木のぬくもり
今回はちょっと素材の話ですみなさんも身近ですよね、「木」見回すと気付くと思いますが、ほんと様々なモノに使われていますもちろん住宅素材としても床・柱・天井、家具にも使われますねなぜ木を使うかというと、軽量、柔らかく加工しやすい、安い・・・実際の所、僕らが素材を選ぶ場合、そんな現実的な基準ではなくやはり、感覚の部分が多いと思います・暖かい 見た目でも暖かく見えますが 触っても金属やコンクリートと比べても熱を伝えにくいので 寒いところでも冷たくなりにくい(雪山で金属触ったら大変だぁ)・柔らかい 凹むことで衝撃を吸収したりする直接の柔らかさもそうですが 金属や樹脂のようにシャープな加工が難しい素材のため 見た目として柔らかく見える(シャープな角が無いということ)・目が落ち着く 曖昧な表現ですが、どうも人間は、完全な単色を見ていると落ち着かないようです 木には木目や個体差での色むらがあり、それが心理的に落ち着かせるといわれてます(真っ白で、なんのテクスチャーも無い壁紙の部屋って居られませんよ!)ちょっと面白い話としてプレハブなどの金属の階段を上り下りする音って、かなり気に障りませんか?逆に木造階段の音はそこまで嫌な音に感じない・・・楽器を見るとわかるのですが、金管楽器と呼ばれるもの以外、ほとんど木でできていますピアノ・ギター・バイオリン・太鼓・・・加工のしやすさも理由ですが、木の響きが必要なわけです木は人の耳に嫌な音を出さないよくスタジオなどでギターをたくさん立てていると思いますが(映像や写真で見たことありません?)あれも、大音量で「良い音?」を楽器に聞かせてその振動を憶えさせるためなんですまた、スピーカーが木で出来ているのもほとんどの楽器が木で出来ているからです(金属楽器専用のスピーカーなら金属で作るといい音になるはずです)ところで映画「2001年宇宙の旅」ではないですが最初の楽器は打楽器といわれてます叩いたのは木なんだろうか?骨なんだろうか?nagoo 本館http://www1.odn.ne.jp/nagoo/index.html