稽留流産
久々のブログネタが 稽留流産(けいりゅうりゅうざん)・・・暗すぎてスミマセン。今年に入って(体調が)おかしいと思っていて2月に入っても来なければ病院に行こうと考えていたらいきなり結構辛い『つわり』(今まで味わったこと無い)が始まって婦人科を受診。妊娠発覚。5週後半とのこと。まだ胎芽も見えず 2月に入り1週目(6日)に再受診。7週の大きさだけど胎芽は見えても心拍見えず先生に『心拍見えないから流産の可能性もある』と言われ来週また来るよういわれて 14日土曜日に受診。祈るような気持ちもあったけど今思うと6日以降段々辛かったつわりが日に日に弱まっていく感じだった。受診する前日13日夜 今まで午後になると一切食べ物受け付けれないぐらいひどいつわりだったのに 一気に吐き気も無くなり それどころか『おなかが空いた』ともう直感的に『赤ちゃん死んじゃった・・・』14日受診して再確認。先生に『赤ちゃん,死んじゃったね。生きてたらこの輪っかも生き生きしてるしもっと小さくなって大体なくなってる時期なんだ・・・先週ぐらいに死んじゃったんだろうね,7週ぐらいの大きさだよ』母,それを聞いて赤ちゃんに申し訳ないけど,すっきりした気がした。直感的にずっと『ダメかもしれない』と頭の中で思っていたみたいだった。いつも対応してくれてる看護婦さんが『私も流産したことあるんだけど,流産したときなんか違うのよねって女の勘って言うのかしら最初から勘が働いて感じてた。あなたもそうじゃない?』って言われて,『そうですね,変だけど流産言われてすっきりした。』と答えてた。『稽留流産だから,このままほっとくとひどい出血して大変なことになるよ。二人も産んでるし柔らかくなってるから・・・』今の状態を説明してくれた。16日に子宮内除去術を14日に赤ちゃんが亡くなってることを確認してから人がいるところでは別に平気だったけどみんな寝たり静かになって一人目が覚めたり ぼーっとしたとき『すっきりした』と言っても 悲しくて声を押し殺して気づかれないよう泣いていた。つわりのとき二人ともに『だいじょうぶ?』『元気になってね』って言われてた。意地でも子供には泣き顔は見せたくなかった授かりものの赤ちゃん 欲しくたってそう簡単に授かれないせっかく授かれたのに手に抱くことが出来ないそれどころか育てられない 子宮の中ですらも育てられない考えないように無意識にしてる自分がいても考えてたそんな私を気遣ってか旦那が『手術前に美味しいもの食べて力つけときな』と15日の昼 レストランに連れて行ってくれた。うちの両親と弟も一緒に。つわりがはじまってから母が結構気を使ってくれてご飯作って持ってきてくれてた。そのお礼もかねて思いっきり肉を食べておなか壊しました(く意地の張った人間)16日上の子を幼稚園に連れて行った後そのまま病院へ。旦那は暇つぶしにとMDウォークマンを貸してくれて 久々に平井堅 B'z ミスチル の曲半分寝ながら聴いてた手術は午後の診察が始まる前に10分くらいで終了(したらしい)手術の下準備が終わって(準備中 看護婦さんと『5人ぐらい産みなさいよ~』など『(年取って)産めなくなってから私は後悔したわ。』雑談すごく優しい看護婦さんたちで笑って話していられた)先生が着てからは すぐ麻酔を入れられて それから全然記憶なし。ただ一度無呼吸近くなったのかほっぺた叩かれて酸素マスクさせられたみたいだった。看護婦さんが『息して!』って言ってたのが聞こえた気がした麻酔が効いてる間 夢を見たはっきり今でも覚えてる最初は下の子が泣いてた。何でかわからないけど泣いてた。次に上の子が出てきて 二人で遊んでいたと思ったら泣き始めた。喧嘩したのか転んだのかよくわからなかったけどそんな感じの泣きだった。右の方に光が見えた。左の方に知らない女の子が助け出されていてそのこが私をじっと見てる。(ちょうど前日ぐらいにニュースで上の子と同じぐらいの女の子が白鳥を見るのが好きでよく池に見に行っていた。そのこが行方不明 と言うのが気がかりだったせいかと思ってるけど)何で私を見るんだろうと思ってると右側にあったひかりがぱぁーっと大きくなって その子が消えた。亡くなった父方の祖母(数回しか会ったことないので本当に祖母かわからない)と母方の祖父がいた。祖父は上の子を妊娠する前に亡くなった孫の中で結婚したのが私一人のみだったとき。しかも,祖父が亡くなる1時間前に会いに行っていて辛そうなかおを見るのが辛くて帰宅している間に亡くなった。どうしてもっと長くいなかったんだろうって悔やんで葬式の間中泣いていた。ひ孫も見せれなくてごめん。もっとおじいちゃんと話したかった。その祖父が手に抱いていた 私の赤ちゃんを何にも言わなかったけど祖父はすごくにこやかなかおをして抱いていた。段々遠ざかっていく感じだったお願い連れて行かないで 私の赤ちゃん泣きながら頼んだけど 無理だってわかってたけど頼まずにはいられなかった何度も何度も 頼んでたその時遠くで病院の時計の曲が流れていた。麻酔が全然さめてる感じが無く頭はぐらぐら。やっとの思いで時計を探してみると5時半近かった。6時半には迎えに来る 旦那が言ってたもう少しで来るんだ・・・のどがカラカラだったのに気がついた。前日夜9時以降飲食禁止のせい寒くないように暖房入れていてくれていた目が覚めてからも頭の中は 連れて行かないで 赤ちゃん ぐるぐる駆け巡っていた看護婦さんが点滴を外しにやってきた外してもらった途端 ぶわっと夢見てた以上に涙が出てきて夢の話を聞いてもらった落ち着いて 手術台から降りようにも身体が思うように動かなくてふらふら 看護婦さんに支えられながら隣の部屋のベッドに移動。『お酒弱い?』って聞かれて 『飲めなくは無いけど,ひっくり返ったことあるから飲んでない』って笑って答えた『(お酒強くて)麻酔効かない人もいるけど,ものすごく効いてるね』お酒弱いと麻酔効くんだとビックリ。麻酔効く人間でホント良かったって思った(苦笑あまりにもフラフラでベッドに移ってから また点滴。その点滴のおかげでだいぶ頭がさえてきて終わりかけたとき うるさい二人の声が遠くから聞こえた看護婦さんが『いらしたみたいよ』と 上の子とは初めてで対面したら爆笑。『すごい旦那さんにそっくりじゃない,二人とも』『え?そんなに似てます』と旦那。いつも私が言ってるのに全然信用してないのが浮き彫り。点滴を抜いてもらってるのを近くで見て ふたりとも『どう?元気になった』幸せだよ,心配してくれる人がこんなに近くにいるんだもの『パパに買ってもらったの!ドーナツ!!』へぇへぇ大好きなポンデリング買ってもらったのね。現金な二人でよかったよ