駅弁ひとり旅・第5巻
発売されたので買ってみました。主人公の弁当店経営の中原大介氏が全国を駅弁を食べ歩く内容で、今まで、九州、四国、山陰山陽、近畿と巡り、今回は北海道の道東です。北海道といえば、カニや海の幸を使った弁当、最近では「豚丼」というのも出て、楽しみの一つです。北海道には、かつてはローカル線も数多く存在し、「愛国~幸福」で有名な広尾線や池北線や標津線線などがあったが、国鉄からJRにかけてほとんどが廃止になり、かなり寂しく思えます。確かに沿線人口が少ないと乗る人もいなく、輸送コストだけがかかり、会社としてやっていけないのは仕方ないけど、それにより本数を減らすと余計乗る人がいなくなる悪循環です。特に北海道は、雪などの気象条件にもある程度強く、車だけに頼るのは危険な気がします。もちろん車を運転出来ない人だっているし…。何とか輸送コストを減らしてでも線路は残せなかったものかと痛感します。本編にもそうのような話題にふれており、僕も同感でした。ひとり旅といっても、旅の途中でいろんな人(なぜか女性が多い)と出会い、実質ふたり旅となるパターンが多く、それも旅の楽しみでしょう。なんか、この本を読んだら、また北海道に行ってみたくなりました。駅弁ひとり旅(5)愛国駅から幸福駅行き切符セット