川越車両センターの185系
東京から伊豆方面までを結ぶ特急踊り子に使用されていた185系は、2021年3月でその役目を終え、実質廃車の様な感じになり、尾久などいろんな場所で休んでいる。そんな中、埼玉県の川越線南古谷駅最寄りの川越車両センターにも5月29日段階で1編成休んでいるのが見られた。同車両センターは埼京線で活躍するE233系や八高線に直通するE231系などの通勤車両が保有されている場所で、そこに特急車両が顔を出すのは珍しい。川越車両センターは田んぼが広がる先にあり、川越線の車窓からも眺められる。ちょうどセンターの位置に185系の姿がある。後輩のE233系と並びながら余生を送っているようだ。特急踊り子と埼京線E233系は池袋や新宿付近で一緒になることはあるが、通常はあまり顔を合わすことのない組み合わせだ。国鉄時代から40年にわたりほとんど変わらぬ姿で今までやってきて、側面の斜めラインも忘れることはないだろう。昨年伊豆急行線の片瀬白田で十分撮影したし、思い残すことはないだろう。片瀬白田駅訪問の記事【2020年12月】川越車両センターのある南古谷から、川越市とさいたま市の境目の荒川にかけては田園地帯が広がり、まるで北海道や新潟を走っているような感じになる。この5月はちょうど田んぼに水が入り田植えが済み、苗が育つのを待つ感じになっている。夏は緑、秋は稲穂の黄金色と、季節を感じる景色でもある。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^