、先日、血生臭い身内の殺人事件の渦中に巻き込まれてしまったのが本当に気の毒だ。 アルバム自体はなんというか、ちょっとまだまだで(1枚目だからしかたないのかもしれないが)、彼女の持っている力を生かし切れる楽曲のラインナップだとは言えなかったのと、全体の楽曲からくるコンセプトがばらばらな気がした。 彼女は今後、今の最悪の心境から脱することができるのか心配だ。 そして、満を持して出た4枚目。 ウィル・ヤング様。 タイトルは「Let it go」 今のところ、日本での発売の予定はないのではないかと思う。 うーん、やっぱり彼は天才だと思う。 そう言いつつ、実はまだこのアルバムを買ってから、全編通して聴いたのは1回だけ。 はっきりいって、私にはメチャ難しい音で構成された楽曲ばかりのアルバムなのだが、それをやすやすと声に乗せて歌ってしまう彼は、私にとっては大天才だ。 神経を集中し、居住まい正し聴かなければいけないと思ってしまい、その後、まだ2回目を聴けていない段階でそんな大層な評をしていいのかとも思うが、私にとっては「やってくれました」というアルバムである。 3枚目の「Keep on」が私としては、予想していたのとはちょっと違う方向性だったのがショックだったのだが、この4枚目にきて「キターーーっ」という感じなのである。 聴く時間の確保が目下の優先事項である。 この1年、映画館へも一度も足を運んでいないし、先日書いたように本は読めていないし、およそ文化的なエリアからは離れ切ってしまっている現況で、ずいぶんオモシロミのないおばさんになってしまっているんだろうなぁと思う。 仕事のことならバンバン書けることはあるが、その時間もだいいちないし、やはり日本で、東京でそれを書くことには躊躇もある。 今日はまあそういうことでお茶を濁しておこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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