無料ブックカバー第19/20弾 安部公房
毎日毎日暑いですねぇ暑中お見舞い申し上げますってことでA4用紙に印刷するだけのブックカバーうわぁ見返してみたらめちゃくちゃ久しぶりの追加(笑)お詫びも兼ねて今回は2つ第19弾『食糧ビルディング』佐賀町の食糧ビルディングですね02年に惜しまれながら壊されてしまいましたがその前に撮った館内SX-70というポラロイドカメラで撮ったんですが褪せたようなこういう色味がこの建物には似合ってますねって言いながら・・・ぢつはちょっとインチキ(笑)詳しい人にはわかると思いますが右側の逆光写真はMamiya-6で撮ってますSX-70のレンズもフィルムもそこまで性能良くない(爆)ってことでポラフレームにはめ込み合成m( _ _ )mダウンロードはこちらの別館からさて、いつものようにどうせ見えないけどの書籍紹介(笑) 『箱男』新潮文庫 安部公房夏ですねぇ箱にでも入ってみませんか?(笑)安部公房の傑作の1つで実験的な小説段ボール箱を頭から被り、都市を徘徊する男社会から見られずに見る存在になろうとする結局、誰が『箱男』で誰が記述者なのかわかんなくなるしそもそもの抜け出せない世界観も安部公房らしいでも、社会やコミュニケーションを断ちひとりで生きていくことを選んだ・・・云々なんて解説に書いてあるけど違うでしょ!どう考えてもフェチ文学(笑)視覚は無くて触覚だけの 乱歩の『人間椅子』触覚は無いけど視覚全開な『箱男』どっちがフェチ度高いんだろう?ってな話(爆)まぁ、読んでいただきたいのでこのぐらいで・・・今回はもう一つ第20弾『Watching the river flow』♪ Watch the river flow, But I'll sit down on this bank of sand And watch the river flow.同じくダウンロードはこちらの別館からどうせ見えないけど今回はもう一冊書籍紹介(笑)bank of sand 繋がり?いや、安部公房繋がりで・・・ 『砂の女』新潮文庫 安部公房こちらも傑作お得意の不条理な世界虫を捕りに来た男が砂丘を掘った中に建てられた「砂の女」が住む一軒の小屋に招き入れられる毎日砂かきしないと家が埋まってしまうそうそう!勅使河原宏の映画版『砂の女』岸田今日子の演じる「女」えっちいですねぇ(笑)海水浴で洗っても洗ってもまとわりついて取れない砂のようにじっとりと・・・カフカと違ってさすが日本湿度高いですねぇもう、夏に最適!(爆)みなさん体調にはお気をつけくださいではではnagoo 本館http://www1.odn.ne.jp/nagoo/index.html