遠距離家族
お正月までひと月と半分ほど。年明けまで続く忙殺状態の中、どう過ごすかが時折りアタマをよぎっては忙しさにかまけてスルーしてしまうのはいつものこと。ここ何年かは高くて混むお正月帰省は敢えてパスして一段落して帰るのが常になっている。そんな中、父が来月とある手術を受けることになり、「心配には及ばん」などとメールはきたもののそうはいってもとJALのホームページで検索してびっくり。年末年始は普通席で片道39,000円。電車代を入れたら往復8万超え。いつもは早割しか使わないので意識していなかったけれど、どっこい海外にだって行けそうな額だった。スカイマークは当然のように満席。お手上げだ。冬じゃなければバイク帰省も考えるけれど、途中で吹雪にでもあったら足止め必至…。明けて仕事が一段落してから帰ると送ったメールに、「1月じゃなくたっていいよ、無理しないように」と。なんだってワタシと弟をおいて帰っちゃったのよ、福岡に。そう心の奥で毒づくこと星の数。言っても詮無いが、言わずにいられない。煙たかった昔と、そばにいたい、いて欲しい今。ラウンドアバウトで走った1,200キロを再度遂げれば逢える距離とはいえ、今はこの距離がただただ疎ましい。