COCOON　DIARY

[映画・TV・音楽・本・芸術] カテゴリの記事

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  新しいパティスリー

  今日近所で開店した新しいパティスリーに、 コロ助と二人で夕方行ってみました。 我が家の近所ではないような豪華な内装。 ショーケースも見やすくて広くて… そこにいるだけでなんだか楽しくなるようなお店でした。 調べてみると、 こちらをオープンさせたパティシエは、 フランスなどで修行を積み、 他のところでお店を出していて、 そこでも有名な人らしく… 検索にかけてみるといろんな情報が出てくる出てくる… そんなパティシエが満を持して開店したお店らしく… そんなのが我が家の近所に、とビックリしました。 色々な味のジャムもたくさんあったし、 焼き菓子もありました。 まずはオーソドックスにケーキを楽しんでみようと… ショートケーキを食べたかったのになくて残念でしたが、 2種類のケーキを買って帰りました。 アールグレイ風味のミルクジャムもついでに購入 幸せな気分 帰り道、 近所のお店のおばさんと立ち話になりました。 早速行ってきたのねー、と言われ苦笑い。 （はい、基本ミーハーですからね…） でも、ショートケーキが買えなかったんですーーー、って言ったら、 近所の知り合いがさっき持ってきてくれたんだけど、 食べきれないからうちのショートケーキ持っていきなさい、 って言ってくれて… 幻のショートケーキもゲットしてしまいましたー 味は… フランス修行は間違いない、というお味でした。 生クリームの加減で、 私はそこのお店が好きかどうか判断するんですけど、 甘すぎず、くどすぎず… すごくサラッと食べられる生クリームでした 今度我が家に遊びに来る人がいるときは、 ここでケーキを買っておくことができるなー…

  October 25, 2007

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  おめでたい既視感

  朝テレビを見ていたら、 イケメングループがデビュー、というのをやってました。 その中の一人がどうも知っている人に思えて… どこで会ったのか、 どんなつながりの知り合いなのか… 友達の友達だったのか、 我が家のコロ助のダンスつながりだったのか、なんて… すごく気持ちが悪い思いで見てました。 そして名前のテロップが出てスッキリ 知っている サッカー選手の弟でしたーーーー それにしてもおめでたいのは、 自分の知り合いだと思って誰だっけって思い出そうとしていること。 直接の知り合いじゃないのにね… 以前「あいのり」のヒデに渋谷で偶然会ったときも、 直接の思い出せない知り合いだと思って挨拶しようとしたし、 ルイ・ヴィトンのお店でサッカー選手に会ったときも、 コロ助の友達のパパだって信じ込んでたし… 私のおめでたい既視感、どうにかなりませんかね… でも、目が悪いからなかなか人をきちんと覚えられない私ですが、 どこかで会ったことある、見たことある、 という記憶は結構確かなんです。 直接の知り合いでもそうじゃなくても、 確実にどこかで見たことある人の記憶はあるんですよ… 記憶がもうちょっと整理できてるといいんですけどね… と、朝からビックリなデジャビュでした…弟君、がんばれー…

  October 1, 2007

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  「黄金の羅針盤」他…　いっぱい買っちゃった…

  今日は午後から玉高に買い物へ。 弟が引越をするのでプレゼントの下見。 そして、夏休みに入ったので、 本を見にコロ助と出かけました。 本屋さん大好きなので、 二人で2時間さまよってしまいました。 帰るころには鬼のように山盛りの本を抱え… お会計は1万円弱… ハードカバーを買っていないのにこの値段はすごい… コロ助が選んだ本の中で面白そうなのは、 「黄金の羅針盤」という本。 ハリポタ、ナルニア、エラゴン、という ファンタジーもの大好きなコロ助は、 来年の春に映画化が決定している、というこの本に食いつき… 文庫ですが、上下巻をまとめ買いしてました。 ライラという女の子が世界に6つしかない羅針盤を手に、 北極へと向かう、という冒険ファンタジー。 ハリポタはさすがに英語版しか出ていないので、 翻訳本が出るまではこれでつなぐそうです… 私が選んだ本でお勧めは、「日のあたる白い壁」 江國香織さんが、絵画を鑑賞し、 感じたことをまとめているエッセイ… 鑑賞している絵画もメジャーすぎないので、 絵画とエッセイ、一冊で二度楽しめそうです。 リラックスしてお風呂なんかで読みたいな… ちなみに、新潮文庫も数冊買ったので、 「Yonda」ちゃんのブックカバー、ゲットするぞー 本当はマグほしいんだけど… まずは文庫カバーで…

  July 24, 2007

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  「OC」大人買い…

  「OC」というアメリカのドラマにはまっていた私。「The OC」1stシーズンボックス ようやくレンタルで1stシーズンを見終わりました。 でも「えーーーーーーーーー」という終わり方で、 どうしてもここで2ndシーズンのレンタル開始を待てなくて… 英語版DVDボックスを大人買いーーーー、しました。 いや、DVDボックスをよく買う人にとっては、 そんなの大人買いじゃないかな？？？ でも、すごい楽しみ… 当分家から出ないぞ、おこもりするぞ！ （まだ届いてませんけど、なにか…？） 問題は、私のヒアリング力で耐えられるの？ ということなんですが… がんばるぞ、がんばるぞ… 誰か「OC」はまった人はいませんか？ 話を分かち合いたいのに仲間がいなくて、寂しいーーー。

  July 12, 2007

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  「イルマーレ」そして「In her shoes」

  最近また映画をよく観てます。映画館にも行きますが、DVDを借りてくることも多い。最近の好みは、ベタベタの恋愛ものか、女性の話。先週は「イルマーレ」を観ました。キアヌ＆サンドラ・ブロックが時空を越えて恋してしまう話。 2年のときを隔て、 キアヌは過去に、 サンドラは未来（現在）に生きています。 時間を越えて、深く愛し合ってしまう二人。 ちょっとしたニアミスもあり、 まったく知らない者同士、というわけでもない。 でも、本人達はそのときは気づいていなかったり…なんとか時を越えて会いたい、と願うのに、なぜかその2年後の約束はかなわないのです。なぜ？そのときなにがあったの？ 再び二人は時を越えて、出会うことはできるのでしょうか… 邦題は「イルマーレ」ですけど、 私は原題の「The lake house」のほうが好きかも… とってもファンタジックなお話でした。 時を越えて手紙を誰かに渡せるなら…私はナオ（石川直宏）に渡したい。アテネの五輪の年の初め。前年の暮れからA代表にも呼ばれ、掛け持ちで苦しくなっていたナオに…まずは世代代表をまっとうしなさい、と…ジーコの合宿ではなく、トゥーリオが初参加することになる豪州合宿に行きなさい、と…言ってあげたいな…あの合宿から運命の変わってしまったナオに…そして今週は「In her shoes」憎みたいけど憎みきれない。 誰よりも気になるし誰よりも嫉妬してしまう… そして誰より愛している。 そんな女同士の複雑な感情が絡み合う、 二人の対照的な姉妹の物語です。 姉のローズは弁護士。 有能だけど自分のルックスには自信なし。 ストレス解消は靴を買うこと。 クローゼットには自慢のコレクションが並ぶ。 妹のマギー（キャメロン）にあるのは美貌だけ。 仕事は続かず、 読書障害を抱え、 それでも先のことは全く考えない。 日和見主義で姉の頭痛の種… それでもつかず離れず マギーの面倒を見てきたローザ。 でも、彼女の我慢の限界を超えたとき、 マギーには居場所がなくなって… あるとき偶然に、 母の死以来父に隠されていた祖父母の存在を知るマギー。 頼れる姉にも拒否されたマギーは、 思いついて突然祖母を訪ねてフロリダに飛ぶ… そこで知る母の死の真相。 家族に隠されていた真実。 自分の甘え、姉の苦悩、祖母の思い… マギーのキャメロンは、 かなり体当たりで演技している、という印象でした。 かわいいけどおバカで日和見主義、 という女性を、すごくチャーミングに演じている。 祖母役のシャーリー・マクレーンが存在感を示し、 全体に重みを与えてました。 マギーが自分を見つめるきっかけが、 老人達の介護施設、というのも面白い。 老人達の優しさ、老いのせつなさが、 マギーに変化を与えていく部分が好対照。 人はきっかけしだい、という気持ちにさせられるし、 徐々に変化していくマギーの表情が印象的でした。 女性なら誰もが持つ嫉妬や劣等感。 姉妹でなくても、 こういう人知れずの思いを抱えている女性は多いはず。 マギーの立場でも、 ローザの立場でも、 あるいはもしかしたらエラ（祖母）の立場でも、 感情移入をしながら見られる作品だ、と思います。次はなにを見ようかな…

  June 3, 2007

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  「ラブソングができるまで」観てきました

  我が家のコロ助が、ダンスの練習を兼ねて、相方君の家に泊まりに行ってしまった昨日の夜…一人の夜、ほかにやることないの？なんですが、 結局レイトショーで映画を観に行ってきました。 「ラブソングができるまで」（原題「Music and Lylics」） 面白かったです。 主役のヒュー・グラントが、 80年代に一世を風靡したポップスグループの片割れ、 という役を演じていました。 （ケロリーヌさんも言ってるけど、 あれはやっぱりイギリスのグループ 「Wham！」のジョージじゃないほうがモデルかな…） 80年代に売れたそのお釣りで生きているような人で、 今は主婦相手の地方巡業が主な仕事、って感じ。 そんな彼に時代の寵児のような女性から、 新曲を作ってほしい、という依頼が舞い込んで、 もう一度自分を売り出すチャンスだ、ってがんばることに。 そこに、ドリュー・バリモア演じる、 「家の植木の水遣り係」のバイトの女性が絡んできて… 彼の曲、彼女の詩で曲を作ることになり… って話でした。 80年代を生きてきた人間なので、 そういう意味でもすごく楽しめる映画でした。 友達といつもこんなポップス聞いてたなー、って… いつもカセットテープダビングしてくれてたなー、って… そんなことを懐かしく思い出しました。 それと、ドリューが演じている女性が、 なんか自分に重なるところもあって… 妙に彼女に共感してしまう部分がありました。 昔からヒュー・グラントのファンなので、 彼の映画だったということもあって、 絶対スクリーンで観たかったんですけど… 私としては、観に行く価値のある映画だったかな… ラブコメ、って感じですが、 ヒューはああいう役、本当にうまいな、って思います。 私は「フォー・ウェディング」とか 「アバウト・ア・ボーイ」が好きですが… 美しい彼を観たい方は「モーリス」かな、やっぱり… 80年代を知っている方は何倍も楽しめます、って作品でした。 映画の中で作られていく曲「Way back into love」も、 実際にヒューが歌っているんですけど… 昔チックだけど私は好きですね。 サントラ買おうかと思ったくらいでした… で、昨日はそのまま、 六本木で飲んでいる友達と合流、深夜に食事しました。 仲間と飲んでるから店においでって言われましたが、 お店に行く気力はなくて… （知らない人と大勢で飲むの苦手なんで…ていうか、お酒弱いし…） そのへんが不良主婦になれない自分の悲しい性… お開き前に抜けてきてもらいました。 友達は酔い覚まし、＆シメの一品、 私は夕飯、を肴に、結構しゃべりこんで帰ってきました。 これでも立派な不良主婦かな…

  May 19, 2007

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  ぷよぷよにはまる

  意外にゲーム嫌いじゃない私です。今はまってるのはぷよぷよ　15th　anniversaryとりあえず、全部のキャラを出しました。ストーリーのほうは、すべてAでクリアしました。で、さらに今はまっているのは、「ひとりでぷよぷよ」の、「とことんフィーバー」モード。フィーバーモードなので、ぴったりの場所にはめれば全消ができます。ストレスがたまっているとき、一つ落とすだけでつぎつぎきれいに消えていくぷよぷよを見ているのが意外に快感です。でも、誰も周りの人がやっていなくて、自分の成績がどのくらいかわからないんですよね。私の最高記録は、激甘からのスタートモード（すけとうだら）で022816342点　　レベル46　　タネ消化数17　　です。これってどうなんでしょう…だれかぷよぷよはまっている方、ぜひぜひ成績を教えてください！ちなみに、我が家ではぷよぷよにはまっているのは私だけです…

  April 26, 2007

• 「ホリディ」♪↑↑

  昨日は、 男二人が夜家におりませんでした… （なんでそんなことが多いの？我が家…） 今日は朝から夫の引越しの準備なんで、 ゆっくり寝ちゃえ、とも思いましたが、 なんか私だけ損してる気がして、 レイトショーで映画なぞと思い立ち、 ひそかに一人シネコン行きを決意していました。 それで終わらないのが私… 同じく、金曜の夜をもてあます近所の友人BをGET彼女、今日がフルで仕事なんで、 無理強いはできないわーーーーーー、と言いつつ、 とりあえずディナーなぞ！ そして気が向いたら一緒にシネコンなぞ！！と誘い込み、 結局、女二人でシネコンに乗り込むことになりました＾＾ お目当てはもちろん私のジュードそう「ホリディ」暴走する私たちは、シネコンに出かける前に、 地元の駅でコロ助の同級生のガールズ発見！ おしゃべりしてたら彼女も「ホリディ」見たい！というので、 ママの許可を得て連れて行こうとしてました（その子のママも預けようとしてました…） でも、東京都条例により、あえなく断念 まあ、映画の内容から言ったら、 「連れてこなくて正解」だったんですけど… 映画が始まる前に、もちろん友人とおしゃべり。 友人の仕事の話、我が家に起こっている別居の話… 私たちの周りの同年代女性の恋バナ… 色々しゃべってからいざ、シネコンへと乗り込みました… 私はコーヒーのグランデサイズを片手に… 友人はBEERを片手に… 映画の内容は、 これから見たい人いると思うので控えますが… 泣きます… 泣けます… ジュードにやられます… （ジュードのファンは絶対スクリーンで見るべし！！！） お子様にはわかるまい！って感じです… 私はなぜかジュードに自分の気持ちを乗せてしまう部分もあり… 何度も泣きました。 テントの星に温かさを感じたり… キャメロンの持つ胃薬に、病んでいるアメリカを見たり… ケイトの家（キャメロンが訪ねる家）を見て、 あんな家がほしいなーーーー、と思ってみたり… 想像していたよりも、深くて私にはガツンと来る映画でした。 不勉強で知らなかったけれど、 この映画の監督さんの作品、知らないところで私は好きで… 「恋愛適齢期」の監督さんだったんだ… だから私にツボだったのかな… なんて、あとからパンフレット読んで初めて気づきました（パンフを買ったのも数年ぶり…ジュード見たさに買いました） 一緒に行った友人もちなみに泣いてました… 映画の前に彼女が話していたことに、 妙に内容がシンクロする部分があったりして… 私たちの世代の人たちも、 色々な意味で自分を重ねられる映画だったのかも… ジュードの世界に飛んでいた私ですが、 どこかで妙に現実的なこともあり… 連絡が入るはずの男たちからなんの連絡もないので、 こっそり映画中にメールの問い合わせを数回… しかし受信メールは０件… 羽のばしすぎです、みなさん… それなら私はジュードに浸ったまま寝るもんね、 と深夜に帰宅して自宅の鍵をあけた瞬間に、 夫からは「終電逃した。迎えに来て…」ってメールが…結局白タクに変身した私なのでした… でも、レイトショーよかった… 付き合ってくれた友人Bに感謝！ 仕事でトラブルあるみたいで、 早朝出勤になりそうって言ってたから心配だけど… また行こうね 予告編を見て、 次はヒュー・グラントの映画を狙っている私です… さて、引越しの準備！準備！！

  April 6, 2007

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  「かもめ食堂」

  火曜日、近所のレンタルショップが安いので、相変わらず家族でDVDを借りだめしている我が家です。今週のチョイスは、我が家のコロ助は「パイレーツ・オブ・カリビアン」。これについては私は観ていないので感想は控えます…で、私のチョイスはというと…他にも数本借りたのですが、まずは観たものがこれ。「かもめ食堂」群よう子さんの小説をベースにしたほのぼのとした映画。フィンランドのヘルシンキを舞台に、日本人女性が営む「かもめ食堂」とそこにかかわる人たちの日常を描いています。想像できない方、PASCOの食パンのCMで小林聡美さんがサンドイッチを作っているものをご存知でしょうか。あそこに出てくるキッチンはかもめ食堂のキッチン。映画にもあのままのキッチンが出てきます。そもそも、あのキッチンをCMで見たときに、「やっぱり映画館に見に行けばよかった」と思った私なのでした。で、レンタルしてきたというわけです。知り合いもいるわけではないヘルシンキで、突然「食堂」を始めた日本人のサチエ（小林）。カフェでもレストランでもなく「食堂」にこだわるサチエは、日本と同じくサケを食べる習慣のあるフィンランドで、おにぎりをみんなに食べてもらいたい、と食堂を営んでいます。でも、知り合いもいないこの国で、なかなかお客さんはやってきません。初めてやってきたのは、日本かぶれの大学生。彼は常連になってくれますが、そのほかのお客様はなかなかふえません…同じころ、ふらっと旅でやってきた日本人ミドリ（片桐はいり）と出会い、ひょんなことからミドリは食堂を手伝うことに…そしてチラホラとお客が入り始めたころ、今度は荷物がトランジットで行方不明になった日本人マサコ（もたいまさこ）が店を外からのぞきこみ、彼女もまたお店を手伝いはじめ…そんな日記のような「かもめ食堂」と日本人女性たちの日々が、きれいに淡々とつづられていくお話です。なんといってもサチエ役の小林さんの雰囲気が好きなんですが、お店もまた私の大好きな雰囲気ですごくはまってしまいました。水色の板壁。白で統一しているシンプルな食器。北欧のシンプルなラインの家具たち…そしてキッチンで次々と作られていくシンプルでおいしそうな和食…シンプルだけどきりっとしていて芯がある…サチエさんの気持ちにも食堂にも、同じコンセプトを感じます。原作読んでいないんですが、読んでみたいな、と思います。そして、この映画を観ると、おいしいコーヒーとシナモンロールが食べたくなります。そしてもちろん魚網で焼いた油の乗ったサケの切り身…想像していた以上に好きな世界でしたコーヒー淹れるときはおまじないをしよう、なんて思ってしまいます…意外にもコロ助もはまってました。観終わったときは「おにぎり食べたーい」って…いつかフィンランドに行くことがあったら、ヘルシンキの海に近い場所で、「かもめ食堂」を探してしまいそうです。あそこでサチエさんの作るサケのおにぎり、食べたくなります…日常に疲れているみなさんにお勧めです。なんだかとっても癒されました

  April 5, 2007

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  息子と見る「東京タワー」

  毎週月曜日は「東京タワー」を親子で見ています。私の場合、目線はもう完全におかん。息子がいるから共感できるところがたくさんあって、そのおかんのまっすぐな息子への愛には涙が毎回止まりません。小説を読んでいるから、小説とはかなり違うところもあるな、と思うけれど、でも、それはそれで作られているから…毎回クライマックスのコブクロの歌に泣かされています。昨日は周囲の人とそのおかんとの関係が描かれていました。みんなが必ずしもおかんとうまく行っているとは限らず…それだけに、マー君は気づいていなくても、マー君のおかんの恥ずかしくなるほどの暖かさが、寂しい人たちをまたひきつけるわけで…ちょっとしたセリフに涙してしまいます。そう、幸せなときは長く続かない。いつ、明日、子供を置いて逝ってしまうかもしれない、という気持ちが、おかんの中にはあるんですよね。私もそれはいつも感じています。数年前に病気をした時に、検査を待っている間の数日間、私は息子を置いて死んでいくのかもしれない、とも思いました。そうなると、やっぱり死んだあともしっかり生きてほしいし、私があの子のおかんだった、となにかしら生きた証をあの子に残して死にたい…などとこの年にして考えたりしたものです。そんなことを思いながら見ていて、昨日も涙…我が家のコロ助にも、「母親はみんな同じ気持ちなんだよ」と言いながらまた涙…昨日の話の最後でおかんは再び倒れます。結末をすでに知っているから、涙が止まらなくなりました。「本当に幸せな時間は長く続かないんだよ、だから大事にしなくちゃ」と私は言いましたが、フーンとコロ助はお風呂に入ってしまいました。（なんだよ、感動の薄い男…）そしてお風呂から上がってきたコロ助がポツンと…「いつママがいなくなるかもわからないから、今日はママの隣で寝ようかな、なんちゃって…」いやいや、それは本当になんちゃってにしてください。思ってくれたのは嬉しくても、体が大きくなりすぎて、隣に寝るのはかなりキツイ…はいはい、冗談はそのくらいにして寝る寝る！と部屋に行かせましたが、ちょっと嬉しくなったりもした私なのでした…来週から「東京タワー」はおかんが再びの闘病生活に入ります。ここからは見られる自信がないくらい悲しくて…毎週目がたこ焼きになってしまいそうです。

  February 20, 2007

• 「どろろ」観てきました☆

  昨日イベントで帰りが午前様になったので、 文字通りどろどろになって寝てました。 幸いコロ助は週末が参観日だったので今日は振り替え休日。 二人で昼前まで寝てしまいました… （風邪気味の夫は一人で起きて会社へ…） ゆっくり起きてゆっくり朝食食べて… コロ助が久しぶりに二人で映画に行きたい、 というので、午後からシネコンに出かけました。 コロ助のお目当ては「どろろ」。 私としては「マリー・アントワネット」とか、 もっと他の映画が観たかったんだけど… ま、いいか… ということで… しかし、「どろろ」は意外にもとても面白く… ワイヤーアクションもCGもふんだんで、 そうだな、 「仮面ライダーアギト」みたいな面白さ… その昔、コロ助と一緒に「アギト」にはまった私は、 出てくる妖怪も戦い方も、 なんだか「アギト」を観ているようで… まあ、ストーリーはしっかりしているし、 親子で行くにはいい映画かも。 眠くなるかな、なんて思ったのに、 最後までしっかりと寝ることもなく観てしまいました… ストーリーを簡単に…親の野心で、妖怪に体の48箇所を売り渡されてしまった百鬼丸（妻夫木君）。旅をしながら自分の体のパーツを持つ妖怪と戦い、一つ一つパーツを取り戻している。そして親の野心を知らない彼は、いつか真の親に会える日を夢見ている。親を戦いで亡くした盗人どろろ（柴崎コウ）とともに旅路を行くことになるが、いつしか知った自分の出生の秘密、そして親との対峙…葛藤する心でさて、彼はどういう選択をするのか…なんて話です。一つ文句があるとすれば、瑛太君… 彼、私は個人的に大好きな俳優さんなんですが、 顔が小さいのに髪型などの見せ方がすごく変で… すっきりまとめすぎた長髪で、 それじゃなくても目立つ耳がいっそう際立っているし… もう少しなんとかならなかったのかな、と思っちゃいました… 妻夫木君と柴崎コウちゃんはよかったけれど… それだけが唯一残念なところでした。 （あ、もう一つ… コロ助がポップコーンを床にぶちまけました…）ヒーロー物なんかを見ていた男の子には、 実はお勧めなお話なのかもしれませんよ。 ぜひ、親子で見てみてはどうでしょうか… （長いですけどね、2時間半超…） 映画館で気分一新できた週明け、 今週もがんばるぞー

  January 29, 2007

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  「ホテル・ルワンダ」に号泣…T_T

  数日前になりますが、DVDで映画鑑賞をしました。今回観たのは数本ありますが、その中でも私の心に突き刺さったのは「ホテル・ルワンダ」です…公開される前から、アメリカのショービズなどで話題沸騰だったこの作品。日本ではなかなか大手の映画配給会社が買い取らず、公開されないんじゃないか、という感じだったのですが、ファンたちの「観たい」という声が届き、やっと公開にこぎつけた、という作品です。（観終わると、なぜこれを買わないのか、配給会社のバイヤーの気持ちがわかりません）世界的には大変話題でもありましたし、アカデミーはじめ、たくさんの賞にノミネートもされた作品です。ストーリーは…民族同士の紛争から一部の急進派が暴走し、ひどい大虐殺へと発展してしまったアフリカ、ルワンダ。政府が崩壊してしまい、軍部もコントロールを失い、国連軍も、自分たちの身が危ういから、と撤退を決定。罪もない人々が、自分の民族性ゆえに殺戮を恐れて日々を過ごす…そんなひどい状態になってしまっていた。対立する民族を妻に持つホテルマンのポールは、軍部や国連軍、対立する民族の商談相手ともうまくやりながら、フランス系のホテルの支配人を任されていた。崩壊していく国の中で、軍も会社も国連軍さえも助けてくれず、罪もない孤児、知人、近隣の人たちを守るのは、自分しかいないのだ、と決意し、自分の選択する道を模索していく…旅行客が撤退してしまったホテルの中に罪なき人々を隠し、なんとか生きる道を、と行動していくポール。実話を元にしたこの話には、紛争のせつなさ、対岸の火事としか見ることのできない他国の人々の冷たさ、民族紛争の解決の難しさ、などがふんだんに盛り込まれており、その中で、小さな家族を必死で守ろうとするポールと、彼を信じてなんとか生き延びたいと願う妻や周囲の人々の、演技とは思えない必死なその目に、本当に途中から涙が止まりませんでした。国連軍の大将を演じているニック・ノルティと、ホテルの経営者として登場するジャン・レノが、なんとかしたいと思いつつなかなか手が出せない外国人の存在感を示し、よりいっそうやるせない思いになりました。今も、世界では民族紛争が絶えません。世界的に仲裁しよう、と介入してくる国もありますが、それは本当に民族の気持ちを汲んだものであるかどうかはわかりません。また、民族紛争に、なにが正しい、なには間違い、というジャッジは意味をなしません。そういうすべてのことを、他国人は知る由もないのです。私も正直、この映画を観て、初めてルワンダの悲劇を知りました。活字で数字や現状を知らされても、それはやはり私にとっても「対岸の火事」でした…それを、この映画を観て思い知らされました。実話です。実話なんです…ぜひ、これからこの映画を観る人は、それを胸に刻んで観てほしい、と思います。公開当初、観に行きたかったのですが観ることができなかった作品です。これは映画館で観たかったな、と痛切に感じました…「手を離されたら死んでしまう、と訴えるのです」というセリフが、私の胸に突き刺さりました…なにが大事なのか、なにはいらないのか…迷うような時に、ぜひ観てほしい、そんな作品でした。

  January 15, 2007

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  「LIMITED　OF　LOVE　海猿」を見ました…

  昨日から我が家のコロ助はお泊り2連泊です。昨日はジージの家へ。そして今日はチームメイトのアニキCの家へ。アニキCの家には同じチームのYも、そしてデカアニキのMaっちゃんも来るらしい。夜は枕投げだー、なんて言いながら出かけていきました。というわけで今夜は夫婦水入らず。といっても夫は今日から仕事はじめなので、会社へ…夕方待ち合わせし、外食で夕飯を食べました。そして色々と茶菓子を買い込んで帰宅。途中で「LIMITED OF LOVE　海猿」を借りてきました。最近焼酎が気に入っている私は、本当はしそ焼酎・鍛高譚のお湯割が呑みたいところなんですが、入手できなかったのでいいちこで我慢…ほろ酔いになりつつ、映画を堪能しました。結末はわかっているとはいえ、これは映画館で見たら涙、涙なんでしょうね。DVDでも十分泣きましたから…夫婦で見るにはいい映画だと思います。テレビシリーズを見た方は、ぜひこちらも見てください。コロ助からは連絡はなし…アニキCのママ、Cマミーさんからは、楽しそうな写メが送られて来ましたが…ゲーム三昧で爆笑三昧のようですね…では、おやすみなさい。

  January 4, 2007

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  久々に衝動買いやっちゃった…＾＾；

  今年は例年になく、大掃除をがんばっています。昨年までかなり体調のせいにして、サボっていた部分があったし…というわけで、今日も朝から夫も我が家のコロ助も総動員で、ガラスやら玄関やらベッドの下やら天井やら…自分ではなかなかやりきれない部分を手伝ってもらいました。あとは、明日夫に換気扇の掃除をしてもらえば、かなり完璧うーん、今年はがんばりました…そんな中、仕事はあったり、友人のヘルプで呼び出されたり、と相変わらずバタバタ家と外を出入りしている私です。昨日はコロ助のダンスのクラスの忘年会だったし…帰宅後友人宅に年賀状ソフトの使い方指導に夜中まで出張したし…なにしてるんだろう、という年末です。コロ助はクリスマスにサンタさんからポケットモンスター・ダイヤモンドをもらいました。それとは別に、今日は新しいドラクエの発売日。私、実はドラクエ大好きで、スーファミ時代までは毎作制覇していたんです（古っ）でも、PSになり、ついていけなくなって…子育てにも追われるようになったし、ずっとやらないでいたんです。そんな中、先日ニュースでドラクエの新作はDS向けだということを知り、なんだかムクムクとやりたい気持ちがわいてきて…ついつい、発売日に届きます、というショップを見つけ、ネットでポチっと…久々にやっちゃいましたーーーーードラゴンクエスト・モンスターズジョーカーでも、今日はそれも忘れて必死に掃除、掃除…そんな折、ピンポーン、と品物が届いてしまいました…コロ助は舞い上がっているし、夫は半ばあきれているし…へへへ、と笑ってごまかしながら受け取りました。掃除が終わり一段落。早速コロ助と夫はドラクエ攻略を始めました。でも、いわゆる「ぼうけんの書」が一つしか作れないんですーーーーー最近のってみんなそうなんですか…？それとも昔からぼうけんの書はひとつしか作れなかったんでしたっけ…？コロ助と夫が始めちゃったから、なんだかつまんなくなりました。私は自分の力だけで攻略したいんだけどな…今の状態では、私用のデータは作ることができません…ということは、コロ助たちが制覇してから、もう一度初めからやり直すしかないのかな…うーん、誰か詳しい方、教えてほしいな、と思います。ちなみに、年越しは温泉で迎えることになった我が家ですが、DSは持って行きません…アナログなゲームで親子で楽しもうと思います…

  December 28, 2006

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  夫の写真・NY編

  夫が出張から帰宅しました。というわけで、夫が撮影してきた膨大な写真の中から、私が気に入ったぞ、というものをピックアップしてみました…タイムズスクエアちなみに夫はミュージカル好き…NYでは「マンマ・ミーア」を観てきたそうです…いいな…自由の女神こちらも王道自由の女神…我が家のコロ助の強い希望もあり、失敗してはいけない、と女神の写真はたくさん撮ってきたそうです。ちなみに夫が滞在しているころ、ちょうど中間選挙の開票速報のさなかでしたが、NYは毎日小雨が降る天気だったそうで、寒くて寒くて向こうでかなり洋服を買ってしまったそうです。最後はこれ。ありがちな街並み…こちらはカラーのものですが、私がちょっと加工してみました…行ってないけど、行った気分になっておこう…

  November 17, 2006

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  相田みつを美術館

  今日は友人に誘われ、朝からお出かけ。都心の一等地にある国際フォーラムの地下にある、「相田みつを美術館」に特別展を見に行ってきました。相田みつを氏の作品は、誰もが一度は目にしたことがあるのではないかと思います。書家であり歌人（詩人）。仏教に深く精通していたという彼の言葉は、深く、やわらかく、心に水をまいたように浸透していくものです。我が家にも、いただき物の彼の言葉を集めたカレンダーがあり、彼の言葉にも触れてはきたのですが、こんなに身近に美術館があるとも知らず…友人に誘われて初めて所在をしったほどの不勉強で…初めて彼の作品を目にすることになりました。都心のビルの地下にあるとは思えない整然とした佇まいの美術館でした。海外のお客様を意識しているのか、作りはそんなに和に偏ったものでもなく、一つ一つの作品には英語で解説がつけてあり、それを読みながら日本語を味わうと数倍の奥深さが感じられます。当たり前の言葉を並べているようでいて味わいの深い言葉…そして、生の作品を見て初めて感じた墨の趣き、味わい…私にしては珍しくすべての作品を丹念に見て回り、途中何度も字の勢い、力強さ、優しさと、並んでいる言葉の味わいに涙が出そうになりました。書家である彼は、ただ一つのことを黙々と生涯続けていき、短歌をたしなんでいたことから、よく目にするような作品を残していくことになりました。これから書き上げる作品の言葉たちを心で静かに思いながら作品を書く前には静かにアトリエで墨をすっていたのだろうか…そんな彼のアトリエでの静かな時間を思わされました。一つのことを淡々と続けていた彼の言葉だからこそ、説得力も力強さもあるのだろう、とも感じました。こういう彼の言葉を、今の若い人は、私たちの世代も含め、どれだけ真摯に受けとめていかれるだろう、と思います。たくさんの作品の中で私が気に入った作品は二つ。一つは「懦夫凛凛」懦夫というのはくだらない気の弱い臆病なだめなちっぽけな…　自分、という意味。それが相反するような「凛」という字と組み合わせることでできた、彼独特の造語だそうです。どんなつまらないものでもつまらないなりに、凛として生きていこう、プライドを持っていこう、という意味だそうです。薄墨で書かれている、でも力の強いこの作品は、なんだか説明できないのですが心を揺さぶられるものがありました。あとは「いま　ここ　自分」という作品です。明日はどうなるかわからないし、過去はもう通り過ぎてしまっている、いま、ここにいる自分だけが積み重なって日々ができ、それが自分の人生になっていくのだ、という言葉だそうです。だから今この一瞬一瞬を大切にしていこう、という思いがこめられています。本当に身に染む言葉でした。有名な「いのち」という作品もありました。いじめで自殺する子があとを絶たない昨今ですが、ぜひ、そんな風に自分の命を終わらせようとしてしまっている人に、この言葉を送ってあげたいと思います。そして、すべての子供たちにも…しみじみと、自分の汚れている日常を考えさせられる美術展でした…ぜひ、後期の企画展にも足を運んでみたいと思います。我が家のコロ助も連れて行ってあげたいと思います。心が迷っているときに、何度も訪れてみたい、そんな風に心が静かに穏やかになれる空間でした。この作品は、写真撮影が許可されていました…予断ですが、昨年のテレビのドキュメンタリー作品で、V6の岡田君が相田氏の地元を訪れる、という企画があったそうですが、岡田君は高校生の頃から、相田氏の言葉に触れていたそうです。好きな作品、として岡田君が挙げたという作品も、展示してありました…選んだ作品を通して、岡田君の人間性、感性にも触れたような気持ちになりました…ぜひ、コロ助にも触れさせてあげたい、とさらに感じさせられました…

  November 14, 2006

• 私の海外ドラマ歴…（米編）

  深夜にBSで「奥様は魔女」やってますよね。この前たまたまチャンネル合わせてしまい、最後まで見ちゃいました。大好きだったんですよねー…なんかおしゃれな生活の香りがした、というか…恥ずかしげもなく日常でキスをするサマンサとダーリンに、「いつか私も外国へ行くんだ」なんて思わせてもらった記憶があります。でも、私が見ていたのはリアル放送じゃなくて、多分再放送だったのだと思うのですが…小さい頃から海外ドラマ好きなんですよね。ということで、TVで見てきた海外ドラマを思い出してみましょう…まずは、幼い頃。「わんぱくフリッパー」とか、「ラッシー」大好きでしたよ。アニメもハンナ・バーバラものが大好きでしたね。「原始人家族」とか「宇宙家族」、「ラムジー」とか…「チキチキマシーン猛レース」が一番好きで、よく自転車乗っては歌歌ってました…もちろん「トム＆ジェリー」とか「トゥイーティー」とか、「スヌーピー」も大好きでしたよ。そうそう、最近のトリビアなネタですが、昔のシリーズの「スヌーピー」のアメリカ版でサリーの声をやっているのは、なんとBLACK EYED PEASのボーカルでもおなじみのファーギーなんですって…それよりもう少し後になると、「大草原の小さな家」「刑事コロンボ」なんかが好きでした。小学6年のころ、土曜日の夜、「刑事コロンボ」の放送やってたんです。そのころ、受験勉強してたんですが、一息つくと、算数を教えてくれてた父がハーシーズのココアを入れてくれて、それを飲みながら父と一緒に謎解きするのが好きでしたね…「大草原の小さな家」は、だいぶ後半になってきてからですが、ローラの家にやってくる孤児のアルバートが好きで、彼を見たくて毎週チェックしてました。「フラミンゴ・ロード」って知ってる方いないですか？私は大好きなドラマだったんです。再放送してくれないかな、なんて思うんですが、やりませんね。同時期の「ダラス」は最近ケーブルで放送されてましたが…もちろん「ダラス」も見てました。でも、最後まで日本では放送してくれませんでしたよね…「バイオニック・ジェミー」とか「チャーリーズ・エンジェル」（もちろん昔版の…）とか、他にも多分忘れちゃってるドラマもあると思うんですけど、かなりの数のドラマを見てたんです。（この時代のドラマ、誰かに付け加えてほしい…）その後はまっていたのは「白バイ野郎ジョン＆パンチ」です。私はマッチョなフランク・パンチョレロ役のエリック・エストラーダが好きで…サントラとか買っちゃって、毎週土曜日にやっていた放送を楽しみにしてたんです。今の時代だったら字幕で見られたのかな…見たかったな…あとは「トワイライト・ゾーン」とか、ドラマじゃないけど「サンダーバード」とか、深夜にやっているものは結構見てました…他にも見てた気がするんですが、題名が出てきません…そして「ファミリー･タイズ」とかの時代になりますね。「ツイン・ピークス」とか…（ツイン・ピークスはTVでやってないですね…）おっと、忘れてはいけないのが「ビバリーヒルズ高校白書」「ビバリーヒルズ青春白書」です。実は全シーズン初回放送のときに見てました…土曜日の夕方やっていたんですけど、出かけるときはもちろん録画して…私はディラン役のルーク・ペリーが大好きだったので、彼がいなくなったシーズンは辛かったんですが…デビッド君も好きでしたからなんとか最後まで乗り切りました。後半私も結婚したんで、夫も染めました。むりやり強制的に一緒に見てもらってました…そして「ER」なんですねー…グリーン先生が好きでした。グリーン先生が死んでしまってからは、やっぱりカーターだよね、と思って見てきたのに…とうとうカーターも去ってしまうので、次のシーズンはどうしたらいいんだろう、と途方にくれています。最近はケーブルでも新しいドラマをたくさんやってるんで、地上波とNHKBSだけで細々と拾ってきたのとは時代が違ってきてますね。ケーブルでもたくさんやってますが、見ていないドラマもたくさんあります。途中で挫折してしまったドラマもたくさんありますよ。「ホワイトハウス」とか、「ロズウェル」とか…ライフセーバーのお話（題名出てこない）とか…あと「アリー・マイ・ラブ」とかは、私の感性に響かないんですよね。主婦になっちゃったからかな…こんな風に海外ドラマを見てきた私でございます。共感して、こんなの見てたという方や、これも見てなかったですか？なんていうものがあったら教えてください。忘れているドラマもきっとたくさんあると思うんですよ。ああ、見てた、ってものが増えたらいいな、と思います。だいたい時代順になってると思うんですけど…

  November 10, 2006

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  「サイドウェイ」を観ました

  今週のレンタルの中の一本ですが、以前からずっと観たかった「サイドウェイ」を観ました。この映画は私の場合まったく家族とは趣味が合わないので、一人で昼間にゆっくりと観る系の映画です…「サイドウェイ」結婚を間近に控えた親友と旅に出る主人公のマイルス。小説家志望だけれど離婚の傷を引きずり、ワインの知識は誰よりも豊富で舌も肥えているけれど、それがいったいなんなんだ…と思っているさえない中年。旅先で彼が見つけていく本当の自分、破ろうとする自分の殻、中年になっても少年の頃と変わらない男心の葛藤、本能の赴くままの友人、将来への不安、自分への失望…この寄り道（サイドウェイ）の旅の果てに、いったいなにがあるのだろうか…そんなお話です。うーん…久々にしみじみ共感、というか…いくつになっても男性は少年と変わらないし、きっとそれと同じように女性は少女なんだろうな、と思いました。そういう主人公たちの不器用さ、世渡りの下手さ…そういうものに、妙に親近感を覚えてしまうお話でした。それとともに、女性同士とは違う、男の友情も見えましたね。マイルスとその友人ジャックは、正反対に見えるのですが、どちらも「いるいる…」という男たち。好対照で二人とも好演していたな、と思います。30代の人にはお勧めかもしれません。中年になったって一人は寂しい。離婚すれば傷を引きずる…コンプレックスはずっと持ち続けてしまう…でも人はまた人を好きになってしまう…でも傷つくことが怖くて臆病になってしまう…なんだかすごくわかるんです。こういうところ、私は女性ですが感じるものがありました。私の気持ちは、ラストのあたりのマイルスが思いを寄せる女性マヤの、留守電のメッセージとすごくリンクします…このメッセージを入れたマヤの気持ち、行動、言葉の選び方…なんだかすごくわかります…私もきっとこうかもな、と思いました。秋の夜長、しみじみしたい人にはぜひ…

  September 26, 2006

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  また始まった「24」病…

  レンタル開始になってしまったんですよね。なにがってもちろんそれは「24」のVシーズン。ジャックはいったいどうなってしまっているの？な始まりなわけですが…IVまで制覇している我が家としてはやっぱりあるものは見たい、わけです。火曜日、我が家の近所のしがないレンタルショップは200円フェアです。新作でも旧作でも1本200円で借りられるんです。ケチな主婦の私は、火曜日を狙ってだいたいDVDをレンタルします。近所に○タヤもありますが、車で行かないといけないし、面倒くさい。DVDのレンタルはもっぱらこのしがないショップに頼っています。「24」なんてそれぞれが3本くらいしかないんです。これじゃ○タヤなどと違って出会うのが至難の業。まだ一泊でしか貸し出しをしない新作になっているのですが、レンタルの開始から、棚に品物があるのを見たことがない状態でした。でも、昨日マッサージに行き買い物をした帰り、両手に死ぬほど荷物を持ってのぞいたらあった1巻だけですが、1本だけですが…これは借りないといけないだろう、という半ば任務のような気持ち。火曜日は意外に夫も帰宅が早いことも多く、我が家のコロ助も習い事がない曜日ですから、家事は意外に段取りよく進むし平穏な日なんです。ヤッターまずはレンタルを確保。そして夫にメール（出し抜いてどちらかだけが先に見ないのが我が家のルール）。帰宅は順調なら10時ごろ、という確認をとり、サクサク家事を前倒し。そこまで大げさにすることないんですがね。なんだか見つけたから嬉しくて…で、テレビの「結婚できない男」が終わった後、すかさず鑑賞となりました。えー？ええーーー？ええええーーーー？という内容で、2話をあっという間に見てしまいました。見終わると深夜1時…バカな夫婦は傘をさし、寝ているコロ助を一人残してレンタルショップへ…もちろん2巻がリターンされてきてないかの確認です。だってあったら絶対に見たいような内容だったんですよ…でも、もちろんあるはずはありませんでした。「借りた人は今頃見てるんだよね、よーく考えたらさ…」「だね。返しにくるわけないよね…」とむなしく傘をさして家に帰りました。あーーーーー。早く続きが見たいです。でも、今日はコロ助が深夜までダンスのレッスンと練習。明日から夫は出張の予定。もしも2巻を見つけても、出し抜いてみない約束だから週末まではお預けです…それにしてもジャックはどうなっていくんでしょう。ていうか、CTU、大丈夫？

  September 13, 2006

• 「ダ・ヴィンチ・コード」観てきました

  昨日は友人に誘われ、とうとう話題の映画「ダ・ヴィンチ・コード」を観てきました。やはり映画を観る前にどうしても本は読みたかったので、なんとか前々日くらいに読破成功、というギリギリ人生…でも、原作を頭に入れてから臨むことができました。たくさんの人が観るでしょうから、ネタバレになることは言いませんがうーん、私としては、やはり時間が足りない、という感想が一番でした。それと、監督はこの作品をどんなジャンルとしてとらえていたのだろうか、ということも、ちょっと私とは感覚が違う気がしてしまいました。はっきり言って「サスペンス映画」に仕上がっています。バックにある、キリスト教を根幹から覆すかもしれない、という謎については、サスペンスを盛り上げるための材料の一つでしかない、そんな感じに見えました。もう少し、角度を変えて映像を作れなかったんでしょうかね…視覚的に驚かせる、という演出が過剰だとも感じました。例えて言うなら、ユニバーサルスタジオの３Dアトラクション、みたいな…「ワッ」という心臓に悪い瞬間がやたらとあり、それが逆に物語を薄く見せているような気がしました。個人的には、やはり本を読んでから映画を観ることをお勧めします。でも、サスペンス映画として楽しみたいのなら、それはそれで楽しめるハリウッドな映画なんだろうな、と思います。それを楽しもう、と思うなら、本屋さんに並んでいる「コードの謎」みたいな手引きの本を、読みこなす必要もないだろう、という感じです。逆に、本を読んで、「シオン」などにも興味を持ち、そのワールドの広がりを求めて映画に行くなら、多少がっかりして映画館を出ることになるかもしれないな、という感じです。ただ…ルーブルで本当に撮影している、ということ…そういう裏話を聞いていると、それは単純に純粋に感動します。世界の歴史的な芸術作品が集められている、というルーブルの、本物の作品たちがそこにあるんだ、という感動…ハリウッドの映画ってすごいんだな、ということは感じられますよ。話は、決して退屈ではありません（念のため）すごく楽しめるハリウッドなサスペンスです。ただ、原作のモチーフをあれこれ入れるには、やはり時間が足りてません。最後とても駆け足になってます…もっとキリスト教信者の間に混乱や暴動が起きるのでは？と騒がれていた公開前でしたが、世界的に、そんなに大きな混乱はどこにもないと言います。映画を観るとそれは納得です。キリスト教の問題については、奇想天外なフィクション、という程度にしか見えてこない感じですから…難しいと感じるのは、宗教用語や背景や歴史を、私達日本人はまったく知らないに等しい、という国民性のせいだと思います。肩を抜いて気楽に見に行っても、それはそれで成り立つと思うので楽しんでくださいねただ、心臓の悪い方、視覚的に驚かされる、という覚悟はしておいたほうがいいと思いますけど

  June 2, 2006

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  最近お気に入りのミュージックサイト

  とある友人がブログで紹介してくれたサイトがあります。音楽番組？を流してくれるサイトです。それはYahooの「Sound station」ラジオ番組のように、色々なテーマで分かれている音楽を流してくれるサイトです。もちろん聴くのは無料。聴いているときは、その曲の情報も出てくるので、「お、いいな」と思ったら曲名もアーティストもすぐにチェックできる。なんならそのままネットショップから購入も可、なんていう仕組みです。どんどん新しい番組が提供されます。今新しいものといえば、「サッカー応援ソング集」なんていうものもあります。ダンスミュージックあり、Jポップスあり…もちろんヒーリングやクラシックもあるんですよ。私は「一日中音楽を」というのが気に入っています。その中には「さわやかな朝の目覚めに」「午後のティーブレイク」「心地よい眠りにつく前に」という３つのカテゴリーがあるんですよ。ずっと流していると、ランダムにどんどん違う曲がかかる、というのもとてもいいです。ちなみに、今も「心地よい眠りにつく前に」を聴いています。今日から夫が出張なので、我が家のコロ助が夫の代わりに一緒の寝室で寝るのですが、PCからほんのりと流れてくるこの音楽で、すっかり心地よい眠りに誘われたらしいです興味のある方、ぜひチェックしてみてくださいね。SABUさん、いいもの教えてくれてありがとう…

  May 25, 2006

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  コロ助の「翼」コンプリート♪

  今日は連休の最終日。我が家はなんの予定もありませんでした。どこかにブラブラ（出た。ブラブラ…）出かけよう、と言っていましたが、天気もいまひとつだし、予定も定まらず…ところが、我が家のコロ助が珍しく、「大きな本屋さんに行きたい！」と強く要望。魂胆は、「キャプテン翼」の文庫版のコミックの続きがほしいから、でした。実は、コロ助、文庫版でコツコツとキャプ翼を集めてきました。最初に文庫版を買ってしまったので、途中で変えられず…でも、近所の本屋さんでは文庫版、なかなか売ってないんです…最後の6冊と飛び飛びの4冊の計10冊を、私が2年前に格安でオークションで落札していて、その最後の6冊にたどり着くまで、あと2冊買えばいい、というところまで来てました。実に3年かけていろんな人の手を借りて集めてきたのです。（でも、最後の6冊は、間がまだ買えていないので、コロ助の手元にはありません。親が封印しています…）おととい、寝ようとした時に、「翼」1巻が本棚から落ちてきたのだそうです。それをきっかけに翼熱再燃。その日は夜中の2時まで読み続け、昨日もやたらと家でも翼を手に持ち…今朝までかけて実に14冊、読み直したそうなんです。そうなるとどうしても続きがほしい。あと2冊で全巻が揃うということもあり、この機会にどうしても買いたいようでした。それでコロ助は大きな本屋さんに行きたかったらしいのです。あいにくの天気で電車で出る、というのもままならず、新宿まで車で出かけました。でも、連休最後の日だからか、都心はガラガラ…道もガラガラ…駐車場に入れるのも、昼過ぎだというのに並んでません。みんな、本当に遠出をした人が多かったんですね。最後の日は休息日だった人が多かったのかな…デパートもいろいろなショップも、拍子抜けするほどガラガラでした。コロ助は念願の「翼」を2冊ゲット！1冊はお小遣いで。もう1冊は、買ったらパパも読むんだから、と交渉して買ってもらっていました本屋に行くと暴走するのが我が家。それで止まるわけがありません。調子に乗って、「NUMBER」の最新号（これは予定してました）も購入。そのほかにも、サッカー日本代表新聞という本まで購入してしまいました。コロ助は今、ドキドキする読み物がなく、新しいファンタジー小説もほしい、と言っていたのですが、もう数日で「ハリポタ」最新刊が出るから、と夫に説得され、小説は買わないで断念してきました…私にはもう一つ新宿でやりたいことが…それは楽天のお友達田中まさんに教えてもらった「キャベツのうまたれ」を探すこと夫にこの話をしたところ、夫婦でよく行く下北沢の焼き鳥屋さんでいつもキャベツにかかって出てくるタレがこれと同じ味なんじゃないか、という話になり、「あんなにバリバリいつも食べているのにピンと来なかったの？」と言われ、なんとなく味に予想がついたので余計にほしくて…で、めでたく、Oデパートの地下でゲットしてきましたタレやドレッシングのところにはなくて、あきらめかけていたら、「いや、待てよ」と夫がキャベツの売り場へそそくさと…そこでまさにビンゴ！春キャベツにどうぞ、というポップとともに置いてありました（田中まさんゲットしましたよ）もちろん夕食にはキャベツのざく切りにこのタレをかけてバリバリといただきました。（主食はできあい生餃子を家で焼きました…）家族3人で半玉をペロっと食べ、しかもコロ助からは「キャベツおかわりもうないのーーーーー？これバカうま」という嬉しい感想が…よく行く焼き鳥屋さんとはちょっと甘さが違っていましたが、そうか、これだったんだな、ということが発見できました。昆布のだしがきいている甘酢しょうゆみたいな感じです。本当にキャベツバリバリ食べられます。ぜひ興味のある方は探してみてくださいね。というわけで、連休の最後が終わりました。帰宅して夕飯を食べたらどうしたかって…？男二人はずっと「翼」を手から離さず…コロ助の大好きな舟和の芋ようかん食べる以外はひたすらひたすら読書の二人…ここは漫画喫茶？という状態でしたよ、もちろん。いいんですけどね…

  May 7, 2006

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  頭の中はフィンガー５♪

  朝、実は一家で寝坊しました…私が目が覚めたのは「ピンポーン♪」というチャイムの音。それは、我が家のコロ助の友達が、コロ助を迎えに来た音でした…そこからバタバタバタバタと男二人は出かけていきました。コロ助はしたくしながらバナナはしっかりと食べてましたけど…（まあ、遅刻になるような時間ではなかったのでそれだけが救い…）で、嵐が去ったようになった家はシーンとして、私は血圧が上がらず、ＰＣの前に座ったりしてボーっとしてたんですが、先ほどから急に掃除、洗濯を始めました。そして、納戸の古いＣＤが山になっているので、ちょっと整理していたら、とんでもないものを発見してしまったんです。それは「REMAKE　1992　FINGER５」というアルバムです。フィンガー５といえば、ある世代以上の人は誰でも知っているアイドルグループ。いや、アイドルというにはあまりに出来上がっていたアーチストです私は当時幼稚園から小学生くらいだったのですが、もちろんご他聞にもれずアキラ君の大ファンで、妹なのにタエコがにくたらしい、と思っていた人間です。（そんな人たくさんいますよね）このアルバムは1992年に、リミックスとして、当時のボーカルの音源はそのままに改めて作られたアルバムで、あまりの懐かしさについつい衝動買いしてしまったものなんです。アレンジが今風ですごくかっこよくリミックスされている、というのもあり、なかなか笑えない代物なんですよで、聞いてみちゃったらこれがなぜだか癖になる…家事をしながら我が家の中は、フィンガー５がエンドレス状態妙にテンションがです。＜REMAKE　1992　FINGER５＞今ではMINI☆BOXという小学生のダンスユニットもカバーしたりしてるし、フィンガー５って結構私の記憶からは永遠になくならないアーチスト。今日は車にも搭載して、コロ助も洗脳するぞ

  April 26, 2006

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  リリー・フランキー「東京タワー」再度…

  友人から先週メールが来ました。近況が色々と報告してあり、最近読んだ本として、リリー・フランキー氏の「東京タワー」を挙げていました。彼女とリリー氏はほぼ同世代。それゆえに、感じるものがよりリアルだった、とメールにはあり、最後のほうは涙がポロポロ止まらなかった、ともありました。春になり、子育ても一つの節目を迎えた彼女。それだけに、息子と母の物語は、自分の心に深く残ったのかもしれないとも書いてありました。そのメールを受けて、具合の悪かった昨日、本棚から再度取り出して拾い読みをしました…発売されて平積みされて話題になり始めた頃に買ったこの本。その時ももちろん泣いたのですが、今回もまた…　泣きました…リリー氏は私より少し上の世代。そういう意味ではメールをくれた友人とどんぴしゃな合致感はないのだけれど、彼のオカン、ママンキーと晩年彼が居をともにしていた地は、私の生まれ育った町に程近く、それには妙な親近感があります。そして、なんといっても彼は一人っ子の男の子で、母の晩年、母の死後、母をどう思っているか、という息子心は、母としての私に突き刺さってきます…そういう意味で、今回は一度目に読んだ時よりも泣けた気がします。常に息子を思い、でも、独り立ちして自立していこうとする息子にはすがることなく、一人でなんとかして生きていこうとしていた母。それも浪花節になることもなく、淡々と…そうであるからこそ、リリー氏もまた最後に母を思いやれたのかな…振り返って私はどうだろう。息子のために動くことはできる。でも、「あなたのためにうごいているのよ」と常に言っていないかな…（ドキッ）恩を着せて、恩を売って暮らしていないだろうか…（ドキッ）母と息子の立場が逆転するころ、私の重さに息子は逃げ出したくなっていたりしないだろうか…母としての自立が必要だな、私には…そう思わされました。逆にして思えば、私は両親になにをしてあげているだろう、とも感じたのです。幸い両親が揃っていて、喧嘩するほど仲良く暮らしているから、どちらかが欠けているような寂寥感は私の両親にはない。でも、親たちの晩年を、リリー氏のように熱くしっかりと受け止めてあげることができるんだろうか…それもまた自分に置き換えると疑問符がつく…ああ、私はなにを目指して、なにをしたくて生きているんだろう…そんな思いもふっとよぎったりして、色々な感情がごちゃごちゃと混ざりながら最後は本当に泣けたのかもしれません…読んで一日たっても、まだちょっと本の世界から抜けきれていない感じ…私の友人もきっとそんな思いで、私にメールをくれたのかもしれないな…そんな風に感じました。

  April 19, 2006

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  「RIZE」観てきました*＾＾*

  今日、我が家のコロ助は振替休日。かなり前から、狙っていたことがありました。それは映画「RIZE」を観ること＾＾そして、長らくやっていない目的のないお出かけ…昼前に始まる映画に合わせ、渋谷に出ました。「RIZE」は…昨今確立されたばかりの新しいダンスのスタイル、「クランプ」がどのようにして生まれてきたのか、ということをドキュメンタリーで追っている話。ダンサー必見！というわけです。そしてまた、監督がデヴィッド・ラシャペル。彼は世界中の著名人が写真を撮ってほしい、と望む、天才フォトグラファー。映像の美しさも楽しめる作品、というわけです。ストーリーはネタバレになるので、詳しく書けませんが、とにかく、映画館で見てよかったです！ダンスがいかにパーソナルなもので、踊っている彼らの内面の表現であるのか…魂の叫びなのか…そういうことを思い知らされた作品でした。後半にBATTLE-ZONEというバトルのシーンがあるのですが、あまりの緊迫感、高揚感を感じてしまい、感極まって涙が出てしまいました…ダンスは彼らの魂を救済してくれる。でも、住んでる世界はかわりゃしない…踊っていても悲しいことは起きるし、人は死ぬ。でも、やっぱり彼らは踊り続ける…「抑圧されてるんだ…」というセリフが心に残りました…ぜひぜひ、映画館で見ることをお勧めする一本でした…「RIZE」サントラ・ジャケットの写真もCOOL♪さてさて、映画館を出て、どうしようか…コロ助には実は一つの野望がありました。それは、我が家にいるバムセのぬいぐるみに兄弟を加えること。そのために、彼が狙っているのは原宿の「キディ・ランド」。結局彼の熱意に負け、渋谷から原宿まで、ぶらぶらしながら歩いていくことにしました。今日の東京は小春日和。分厚いコートでは汗ばんでしまうくらい…そんな陽気にも助けられ、裏通りをウィンドー・ショッピングしながら、原宿まで歩いていきました。アメコミトイズのお店や帽子のお店やいつものお店をのぞいたりして、表参道に抜けるころには二人とも腹ペコ。でも、目的を果たしてからご飯を食べたい、とコロ助は勇んで「キディ・ランド」に入っていきました。そして、目的のバムセの弟分をめでたくゲット♪二つほしい、とごねるコロ助をなだめ、一つに思いとどまらせるのが大変でした。上に乗っているのが新しく我が家にやってきた弟バムセ＾＾そして遅い遅い昼ご飯。小春日和だというのに、二人の頭にはラーメンがぐるぐる…というわけで、原宿で前から私が食べたかったラーメン、「山頭火」のしおラーメンを攻略してきました＾＾いやー、これがまた美味♪しお好きな私がうなってしまう、極上のしお、でした＾＾それからまた原宿をぶらぶら…最後はお約束のadidasに寄り、コロ助と私で兼用で使おうね、とチョークバッグをゲット♪そのあと、竹下通りで雑貨をいくつかゲットして、気分のいいお出かけは幕を閉じたのでした。「考えたら、ママとこうやって出かけたの久しぶりだよね」帰り道、コロ助は大事に大事にバムセの入った袋を持ち、腰には、早速出して使い始めたチョークバッグを下げ、満足げに話しておりました。確かに本当に久しぶり。そして今日は収穫がたくさんあって、贅沢なお出かけだったな…

  January 30, 2006

• 「機動戦士ガンダム」にはまる夫婦＝＝；

  昨日、女友達と新宿でプチ忘年会をしました。おいしい焼酎と日本酒をちびちび飲みながら、（といってもほとんど私は飲めないのですが…）友達のコイバナに耳を傾けてきました。主婦の私にとっては羨ましくもある恋の駆け引きなんぞを聞き、最後は終電に間に合うか、と二人ヒールでかつかつ走り、数年ぶりで終電に駆け込みして帰宅しました＾＾；昔はよく電車がなくなるまで飲んで遊びましたが、友達も翌日にも予定があり、もう無謀には遊べないのよ、と守りに入っていました…＾＾そして、1時すぎに帰宅。部屋の明かりは消えていて、でも廊下のすりガラスはチカチカと光っていて…夫がテレビを見ているのだろうな、と思いました…果たしてそうだったのですが、見ていたのはなんと、「機動戦士ガンダム」＾＾；劇場版3部作を年末3日間でケーブルテレビで放映しているのでした。その初日にたまたまチャンネルを合わせてしまったらしく、私が帰宅したときは、ちょうど、アムロが母親と再会して失望しているシーンでした…実は…初代のガンダムについては、多分私のほうが夫より詳しいだろう、というレベルの我が家です。弟SUMがガンプラ世代だったこともあり、再放送のテレビ版ガンダムを何度一緒に見たことか…マニア並にモビルスーツの名前も言えちゃうし、次のキャラのセリフがついつい口をついて出ちゃうんです、私…＾＾；というわけで、懐かしさがこみ上げてきて、今夜も「哀・戦士」編（劇場版の２）を見てしまいました。マチルダさんも、リュウさんも、ミハルも死んで、宇宙に飛び立つ前の話は終わりました…T_Tと、夫はその後残念そうに「最後が見られないなあ。明日はサザンのライブで出かけちゃうから…」と言いました。そうだよー。完結編が見られないよー…で、ビデオで録画するかって…？いやいや、それなら別に普通の話。普通じゃないのが我が家の話＾＾；実は、弟のSUMがテレビ版のDVDを持っていて、それがなぜかずっと我が家に置いてあるんです＾＾夫はそれをごそごそ探し出してきて、ジャブローからホワイトベースが宇宙に飛び立つあたりから、黙って再生させています…多分、このまま朝まで行くでしょう＾＾/~~~私はというと…「ここでカツレツキッカの目が飛び出すよ」とか「ここでブライトはミライの婚約者をチラ見するよ」とか、本編に関係ないことを先取りしてしゃべり、夫にあきれられています＾＾；いいもーん、それでもしゃべってやるんだもーん！結局朝まで見ちゃうのかなー、私も…＝＝；昨年も確か同じように「24」にはまって毎晩明け方までDVDを見ていた気がするなあ…学習しない夫婦だなあ、我が家は…

  December 30, 2005

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  「海猿」

  このところ出張の多い夫。そして、外出の多い私…なかなか家族で映画なんかを楽しむ時間がありません。それに大いに不満なのが我が家のコロ助。昨日は今日が休み、ということもあり、深夜に家族で映画を観たい、と主張。私が週末に見ようかな、と思って借りてきていた作品を、みんなで見ることになりました。「海猿」夏にはテレビシリーズが放映されていて、飛び飛びではありますが見ていたコロ助。その前編になっているこの作品に目をつけないはずがなく…潜水士になるべく訓練を積んでいく海保のエリート達を描いたドラマ。ストーリーは単純明快、コロ助のような男の子には、大変ツボでもある作品みたいでした。ちょっと作品の立ち上がりは「愛と青春の旅立ち」かと思うようなセリフ。教官がなぜ潜水士を目指すのか、と訓練生に尋ねるシーン。私はジャック（リチャード・ギア）がそこにいるのか、と思ってしまいました…＾＾；でも、単純なお話なので、家族で見るにはよかったかな…コロ助はとても真剣に見ていました。でも、これを見ると、飛び飛びだったテレビシリーズが全部見たい…先日私の美容師さんのbossは、ドラマの仲村トオルの腹筋の割れに衝撃を受けた、と言っていたし、それもしっかりとチェックしないと…＾＾ともあれ、お友達と温かい部屋でちょっとDVDを、なんていう夜には、難しくなくていいチョイスかもしれませんよ、この作品…余談ですが、夫は出演している伊藤淳史君の名前がわからないらしく、彼が出てくるたびに「チビノリダー」「電車」と呼んでいました…＝＝；

  November 23, 2005

• とうとう「24」見終わっちゃった…T_T

  昨日、夫が帰宅してくる途中にメールが来ました。「24」最後の2本がレンタルにあるよ、どうする？と…当然見るでしょう！と返信しました。我が家のシーズン４もとうとうこれで完結です。ストーリーについては、ネタバレしてしまうので語りませんが…ジャックーーーーーーーーーーT_Tというのが感想です。そして、トニー好きな私は、最後の2本で号泣しました。トニー好きの皆さん、最後の2本はハンカチ・タオルをお忘れなく…昨日、美容院に行き、boss（Oさん）とも話したのですが、トニー好きな私としては、シーズン４は永久保存版でほしいシリーズ。トニーの人間性が一番よく描かれていたシーズンだったと思います。それだけに、何度トニーのことで泣いたことか…（トニー、トニー、とすみません…私は好きな人物に感情移入してみてしまう人なので…＾＾；）今回のシーズンは、話としては3よりも好きです。3では、不条理な死が多すぎて、日本人気質の強い私には、理解不能な部分がありすぎ、ちょっと興ざめしてしまった部分が強かったのです。でも、4はその部分が少し陰をひそめていたかな…相変わらずアメリカ人ぽい考え方にはついていけないところもありますが、話としては無理がなく、構成もよかったような気がします。見終わったのは昨日、いや日付が変わった今日の2時くらい…ああ、見終わっちゃった、という喪失感がまたしても私を襲いました。シーズン5は作られているんでしょうか…？不勉強な私はそこまで把握していないのですが…もし作られるとしたら、どういう話になるんだろう。トニーはどうなるんだろう…私ならどういう話を作るだろう…そんなことを考えながら眠りにつきました。

  November 19, 2005

• 「君に読む物語」

  秋の夜長…昨日、夫は遅くなると言い残して出社。子供を寝かせ、家事をすませると、私一人の静かな時間です。お酒を楽しむわけでもない私。今、はまっている本もない状態で…そしてまた、レンタルで映画を観てしまいました。今回のチョイスは「君に読む物語」新作でレンタル開始になったばかりの作品です。美しい年老いた養老院で暮らす女性に、定期的に通ってきて物語を読み聞かせる同年代の男性。その物語は、若くしてひと夏の恋に落ちた若者が、身分の違いで引き裂かれ、絶望とともに違う時をすごし、それぞれに幸せを見つけようとする中再会し、さて、一体どうなるのか…というお話。男性は、なぜこの話を女性に読み聞かせるのか、そこにはどんな奇跡が待っているのか…そして、物語が終わった時、二人はどうなるのか…情熱的な若い恋に、穏やかな年老いた人たちの思い…激しくて、切なくて、悲しくて、キラキラしていて…そんなお話でした。どんな人にもこういうキラキラした時代があって、そして、いつか穏やかな時が訪れる…そんなことを感じるお話でした。私は今、その中間にいるのでしょうか。激しく情熱的に恋する時代を過ぎ、穏やかな優しさに包まれる晩年へと向かって…一番恋や愛から遠ざかっている時代なのかもしれません。若いころのように、突っ走るだけの恋はもうできないし、情熱的に気持ちをぶつけることもありません。一緒に暮らしているパートナーにも、しみじみとした思いはおざなりになりがち…本当に日々に追われているのかもしれません。若いころの思いは相手に気持ちを求めてしまうけれど、だんだん、相手に求めない、そんな思いが大事にできるようになるのでしょうか。命が尽きる時が来ても、自分のパートナーを穏やかに大切にしていられるのでしょうか。色々なことを考えました。ただ、私としては、期待していたよりは感動は薄かったかな…同じようなお話だったら、やっぱり「マディソン郡の橋」のほうが感動したし、観たときの余韻は大きかったかもしれません。それはまだ私が若くて、「マディソン～」のような一瞬の、禁断の恋を、まだ自分ができるんじゃないか、という幻影を、抱いているからなのかもしれないですね…＾＾若さをあきらめていない、という証拠。（誤解なきよう、もちろん願望のみですから…）もう少し年を重ねて、子供も巣立っていくような年になれば、こちらの映画の深さ、本当の素晴らしさ、が感じられるのかもしれないな、と思います。そういう年頃になったら、もう一度観てみたいかもしれません…

  October 26, 2005

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  「サイダーハウス・ルール」

  今日は、久しぶりになにも用事がありません。洗濯をしたり、カーペットの染み抜きをしたり…ちょっと模様替えもしてみたり…撮りだめして放ってあったビデオやDVDにラベルをつけたり…そんなことに熱中してすごしました。そして、昼…一段落したし、今日は誰にも会う気にならないし…というわけで、レンタルしていたビデオを観ることにしました。のんびりとハーブティーを飲みながら…今日の一本は、「サイダーハウス・ルール」です。原作は「ホテル・ニューハンプシャー」のジョン・アーヴィング、監督は「ギルバート・グレイプ」のラッセ・ハルストレム、私は二人の作品が大好きです。この作品も、レンタルで見るのは何度目でしょう…主演はトビー・マグワイヤ。「スパイダーマン」「シービスケット」などでおなじみの若手俳優です。お話の舞台はニューイングランドの孤児院。産婦人科も営んでいるラーチ医師の元で育てられたホーマーは、貰い手が見つからず、ラーチの元で、医者としての知識を教えられ、片腕となるべく育っていきます。でも、外の世界を知らない彼は、青年となり、親代わりのラーチの元を離れ、巣立っていきます。彼が外の世界で見るもの、経験することとは…本当に大切なもの、大事にすることとは…サイダーハウス・ルールとは…そしてホーマーは色々な経験を経て、どう成長していくのか…ラーチの愛とは…何度見ても、ラストシーンには泣かされます。淡々としながら、本当に大切なことはなにか、ということを考えさせられます。常識や世間のルールに縛られてしまいがちになる私達。私もとかく、ルールに縛られがちになるのですが、自分の中で、本当に大切なものを大切と言えるような、そんな毎日を過ごしたいな、と思いました。人が生きていくのに、本当に大切にしなければならないのは、ルールなのでしょうか。それとも、もっともっと別のものなのでしょうか…思いやりに溢れた孤児院での人々のやり取りにも、近頃は忘れがちな優しい心を思い出させられ、人に伝える言葉も大切にしよう、と考えさせられました。なんか、今日はこの作品を見てよかったな…最近、恋愛物を見たい気分だったのですが（秋は私はいつもそうです…＾＾）適当なものが見つからず、これを借りてきていたのです。でも、今の気分にこのチョイスはぴったりでした…さて、私もこれからがんばるぞ！本当に自分に大切なものを偽らずに大切にしていこう！なんてしみじみ感じたのでした…ああ、なんか「ギルバート・グレイプ」も久々に見たくなりました…今旬＾＾のジョニー･デップの作品の中で、私が一番に好きな映画なんです。（ちなみにディカプリオもこの作品が一番好き＾＾）次はこれを借りてこようかな…しみじみ続きもたまにはいいかしら…

  October 24, 2005

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  「タッチ」に号泣の金曜日＾＾；

  昨日、私と我が家のコロ助は、お友達のシュウさん一家と夕方から映画を観ようと約束していました。それは「タッチ」＾＾；私達親の世代にとっては、必ず一度は読んでいる懐かしい漫画です。出かける前に、ネイリストBchanのところに行っていた私。先週やってもらったスカルプのメンテとカラーチェンジ。ところがBchanは元気がありませんでした。聞いてみると、娘のmymyと喧嘩をしていると言います。それも数日に渡って…内容は、mymyがやっているバレエのことでだったようですが、カラーをやってもらいながら話を聞いていると、それはまるで一月前の私…（詳しくは｢親子で一緒にがんばろう」を…）痛いほどに気持ちがわかりました。女同士ということもあり、相当に煮詰まっている様子の二人。そこで、私はシュウさんとの映画に、mymyも連れて行こうかな？と思い立ちました。元々コロ助、mymy、ミニシュウ君は、同じ幼稚園のお友達。mymyはミニシュウ君を*^^*だった時もあり（今もかな？）、そんなサプライズゲストもたまにはいいのでは？なんて…＾＾mymyとコロ助が二人で一緒に出かけるのも久しぶり。（ちなみに先日の発表会は見に来てくれていましたが…＾＾）ミニシュウ君に会うまでの間、二人きりだけれど、共通の話題なんてあるのかしら…　と気を揉んでみた私。ところが電車に乗ると、「ねえ、コロ助は『チャーリーとチョコレート工場』は見たの？」「ううん、相変わらず本だけ…まだ見てない」「そうなんだ。あれに出てくるリスはCGなのかどうか、聞きたかったのに…」「いやー、多分CGでしょ。原作から想像すると…」「やっぱりそうかな。早く見て確かめてもらいたいな…」なんていう話が展開されています。とても大人な二人の会話…コロ助は、mymyといると、他の友達といるのとはまた違った一面が出るのです。映画館に先についてしまった私たち。近くのお店で時間をつぶすことにしました。カジュアルな洋服のお店があり、コロ助のものも自分のものも見たい私はフラフラと中へ…二人もついてきて、文句タラタラかしら…と思いきや、次々に飾ってある帽子をかぶってみては「コロ助、それ似合うー*^^*」「mymyもそれかわいいよー*^^*」なんて異常に盛り上がり、初々しい若者のデートみたいです…－－；そこにシュウさん一家が合流！メールをしておいたのでmymyの出現に驚きもしないミニシュウ君。会うのは一年ぶりくらいのはずなのに、「よっ！」なんてすんなりと空気は幼稚園時代のノリに…ロッタちゃんもしっかりと溶け込んで、映画館へと向かいました。シネコンで、横一列に席を取った私達。どうやって子供達が座るのかも見所なところですが、映画を観る時のチョイスとしては、男同士、女同士、がポイントだったようで、ミニシュウ君とコロ助が並び、その隣にmymy、そしてロッタちゃん、という感じに席は決まったようでした。金曜日の夕方だったこともあって、ほぼ貸切状態の映画館。でも、私は途中から子供達を忘れ、話に没頭してしまいました＾＾；お話は周知のところですが、映画としても、とてもよくできていたと思います。セリフも展開も、少し脚色してあるところがありますが、それがあまり不自然に感じませんでした。なにより、タッちゃん、カッちゃん、南ちゃんの3人がとても若々しくて、とても演技がうまく、野球のシーンも、本当に野球をやっていた人ばかりが出ているのか、ＳＭ○Ｐの「シュート」を見たときのような幻滅もありませんでした。試合の臨場感も上手に作ってありました。とにかく、話が終わるころには、ハンカチが手放せない私でした。映画が終わり、明るくなると、ミニシュウ君が私を覗き込んでいます。「やっぱりね。号泣していると思ったよ！」とからかいます…感受性の豊かなロッタちゃんは「少し泣いた…」と恥ずかしそう。「知らないお話だったけど、感動したなー」とmymy。「お腹が熱くなって、泣きそうでやばかった」とコロ助…映画館を出るころには、男二人はシャドーピッチング…相当感動していたようでした。また一緒に映画を観ようね、と約束してミニシュウ君と別れました。地元の駅には、Bchanが迎えにきているはず。コロ助とmymyは電車の中でもずっと映画の話で盛り上がっています。思えば、幼稚園の年少のころは「ポスペ」友達だった二人…つたない手つきでメールのやり取りをしていたのを覚えているかしら…会えば幼稚園のころのノリにすんなりとなってしまう二人だけれど、いつかタッちゃんたちのように、高校生になっていくんだよな…なんて二人を見ていてしみじみと考えました…駅に着くと、なにやら若い男と二人で立っているBchan…誰よ、それ、かっこいい、と思ったら、友達Mちゃんの高校生のお兄ちゃんでした＾＾「ばったり会ったんだけど、彼がcocoonさんに挨拶してから行こうかな、って感じだから一緒に待ってたの」とBchanが言う横で、相当見上げないと目線の合わないお兄ちゃんがニコニコ笑っていました。見るたびに背が高く、大人の顔つきになっている気がします。遠い地域の高校に入り、寮生活をしているお兄ちゃん、野球ではないけれど、プロスポーツプレーヤーを目指しているのです。今週末は実家で用事があり、地元に帰ってきているようでした。（外見的に言うと、かなりいけてます…*^^*）ああ、タッちゃん、カッちゃんと同世代なんだな…なんて思ったら、お兄ちゃんがとてもまぶしく見えました。そんな若者が私みたいなおばさんを待っていてくれたなんて嬉しいぞ＾＾「これから友達とカラオケっす」と言うお兄ちゃんに「オレンジレンジ歌ってきてねー！きちんと家に帰るのよー」なんて手を振りながら、コロ助が高校生になるころには、どんな青春があるのかな、と思い浮かべてみる私なのでした＾＾（ちなみにその後、駅前のファミレスに入った私達。食べている間に雨がザーザー降ってきて、残業帰りの夫が傘を持ってきてくれるまで、帰れない、というオチがつきました＾＾ちなみに家に着いたら、日付はかわっていましたとさ…－－；）

  October 8, 2005

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  「24」病再発…＞＜

  年末年始、我が家は「24」病に陥っていました。2枚、3枚とDVDを借りてきては見続け、その日のうちに返しに行ってはまた続きを借りてしまう…夫が年末年始の休みのうちに全部見たい、と意気込んでいたこともあり、１～３までのシーズンを、一気に数日で見た形です。海外ドラマ、映画が好きな我が家のコロ助には残念ですが、我が家としての放送コードに引っかかっているので、一緒に見る、というわけには行かず、そのあおりでコロ助は早く寝かされる毎日でした＾＾；そんな熱にうかされたような日々が一段落すると、ぽっかりと穴があいたようにすることがなくなり、また夫は会社が始まって帰宅も遅くなり、日常にと戻っていきました。早く次のシーズンが見たいな、と思っていた私。ようやく、４を夫と見始めました。毎日、帰宅の途中にレンタルショップに寄ってくる夫。「借りて行っていい？」とメールが来ます。一応「24」は夫婦一緒に見る、が原則なので、お互いにフライングはなしということで…＾＾ジャックはもちろん好きなのですが、私はなんといってもトニーが大好きなので、彼がいつ出てくるのか、というのが一つのキーポイントでもあるのですが、とうとう出てきました＾＾/でも、かわいそうなことに、夫のお気に入りのキムは出てこないのかな…？夫には悪いのですが、私はトニーがどうなっていくのか、しっかりと最後まで見届けたいと思います。（でも、トニー少し太った？）こんなペースでは、レンタルが解禁になっている分を、明日にでも（いや今日かも？）見終わってしまいます。話があるのに見れない、というのはイライラするだろうな…

  October 7, 2005

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  こんな時期に「24」病が…

  明日はいよいよ我が家のコロ助の発表会。今週に入ってから、親の私のほうが緊張していて落ち着きません。当の本人は淡々とした毎日。まだまだ完成形ではない技も、練習はしているけれど…で、それを見ている親の私は余計に落ち着かない。というわけで、現実逃避をしなければ、平常心は維持できなくて…本来ならサッカーに逃げたいところ…でも、ナオは怪我だし、チームもいまひとつで、何度も録画で楽しむゲームも最近はなく…そんな中、水曜日「水10」をなにげなく見ていたら、私の大好きな「24」のトニー･アルメイダ役のカルロス・バーナードが、ゴリたちとコントをやっていました＾＾；年末年始は、シーズン１から３までを一気に制覇して、頭の中はすっかりCTUモードだった私…携帯の着信音ももちろんCTUの内線だったし＾＾；寝ても冷めてもトニーが頭の中から離れないくらい、彼の魅力にはまっていた状態でした。そこからちょっと落ち着いていたのですが、「水10」を見て再び「24」熱が再燃しそうな気配…（自分の中で＾＾）実は先々週、私が発表会の衣装作りに躍起になっている最中に、シーズン4の1巻を夫が借りてきて見ていたのです。でも、衣装作りに疲れていて、見ながら途中でうとうとしてしまった私。夫に追いついておかないと、突き放されてしまいます。昨日、ふらっとレンタルショップに立ち寄ったら、1巻はたくさん置いてありました。ふらふらと手にとって、借りてきてしまいました。夫のいない間に復習です…あー、見てしまうとどんどん続きが見たくなるのが「24」の悪いところ。しかも、シーズン3が深夜に一挙放送をやるという…トニーが見たい私としては、3も見逃せないシーズン…うーん、発表会の緊張から現実逃避するはずが、違った意味でどきどきの毎日になってしまいそうです。頭がCTUモードになると、どこでもかしこでもテロが起きるんじゃないか、ジャックが来るんじゃないか、という幻想に悩まされます（ウソウソ…）発表会のホールなんて、テロにはもってこいの無防備な場所…ああ、そんな幻想が、当日に頭によぎってしまいそうです…＾＾；着信音はCTU内線はやめておこう…それにしても、「水10」で小池栄子ちゃんが、トニーのまじファン、と言っていたのにびっくりしました。私がトニーを好きだ、というと、とある友人には「気持ち悪い。毛もモジャモジャだし…」とさんざんけなされてしまったのに…でも、全米で選ぶセクシーな男性ナンバー1になった、という話も聞くし、私の感性もそんなにおかしくないのかな、と思うのだけれど…日本では、一般的にトニーってどういう評価なんでしょう…？

  September 30, 2005

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  「あいのり」とうとうタカノとおまみは帰国…

  昨日、テレビの「あいのり」を見ました。キャラクターによって、見たり見なかったりしている私ですが、「ヒデ」の恋が大きく動き出してから、このところ面白くてはまっていました。（大人気ない、それは承知の上のことです＾＾；）6歳年上の女性の気持ちを受け止められず、好きだったのにリタイアさせてしまったヒデ。弱よわだった彼も10カ国を超える旅で本当にたくましくなりました。そして、二人の女性に好かれていきます。ぐいぐい来るタイプの女「タカノ」と、自分の気持ちを出すことのできない優等生の「おまみ」…ヒデの気持ちはどちらに傾いていくんだろうと目が離せなくなりました。ヒデはおまみが合流してから、ずっと彼女に好意を持っていました。彼女の歌声に涙したり、とその才能を尊敬していた様子。でも、彼女の気持ちは自分にないと思い込んでいて、自信がないからぐいぐい行けず、おまみのほうも、ヒデが好きだけど、優等生だから気持ちをうまく表せない。そうこうしている間におまみはヘルニアになり、一時リタイア。病院にお見舞いに行ったりしながらも、一緒の時間は確実に減ってしまいました。そこに割って入ってきたのがぐいぐい女のタカノ。汚いものを触ったりできず、わがままで、すぐにぶっちゃけて、ヒデを怒らせてしまったこともたびたび…周りに「私はこの人が好き」と言って外堀を埋めたり、色々と策略を練る彼女は、正直私の一番嫌いなタイプの女性でした。おまみが病院から帰ってきて、女の戦いが始まり、誰の目にも（本人にも）わかるようにヒデに積極的な二人…おまみもプライドを捨てて、懸命に自分の気持ちを貫きました。そして今週、ついに、二人はヒデに告白をしました。ヒデはどうするんだろう…私は興味津々でした。ちなみに我が家のコロ助は、「うーん、難しい。僕ならどちらも選べない」（おいおい）と言っていました…結果的に、ヒデはどちらも選びませんでした。（コロ助ビンゴ）これにはがっかり…（男ってずるい－－ﾒ）タカノには、「ぶっちゃけすぎて、途中から妹になってしまった」おまみには「好きだったけれど、一緒にいられる時間が少なくなって、正直そこまでの気持ちになれなくなってしまった」と…じゃ、今までのヒデの行動はなんだったんでしょうね…どちらがどう、というより、争いになってしまった時点で、どちらのことも気持ちが萎えていってしまったのでしょうか…いつしか、受動的な気持ちになっていたのでしょうか…この辺が、男の優しさの罪作りだと思いますね。やっぱり私としては、どちらかをきっちり選んでほしかった。もちろん、内心では「おまみがんばれ」と思っていましたけど…おまみとしては、タカノに焦って告白に行かなければよかった、という感じになったのではないかしら…もう少し二人に二人だけの時間があれば、きっとヒデの気持ちはおまみにもう一度動いたと思うのだけれど…やっぱり恋愛って難しい。いいな、と思う気持ちだけではなく、出会ったタイミングで、結ばれるものも結ばれないんだな、としみじみ感じました。多分、来週からは、3人女の子が増えて、何事もなかったようにヒデは新しい女の子を好きになっていくのでしょう。それはそれでいやだなー…－－ﾒ簡単に次に行かれるって私には信じられません。来週からはまた新しい展開。私としては、もうヒデは放っておいて、マリノスの松田君似の「嵐」に注目していこうかな、と思っています＾＾

  September 6, 2005

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  恋愛適齢期

  今日は、午後からばたばたと出かけるので、午前はゆっくりとすごしました。そう、こういう日はDVD鑑賞にぴったりです＾＾今日の1本は恋愛適齢期です。ジャック・ニコルソン演じるお金持ちのハリーは、娘ほどの年の恋人と、彼女のビーチハウスにやってきます。そこで彼女の母エリカ（ダイアン・キートン）に鉢合わせ。その夜、心臓発作を起こしたハリーは、病院に運ばれ、心臓医（キアヌ・リーブス）に、入院しないなら、近所で静養するように、と言われます。そこで、恋人が仕事で帰ってしまうビーチハウスに、彼女の母エリカが看護でついて、静養で残ることに…。エリカは有名な脚本家。キアヌ演じるお医者様は彼女の大ファンで、ハリーの発作をきっかけに出会ったことから彼女をデートに誘います。息子ほどに年が離れているけれど、決してひるまない彼…。一方、生涯独身を貫いてきたハリーと、バツ１で仕事を懸命にこなしながら恋愛感情を封印してきたエリカ、同世代の二人の心も通い始め…。大人でありながら、傷つくことに臆病で、そういう道を回避して回避して生きている男と女。エリカ役のダイアン・キートンの感情が、年はとっても近いとは言えないけれど、わかる気がしました。恋に臆病になっている彼女。でも、自分の心の動きに気づいたとき、少女のように嫉妬し、泣き、仕事をして…彼女がとってもかわいらしく見えました。それと、私はあまり好きではないのですが、心臓医のキアヌがとってもいい味出しています。年上の女性に果敢に誘いをかけたり、会ってすぐに電話をしてきたり、嫉妬心を押さえながら優しい表情を見せてみたり…とってもいいスパイスを、ストーリーに与えてくれています。セリフではない、表情の演技が効いていました。いくつになっても、人間はやり直せるし、いくつになっても恋愛は人間を変える、いくつになっても人間は恋愛を求める…そんな感じで、ちょっと元気になれるお話でした。ちょっとストーリー運びがもたついている感じもしますが、ダイアン･キートンはとっても魅力的な女性に描けています。きれいなだけではない、女性の怖い部分も上手に演じていて、この作品でゴールデングローブ賞最優秀主演女優を取った、というのも頷ける感じです。大人の女性にはお勧めの映画かもしれません。私もダイアンに習って、かわいらしい女にならなくては…＾＾

  July 13, 2005

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  「海辺の家」と「小さな恋のメロディ」

  先週の火曜日、またしてもDVDレンタルが安い日に店の前を通りかかり、数枚DVDをレンタルしてきてしまいました。その一枚が、「海辺の家」です。自分がガンで余命が長くないと知った男（ケビン・クライン）が、自分の心を残すためにと海辺に家を建てる話です。「スター･ウォーズ」で旬男だから、というわけではないのですが、ヘイデン・クリステンセンも出ているので、ついつい手をのばしました。元の妻は、息子（ヘイデン）を連れ、お金も地位もある男と再婚し、二人の新しい息子も設け、幸せに暮らしているように見えるのですが、息子は、ドラッグにはまり、自分が「無」だと感じている…その息子を、仕事もなくし、命もなくしかけている実の父が、夏を一緒にすごせと迎えに来ます。シャワールームもなく、キッチンもトイレもいっしょくたのガレージで寝泊りをしながら、念願だった家を、海辺の土地に建てようとしていきます。息子は反発しながらもだんだんと父のペースに巻き込まれていきますが、家は果たして建つのでしょうか。人生で大事だったものとはなんだったのでしょうか…難しい年頃にさしかかっている多感な青年を、ヘイデンが上手に演じています。ストーリーは大変わかりやすく、演出過剰な感じもしますが、底に流れている父親と息子の絆、家族の愛、人生で大事なもの、という普遍なテーマは、陳腐には感じさせない説得力がありました。展開がわかっているのですが、涙が出てしまう、そんな話でした。息子のいる母としては、こういう年頃を我が家のコロ助が迎えたとき、この映画のように父と息子の絆が、しっかりとあるといいな、と感じました。「ハグ」できる、って幸せなんだな、とも感じ、映画に何度となく出てくるハグのシーンには目頭が熱くなりました。子供のいる人といない人では、親側から見るか子側から見るかの視点が変わってくるだろう、とも思いました。そしてもう一本。これは、土曜日の朝、だらだらとパジャマのままで家族で見たのですが、「小さな恋のメロディ」も、何度も見てもまた見たくなる私の中の名作です。最初に見たのは小学生だったと思うのですが、時代がうつっても、こういう淡い初恋の話は色あせることがありません。どうしてもコロ助に、この世代にさしかかるころに見せてあげたかったので、ついつい借りてきてしまいました＾＾年齢なりのいたずらや、親や学校への反発心を抱いている、ローティーンの子供たち。タバコを吸ってみる、爆弾を作ってみる、好きなスターのポスターにキスしてみる…そんな中、淡い恋心を少女メロディに抱く少年ダニエル。強い母にはむかうこともなかなかできず、いつも言いなりのダニエルが、彼女を好きになったことで、ちょっとずつ変わっていきます。そして、二人は互いに惹かれあうようになり、とうとう学校をサボってデートに出かけてしまうのです。それが親や学校に知れることになり、さて、どうなってしまうのでしょうか…という話です。私は最後のシーンが大好きで、いつか私にもこういうダニエルのような男の子が現れるかしら、とか、ロンドンが舞台のお話で、ダブルデッカーに乗る子供たちが羨ましくて、いつか私もイギリスに住みたい、と思っていたことを思い出します。手をつないで学校から帰る二人を妙に羨ましく思ったものでした＾＾コロ助も楽しんで見ていた様子。彼の場合、何度も何度も爆弾を作っては失敗する、というダニエルの同級生にえらく共感していたようですが＾＾；（そこかい）でも、デートのシーンなどは黙って見ていたので、きっと彼なりに、頭には、自分が一緒に行く女の子を想像していたのでは？とっても爽やかなお話で、ビージーズの音楽もぴったりでGOODでした。外したDVDがなく、満足した今回のレンタルでしたが、火曜日のたびにこんなペースで借りていると、平均すると結局お店に儲けさせてしまっているな、という反省も…

  June 27, 2005

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  セントラル・ステーション

  肩こりだからテレビはやめなさい、というのに…－－；毎週火曜日は、近くのレンタルショップがオール200円。もちろん一週間借りられるんです。この日にこの店の前を通ってはだめ、な私…昨日はマッサージに行ったので、まんまと通ってしまったのです。で、何本か借りてきたのですが、今日はいい感じに朝から雨…雨が降ると、家事がすんだら鑑賞タイムになってしまう私です。先日ヴァルテル・サレス監督の「モーターサイクル・ダイアリーズ」を見たばかりですが、また彼の作品が見たくなり、以前に見たのにまたしても、「セントラル・ステーション」を見てしまいました。ブラジルに初のベルリン映画祭グランプリをもたらした、感動のロードムービーです。9歳の少年ジョズエは、母と一緒に、遠く離れて会えない父に、会いたいと手紙を送ります。字の書けない親子はセントラル･ステーションの代書屋、ドーラに代筆を頼みます。ところがドーラは、頼まれた手紙を出さずに捨ててしまうような、一人暮らしののんきもの。ジョズエの手紙も出さずに引き出しに入れっぱなしです。まもなく母が事故にあい、一人ぼっちになってしまったジョズエ。そんな彼とドーラが、ひょんなことをきっかけに、彼の父親探しの旅に出ます。手紙を捨ててしまうようなドーラとの信頼関係は…そしてジョズエの父親は一体どこに…ほんのりとしたドーラの恋も織り込みながら、二人の旅は進んでいきます。ジョズエは父親に会えるのでしょうか。旅の果てに二人を待ち受けているものは…。激しい波があるわけではないのですが、考えさせられることはたくさんあります。代書屋が必要なほど、読み書きができない人がたくさんいるブラジル…二人が旅をしていく町並みのさびれた感じ…肉親を思う強いブラジル人の家族愛…死や悪がいつも隣り合わせにあるというブラジルの文化。最後にはほろっと涙が出ます。ジョズエは９歳、という役なので、我が家のコロ助と同年代。でも、彼はとっても大人に見えるし、とっても生きていく力を感じさせます。豊かな国に育つ、ということは、ある意味生きる力を麻痺させるのかしら、などと思いながら、コロ助にジョズエを重ねて見てしまいました。またしてもこんなことをして…昨日のマッサージのお陰で首はだいぶいいけれど、私の懲りない性格も相当だな…と思います。

  June 15, 2005

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  モーターサイクル・ダイアリーズ

  今日は昼間マッサージに行き、天気も悪いので、DVDを借りよう、と思い立ちました。ずっとここのところ見たいと思っていた、ﾓｰﾀｰｻｲｸﾙ･ﾀﾞｲｱﾘｰｽﾞをやっと借りました＾＾(公式サイトはこちら)先日映画「バッド・エデュケーション」を見に行ってからお気に入りの俳優、ガエル・ガルシア･ベルナルの作品です。監督は「セントラル・ステーション」のウォルター・サレスです。チェ・ゲバラ、と言えば、聞いたことがある人も多いと思いますが、のちのキューバ革命の指導者である彼とその友人アルベルトの、若いころの南米大陸縦断の旅を描いた物語です。喘息の持病がある医大生の青年、エルネスト（のちのゲバラ）は、友人アルベルトと中古バイクで旅に出ます。旅費も潤沢にはなく、野宿や人を頼っての貧乏旅行ですが、南米大陸を制覇する、という夢を持ち、二人の青年は旅を続けて行きます。色々なアクシデントにあいながらの二人の旅…旅の日々を重ねる中で、彼らが見つけた自分とは…夢とは…生き方とは…若い青年なら誰もが経験する自分探しの旅。不器用なほどまっすぐで、お世辞も嘘も上手に言えないエルネストを、ガエルは見事に表現しています。旅が進んでいくにつれ、お坊ちゃんのような顔が、だんだんとたくましい顔つきに変わっていきます。それを見事にガエルは演じていて、今回も彼にまんまとひきこまれてしまいました。そしてまた、南米の自然も素晴らしく、映像もきれいでした。どうも、私はこういうお話が好きみたいで、物語のラストには涙が止まらなくなってしまいました…俳優のガエル・ガルシア・ベルナルはメキシコ人ですが、本当にラテンの魅力にあふれた好青年です＾＾そして何より、一途な目の演技がいいんです…＾＾でも、決して甘い甘いお話ではなく、物語は淡々としたロードムービーで、観る人によって感じることも違うと思います。エルネストとアルベルト、同じ経験を味わった彼らでさえ、その後に進む道は大きく分かれていくのですから…男性にぜひお勧めしたい作品です。特に自分の進むべき道で迷っている人に…あ、ナオにもお勧めしてあげたいなー…ぜひいつか、我が家のコロ助にも、観てもらいたいな…と思いました。でも、コロ助の場合「グーニーズ」や「スタンド・バイ・ミー」がまずは先かしら…＾＾ともかく満足の作品でした。そして、観終わって仮眠を取った私です…＾＾オランダで戦うU-20の選手たちも、エルネストのように将来の展望が開けていく年代。ぜひ何かをつかみとって、たくましくなって帰ってきてほしいです…＾＾

  June 10, 2005

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  「ターミナル」観ました＾＾

  今日の一本はこれ「ターミナル」新作でDVDがレンタルになっているこの作品。ずっと我が家のコロ助が狙っていた作品です。実は昨年、国際線の飛行機の中でこれを観たコロ助。大爆笑で大のお気に入りに＾＾（話はコメディーではありません）かなり当時はトム・ハンクスのリアクションが我が家ではマイブームに…新作でレンタルのDVDが出たら、絶対借りるんだ、と意気込んでいました。店の前を通るたびに貸し出し中じゃないのがないかチェックしていたコロ助。とうとう今日、週末でもないのに見つけてしまいました…まあ、今日は習い事も小休止の穏やかな日なので親子で鑑賞することに＾＾話はNYの国際空港。小国クラコージアから来た男は国がクーデターになり、持っていたパスポートや航空券が無効になってしまい、空港で「無国籍人間」になってしまいます。行き場を失い、ターミナルに暮らすことになる彼。でも、どうしてもNYの街に行きたい、という強い意志を持っています。不法入国もせず、ただただ正規での入国を待ちながら、彼独自の人間性で、ターミナルの中に様々なドラマを生み出していきます。なぜ、彼はNYに行きたいのか。彼が大切に持っているピーナッツの缶の中には一体なにが入っているのか…そして最後に彼はどうなるのか…最後は私はかなり涙涙でした…まあ、さすがスピルバーグ、さすがトム・ハンクス、さすがドリームワークス、という作品です。ここでうんちくをちょっと…＾＾この作品には空港が出てきますが、これは飛行機の格納庫に作られた巨大なセットだったそうです。そして、ここに出てくるスタバやらバーガーキングやらのショップは、撮影スタッフのために、本当に品物を売っていたそうですよ＾＾その辺がいかにもアメリカらしい…バーガーキングのHooperは見ているとついつい食べたくなるから不思議ですね。これから観る方は、ぜひそんなところに注目して観てみてくださいね＾＾コロ助がはまった理由は、言葉が通じないことのおかしさ。質問されているのにまったく違うリアクションや返答してしまうトムに、お腹を抱えて爆笑していました。それを楽しむためには、意外に日本語吹き替えも楽しいですよ。ちなみに、私はコロ助と見終わってから、今度は字幕で夫と見る羽目に…－－；ええ、ええ、英語のセリフを聞き取る練習しましたとも…でも、老若男女を問わずに楽しめて考えられる作品です。お子さんにも安心して見せられます＾＾ちょっと心がささくれ立っている方にもお薦めです。

  May 18, 2005

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  「バッドエデュケーション」観ました

  今日は自分を解放してあげよう、と数日前から考えていました。主婦なので、生活の中心は家族になります。GWも家族と過ごせて、とても楽しい時間でした。でも、ちょっとオンリーワンな自分も取り戻したい…サッカーで消耗した部分もちょっと解放したいし…（大げさ）こんな時はだいたい、私は一人でDVDか映画館かで映画を観ます。時間の都合と、観たい映画の趣味があまり人と合わないので、一人で観るのが気楽です。ここ最近、公開されてからずっと観たかった映画、それは「バッドエデュケーション」です。ミニシアターものというのでしょうか…東京では2箇所の映画館でのみ上映されています。どうしても映画館で観たくて、しかも水曜日のレディースデーがやっぱりお得。そうなると、今日を逃すとまた一週間はのびてしまうし…というわけで、数日前からぼんやり計画。そして、突発的な事件（例えばコロ助の病気とか…）もなかったので、しっかりと堪能してきましたよ…＾＾ストーリーは、ミステリーというのかな…　スペイン、マドリードが舞台です。ある若い映画監督の所にやってきた少年時代の同級生の俳優、自分達の少年時代の出来事を脚本にして映画を作ろう、と持ちかけられ、禁断の少年時代をモチーフに映画を作ることに…でも、進行していく企画の中で、彼が本物の彼ではないのでは、と気付いていく映画監督…　本物の彼は一体…みたいな感じです。でも…　官能の世界というのかな…　うーん、なんとも言えない愛の世界…　映像も素敵でした。私は主人公のガエル・ガルシア・ベルナルにちょっと心奪われてしまって、彼の気持ちに振り回されながら映画を追っている感じでした。かわいい男性が好きな方には彼はお薦めですよ＾＾コロコロといろんな表情を見せてくれる芸達者な俳優さんでした。ラテン系の魅力が溢れている人でした。R-15指定みたいですが、下品ではなく、官能的、というか耽美な感じ…お話の途中で流れる賛美歌「KYLIE」のボーイズソプラノがまた効果的。「キリエ　エレイソン（主よ哀れみたまえ）」のリフレインですが、いろいろなことを暗示していて、ドキドキしました。サスペンスのようなストーリーなので、目は離せないし…お金を払って観に行く価値のある映画でした。やっぱり一人でも観に行ってきてよかったです。どちらかというと、女性のみなさんにお薦め、でしょうか…ストーリーのほかにも変なところに反応している私。「行こう」という字幕のところで繰り返される「バモ」…頭の中で「バモバモトーキョー」なんて歌ってみたりして…ガエルの履いているスニーカーのブランドをチェックしてしまったり…衣装提供もなかなかお洒落なラインUPでしたし…あと、映画に出てくる美術というのかな、部屋とかも素敵でしたねー大変満足いたしました＾＾次はなにを観ようかな…予告でやっていた「0:34」というイギリスの映画はめちゃめちゃ怖そうだけど、ちょっとのぞいてみたいような…でも、これ観て地下鉄に乗れなくなった人がたくさんいるらしいので、怖がりの私はやっぱり一人で観るのは無理そうだな…

  May 11, 2005

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  「ダヴィンチ・コードの真実に迫る！」

  オンエアの時見逃してしまった番組を、週末実家で見ました。どうも私の父がこれにはまってしまったらしく、難解な話なので何度も何度もビデオを見ていたらしい…そして私達が遊びに行った日も、ごたぶんに漏れず、視聴中…おじいちゃんとしては、なんとか孫のコロ助にすり込みたかったらしく、必死にコロ助に訴えかけて…（涙ぐましいなー）それに見事にはまってしまった私とコロ助。すっかり見入ってしまいました。ダヴィンチが生きていた時代に、彼の科学力が全て活かされていたら、世界の歴史は変わっていたんだろうな…と思うほどの彼の科学力。あの時代には科学は信じられていず、宗教の対極にあるものだったから、彼の発想力は活かされることはなかったけれど…例えば自動車の動力や飛行船などについても、机上の計算だけで設計してたのがすばらしいと思いました。すごい頭です…そしてまた、すごいと思ったのが､「最後の晩餐」に隠されていた女性の存在…修復された絵画から、突如現れた一人の女性。この女性（マグダラのマリアと言います）が実はキリストの妻だった、と主張していたというダヴィンチ…そして彼にはそれにかかわる重大な任務があり、その精神は､なんと現代まで続いているのだ、という検証…「ダヴィンチ・コード」はベストセラーになり、トム・ハンクス主演で映画化が決まったそうですが、その周辺には、作り話ではない、様々なミステリーが隠れている。そう思ったら､「ダヴィンチ・コード」やそれにかかわるドキュメントの本を、いろいろ読んでみたくなりました。私、重いハードカバーが苦手なので､文庫本にならないかな…コロ助には宗教の話や、当時の教会の背景など、ちょっと難しい内容だったと思うけど、彼は謎を解き明かす、というのが大好きなので、最後まで必死に見ていました。映画になったら見に行きたいらしい…（汗）おじいちゃん、孫がはまってくれてよかったね。その後は二人で「もうすぐイラン戦」とサッカーの話。付け加えておくと、父は「中田は絶対にイラン戦に必要で､出すべきだ」と主張していました（笑）数年前にはオフサイドも知らなかった父が、どんどんサッカーを勉強して詳しくなっているのが怖い…（笑）コロ助がサッカー好きだからなんだろうな…母は母で「金曜日の朝日新聞に『あなたの好きな石川』が載ってるミニ新聞が挟まってたわよ」ととっておいてくれていた…（汗）私達ってこんなところでサッカーサッカーといつもすり込んでいるんだな…と妙に実感してしまいました（笑）話がまたサッカーにそれましたが､「ダヴィンチ・コード」おすすめです！裏にたくさんのドキュメントが盛り込まれているから奥が深そう！

  March 22, 2005

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  シービスケット

  昨日のJリーグは6試合がドローという結果に…内容としてはいろいろなドローだと思うけれど、ホームチームのサポーターにはストレスのたまる内容も合ったと思います。東京×広島の試合は雪の中というよくないコンディションの試合で、東京はアウェイの戦いということもあるのか、開幕戦とは違い、出すぎずに試合に入り、それでなかなかペースをつかめなかった部分があると思いました。我慢我慢の展開で、中には何本かチャンスもあったけれど、ナオも含め、決定機に決めきれない所もあり、結果はスコアレスになりました。アウェイだったし、実はあまり得意ではない広島相手で、しかもあのピッチコンディションの中、まあまあだったのかもしれないけれど、数本ある決定機に決められるのかどうか…優勝を目指していくためには、「その1本」にもう少し貪欲さがほしい、と、見ているほうとしては感じました。そんな試合をビデオで観たあと、今日はDVDで「シービスケット」を観ました。時代の大きな変革の中で、それぞれ心に傷を負った男達が荒くれ馬を一流の競走馬に育てていきながら、自分達も癒されていく、というドキュメントを元にした映画です。「スパイダーマン」のトビー・マグワイヤが旗手の役をやっています。私は見ていて、３回涙を流しました。なぜだか荒くれ馬のシービスケットが、サッカー選手に重なって見えました（大久保に見えましたねー　笑）素質はあるのにいい指導者にめぐり合えずに、自分の力を出しきれない、という選手はたくさんいると思うのです。自分を信じてくれて力を引き出してくれる指導者との出会い、これがどんなに大きなことか、ということを示してくれたように思いました。そしてこれが本当にあった話だからこそ、涙が止まらなくなってしまいました。力のある原石はたくさんある。その力を引き出せないだけ…そしてそこには、その原石の力を信じつづける周りの力も不可欠…私はサッカーバカなので、全てがサッカーに結びついてしまうのですが、様々な世界に当てはまる物語なのでしょうね…自分の今に行き詰まっている人に力をくれる…そんな映画だな、と思いました…おすすめです!!この映画の素敵なセリフを一つ…「一つ一つレンガを積んでローマを作ろう…」

  March 13, 2005

• 24大詰め!!

  今日は寒かった…。小雪がちらつく中、出かけてきました。こんな天気の中、小平は初練習に多くの人が訪れたみたいですね。私も行きたかったのですが…。石川選手は相変わらずの人気みたいですが、初心に戻って、ぜひぜひ今年は勝負の年にしてほしいです。今夜はいよいよ我が家での「24」上映会が佳境を迎えます。あー、終わってしまう…でも早く見たい…複雑な心境です。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊見終わりました。本当に複雑な気持ちが混ざり合ってます。私たち日本人には、根本がわからないのかも、なんていうことまで考えたりして…24時間を追うごとに、登場人物への思い入れも強くなるし…わけがわからず泣いてしまいました…それにしても、ここ1ヶ月くらい、毎日のように見ていたので、自分の英語リスニング能力が上がったような(笑)…もう一度、頭を整理しながらエピソードを抜き出して見たい…今はそんな気持ちと、しばらく頭を休めたい…そんな気持ちが入り混じっています。４THシーズンはどうなっているのでしょう…サイトをのぞきたいけれど、エピソードを見てしまうのはもったいないし…うーん。次は我慢して待つにはあまりに長すぎるような…禁断症状が出そうです(T_T)Oさん、私は携帯を買い換える勢いです！決意は固いです!!

  January 23, 2005

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