上村愛子の「根性」・及川佑の「感謝」、そして岡崎朋美さん
そういえば、今までトリノオリンピックのことを書いていなかったなあ・・・。ということで、ここまで僕自身がおおっと思ったことをまとめて書きます。基本的に素人が書く文なので、ご容赦を。1、上村愛子の「根性」すごいと思ったのは、3Dエアが女子解禁になってから。実は、彼女のスタイルからすると3Dエアはどちらかといえば、苦手な部類の技だと思う。しかし、彼女は挑戦しつづけた。その練習の中でケガもした。にもかかわらず、挑戦しつづけた。なぜだろう?答えは簡単。自分に負けたくない気持ち。人間は困難を避けて楽な方へ行きたい。そう思ってしまう。しかし、彼女は違う。実は、同じような話を、全く別の道のプロ、そして岡崎朋美さんから聞いたことがある。超一流の人間は、迷った時は、もっとも困難な道を選ぶ今回、メダルはとれなかったが、彼女は間違いなく超一流の人間だ。あの手製の金メダルがまぶしくみえる。でも、彼女はそれでは納得しないだろう。2、及川佑の「感謝」彼のインタビューはものすごく印象深い。加藤や清水がクローズアップされるなか、彼は、自分のやるべきこと。やり遂げた。彼は、当然取れるものならメダルがほしかった。表彰台の一番上に立ちたったであろう。しかし、彼にはやるべきことがあった。それは、自分がこの舞台に立てる喜び、感謝を表現すること。彼は多くの人に支えられた。でも、きっと最初は孤独な戦いだったはず。孤独の辛さを経験しなければ、まわりへの感謝を心から思うことはできない。一人の孤独な戦いを経験したからこそ、口から出た、「感謝」という言葉。重い言葉だ。そして、最後にまた岡崎朋美選手。今回の日本のオリンピック選手でダントツの超一流アスリートだ。きっと次の2010年、カナダバンクーバーオリンピックに出る。そんな気がする。