最近、ハマっていること
先週、カトリックの松本教会で、松本キリスト教協議会(MCC)主催の「聖書人形展」が行われました。その人形作家の杉岡広子さんと打ち上げでお話をしていて、紹介されたドラマがありました。 それまで全く知りませんでしたが、「すいか」というドラマで2003年に放映されていたものでした。視聴率は低かったものの、向田邦子賞などを受賞するなど、玄人受けしていたドラマのようで、今でも密かに(?)人気があるようです。 このドラマの脚本は、木皿泉というペンネームを持つ夫妻。古くは「やっぱり猫が好き」の第2シーズンのいくつかを手がけたようですが、比較的新しいところでは「野ブタ。をプロデュース」「セクシーボイスアンドロボ」などが有名です。 その「すいか」は、なかなかいいです。 ハピネス三茶という三軒茶屋にある昔風の下宿(食事付き)が舞台で、今時ないような密な人間関係が描かれています。その中で、名言がたくさんあります。 小林聡美扮する主人公が、腐ってしまったスイカがもったいなくて、その種を土に埋めて、「すいかのお墓」と札を立てました。しばらくして芽が出ているを、ともさかりえ扮するエロ漫画家が発見してこんなセリフを言っています。 「お墓って、終わりかと思ったら、はじまりだったんだ」って。 他、もたいまさこ 市川実日子 浅岡ルリ子 小泉今日子 高橋克実 金子貴俊 白石加代子 片桐はいり など個性的俳優が味を出していて 随所に、はっとさせられるようないい言葉に出会います。ドラマの主たるストーリーと深く関係したものではないように見えるのですが、ドラマ全体にスパイスのように効いている感じです。 これは、DVDも買おうかなって思っています。