彼女の命日
6月7日僕にとって特別な日。ブログを書き始めて、5ヶ月余りになる。この日を迎えるまで、果たしてブログが続くか?と思っていたが、とうとう来てしまった。6月7日。彼女の命日。付き合っている最中にこの世を去った。確かに、年々気持ちの変化は生じている。でも、何年経ってもこの日は特別なもの。彼女の亡くなった日。悲しすぎて泣けなかった。泣けるようになったのは、彼女の死を受け入れられるようになってから。初めて泣いた日。人間ってこんなに泣けるものだろうか。と思えるほど、泣いた。泣いて泣きまくった。慟哭。という言葉ではまだまだ軽い。でも、前に進むには、どこかで区切りをつけなければならない。そう思っても、簡単にできるものではなかった。その間に多くの人を傷つけてしまった。僕は大きな勘違いをしていた。未熟だ。本当に申し訳ない。同じ夢を追いかけていた僕ら。夢について、大いに語り、楽しかった日々。そして、僕はまだ、その夢を追いかける。その夢を叶えた瞬間。彼女にとっての最高の供養。そんな気がしている。4年2ヶ月の時間。たくさんの言葉を交わした。お互いの温かさも知っている。時には喧嘩もした。それ以上に笑い合った。そりゃずっと一緒に歩めればって思うことはある。でも、息を引き取る瞬間、最高の置き土産を残してくれた。最期。病室のみんなに、何とも言えない、穏やかな笑顔を残していった。その笑顔。一生忘れることはない。人間は誕生の瞬間、大泣きをする。きっと、この世の荒波を予感してのことだろう。でも、この世を去るとき、僕も彼女のように穏やかな笑顔を浮かべたい。月日が経った今、うまく心の整理がついた。ただ、6月7日という1日だけは、彼女のことを思い出す日。あの笑顔とともに。今は6月9日午前0時32分。いろいろな決意を胸に。