思い切って。
2001年9月の立ち上げ以来、8年半も続けてきてしまったこのブログ。かなり悩んだ挙げ句ではあるのだけれど、少し続けすぎた感もあって、今日の記事を最後にTHE ENDに。立ち上げ当初は、やがてここがバイクブログ(なのか?)になることさえ自分でも想像だにしていなくて、お酒と料理と、世間を辛口でタタッキルだけのつれづれだった。もちろん“ブログ”などという言葉すら使われていなくて、世界中の人に読まれることを前提に書く“日記”だった。2,750の記事が語る8年半のワタシの毎日に、脚色はあっても嘘はない。文体が“である体”なばっかりに、かなりスカしてる印象を与えてはいても、実はひどくおっちょこちょいでそそっかしく、キメるべきところでキメられず、ひとりぼっちが大嫌いな私は十二分に透けてみえているはずだ。“自分の生きてきた足跡を残したい人が、ブログ書くんじゃない?”先日、ネヂでのミツル師匠のことば。カメラマンである師匠は、“写真”という足跡がある。グラフィックデザイナーなら、“広告”という作品がある。アーキテクチャーなら、“建築物”が残る。教師なら、“教え子”が足跡になる。ライフワークを持つでもなく、自分の道程になんのマーキングもしていけない。だから日々のよしなしごとをつらつら書いておく。それがワタシのブログデビューだった気が、確かにする。バイク生活もそろそろ4年目。一時の、まるで中毒したかのように熱を帯びた欲求もなくいい条件が揃ったときに走ればいいさという境地にあるのもトラブルや事故や環境や経済的なことやそういったもろもろのココロ模様と状況が滲み出ている結果。降りる気はもちろんない。でも、走っていないことが見え見えなのにバイクブログでございと気取るのはみっともない。ネタのために走るのはもっと不本意。そんなこんなないきさつ。また、いつか、どこかで…。今日はAPRIL FOOL。明日も続くぅ!