勝ち組 勉強法

[子育て] カテゴリの記事

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• 無神経

  子どもにとって一番よくないのが親の無神経な言動。自分のストレスを子どもにぶつけて、いつも不機嫌な顔。最悪である。親が健康で、出来る限りストレスを溜め込まないようにすることも子育ての基本の一つであろう。少し無理をして（それがストレスになってはもともこもない）でも、趣味など自分の時間を作って心を解放してやることが望ましい。旅行や、気の合う仲間とのお茶もよいが、自動車での通勤を電車にしたり、自転車に乗るところを歩いてみたり、買い物に行く道を変えて見たり、と普段の生活の中に些細な変化を取り込む工夫も必要である。テスト前なのにＴＶばかり見て、自分の部屋に入ったかと思えば漫画を読んでいる息子を見て「・・・」となりそうなので、ストレス解消に寝ることにした。

  2008.02.23

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• あまえた

  ”甘えた”は改善されるのか？と言うより、改善しなければならないのか？もっと言えば、悪いことなのか？たぶん、悪いことではないが”やっかいなこと”ではあるような気がする。そしてできれば、やっかいな場面を減らすためには改めた方がよい。ただ、改まらないことも多い。身近な大人に、「いい歳をして・・・」と言いたくなる者の心当たりがあるはず。その場面にこそ”甘えた”の要素が含まれているのだと思う。つまり、それは大人になっても改まっていない例である。自分の子どもにはしっかりして欲しいし、普通の大人に育って欲しい。そのためには、子どもの羞恥心と想像力を育めばいい。羞恥心は、それが恥ずかしいことだと教えてやればいいだけ。ただ最近はそんなことでさえできない親が目立つ。想像力は、子どもといい距離感を持ち、考える時間と空間を与えてやる機会を増やせばよい。こうして書いていると、やっと少し自分の中で整理ができた。なるほど、子育ては難しい、しかし他では味わえない楽しさと醍醐味と至幸感がある。さあ！今から子どもに説教だ。

  2008.02.15

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• 入学者決定

  合格発表から２週間、追加合格も落ち着き入学予定者ほぼ決定。今年も３科４科選択入試だったが、３科合格者が増。世間は少科目受験の傾向か？４科で社会を勉強していた子どもたちの方が粘り強いのは事実。今後は本校の入学者も３科の子が増えるので、その子どもたちが我慢強く全ての科目を勉強できるような環境や取り組みを考えるべき。緊張で厳しい表情ではあるが期待でキラキラ輝く瞳の新入生が間もなくやって来る。

  2008.02.03

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• モチベーション

  今、試験勉強をしているはずの我が子のモチベーションを上げるにはどうしたら良いのか？「きちんと集中して取り組んでるのかな」「音楽なんか聞きながらで大丈夫かな」「寝転がってテキストを見ているうちに寝てしまっているのではないかな」・・・心配から「何か飲み物かおやつでも持って行ってやろうかな」「起きているか声をかけようかな」「明日の予定を聞いてみようかな」などとつい声をかけたくなります。でも結局、高校生ともなると「あぁー」「じゃま」「・・・」のような返事が返ってくることでしょう。みな頭では勉強しないといけないことはわかっています。でもモチベーションが上がらない理由は、１．授業中うとうと居眠りしていて聞き漏らしたところが全くわからない。（ひどい時はどこまで習っているかもわからない）２．解らないところを放っておいてそれが溜まり、どこから手をつけてよいかわからない。３．頑張ってもいつもよくできる奴には勝てない。などが原因ですが、よく見ると全て授業でのつまづきが発端です。居眠り、集中力の欠如、よくできる子の授業中の頑張り、全て授業中の問題です。モチベーションは家で上げるのではなく、学校で上げておくものです。担任や教科の先生を師事するような言葉を多くかけ（実際はどう思ってようと関係なく）、家で勉強するように仕向けるより、学校の授業に集中できるように仕向けるべきです。「今から間に合うのか」と思われるでしょうが、授業中のモチベーションが上がれば、自然と宿題や復習予習に向かう気持ちができ、それが家庭学習の習慣をつけ、試験勉強にもつながります。学問に王道はありませんが、授業中のモチベーションを上げることは実力向上の近道です。

  2007.10.08

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• 精神年齢

  高校１年生になるのに今だに小学生を見ているような我が子。なかなか他人のことを気遣うことが出来ず、生活のリズムも今一。勉強も習慣づかず、その日暮らし。見ているとついいらいらしますが、これって親の育て方というか、関わり方が上手くなかったせいなんだなと最近つくづく思います。幼い頃の子どもとの関り方って、そのときは精一杯だからなかなか日々振り返れないものですよね。その頃は「子育ては当然親がするもの」という考えが強かように思います。実は、子どもっていろいろな人に育ててもらった方がずっと伸びるんですよね。おばあちゃんやおじいいちゃんはもとより、その子の兄弟、学校の先生、近所の人、子どもの友だちの親。できるだけいろいろな人に頼って、できるだけいろいろな人に世話になって、自分が心に余裕を持てる環境を作って、「自分ひとりで子育てしてるんじゃないんだ」と考えることができていたらもっと上手く子どもと関われたと思います。子どもにとっても多くの人と接することは、様々な価値観に触れ、精神のバランスもとれて良いのだと思います。今、まだ幼い（間に合う時期）の子をお持ちのみなさんは、「子育ては自分ひとりでするもの」と何もかも背負い込んで自分のゆとりを欠かないように、いっぱい人に頼って子育てして下さい。きっとバランスの取れた良い子が育つと思います。

  2007.10.04

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• 言葉

  言葉って大切。遅まきながら（上は２０歳、下は１６歳）今ごろ実感しています。できることなら子育てをやり直したい！今日本屋で「かける言葉で子どもは伸びる」みたいなタイトルの本を立ち読みしていたら、私の子どもへの言葉は、「これは絶対に良くない」例ばかりでした。今からでも遅くない。子どもたちに「おやすみ」を言いに行きます。

  2007.10.03

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• ハードル

  子育てに重要な要素として、「ハードルの高さの設定」があると思います。何をするにしてもモチベーションが大切であることは以前にも紹介しましたが、そのモチベーションを上げるのに、ハードルを適度な高さに設定してやることが重要です。代償（これができたら○○買ってあげる）でモチベーションを上げてやる時期があっても良いとは思いますが、それだけではすぐに限界が来ますし、時期を間違えると大きなマイナスにもなると考えます。ハードルの高さの設定は繊細なものです。例えば自分の子が高校１年生でも、場面場面（特徴があるのでその場面はある程度限られている）では精神年齢が中学１年くらいの時があると感じたら、できるだけ早くそうした場面でもその年齢に近い言動ができるようにハードルをギリギリの高さに設定したりします。もちろんこの時は失敗が増えますが、成功した時に精一杯褒めてやって失敗をうまく流してやることが重要だと思います。一方、できの良い場面が続く時に、欲張ってさらに高いハードルを続けて設定しすぎると継続できずに、かえって無用の挫折感を味わうことになります。「適度な達成感」がモチベーションを上げ、モチベーションが上がると「集中力」「想像力」が増し効率が上がる。それが結果につながり、またモチベーションが上がる。このように良い循環になればしめたものです。しかし、ハードルの高さの設定には最初にも述べたように、子どもをよく観察し（過干渉になるのとは別です）、親の欲を捨てた微妙な調整が必要だと思います。これが難しい。

  2007.08.13

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• 大きくなった子どもの日

  先日五月人形の箱を下ろす際、腰を痛め、当の子どもに下ろしてもらいました。情けない思いと、「この子が私の代わりにこの重い箱を持てるようになったのか」という感動とを同時に味わった瞬間でした。飾る途中で自分も触りたくてハイハイしながら邪魔ばかりしてきた幼い頃、人形と背丈を比べていたあの頃、つい最近まで姉の雛人形の方が豪華だと不満をもらしていたと思っていたら、間もなく飾っても興味を示さなくなった中学の頃。今は、私より背が伸びた息子が「手伝おうか？」と言ってくれます。本当に大きくなるのは早いものです。

  2007.05.04

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• 苦情

  　間もなく高２ともなると、早い方は大学受験を具体的に意識されるのか、最近教科に対する苦情が多く寄せられます。　「現代文の中間テストで古文単語７０ページのみが試験範囲とはどういうことですか？」、「授業で何かを教わるということもなく高１の最初からセンター試験の過去問ばかりしている」とか。　学校にはすばらしい教員もたくさんいますが、中には本当にどうしようもない教員もいます。　勤務時間は守らない。学年の行事には一切協力しない。教材研究もほとんどしない。授業は手抜き。　こんな人が実際にいます。　そんな人に教わることになると、これは当たり損です。　しかし、現状をご存じなくそういう教員を擁護する保護者もおられるので困ったものです。　私が私学に移ってくるときは、「いつクビになるかもしれない」という気持ちで来ましたが、中に入ってビックリしました。　「こんなにひどくても何も言われないの？」ということがいっぱいでした。　最近、教員の質が話題に上がりますが、まだまだ改善されていないのが現状です。　知り合いの他の私学の教員に聞いても、「それくらいならまだマシですよ」ともっと驚かされるようなことを聞くことがあります。　教職にもっと覚悟と誠意と情熱をもって臨んで欲しいものです。　そういう私も最近「初心に返らないと」と思う場面が多く、反省の連続です。　

  2006.11.04

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• 受験＋いじめの心配

  　近所の方から、「中学校ではいじめが常態化しているものですか？」と訪ねられましたが、これは本当に学校によって差があることなので、その地域の公立と私学では全然違うでしょうし、公立でも地域によって違うでしょうし、私学でも学校の姿勢によって差があると思います。　また、学年によっても差があるし、担任によっても違いが出てきます。　本校では、生徒指導係りと位置付けて、各学年に主任の先生以外にもう一人担任以外の先生がつきます。　担任個人だけが対応している状態はよくありません。　教科指導以外にさまざまな担任業務がありますから、いじめに対応するエネルギーと時間と周囲の協力がないと見て見ぬふりをしたり、簡単に「やめるように」と言うだけで済ましたりなどという不適当な対応をしかねません。　やはり、まず管理職がいじめについてしっかり組織対応する姿勢をもつこと。　次に、生徒指導部（本校ではカウンセラーの資格をもつ教員がいます）と担任団がいじめのネットワーク的な対応を構築し、情報を共有しておくこと。　随時いじめの対応に関する研修を行うこと。　休憩時間や放課後、監視という観点ではなく、子どもたちの様子を気にかけておくこと。　保護者と連携をとること。　加害的な立場にある子どもたちのストレスの原因を軽減するための努力もしていくこと（例えば学力の不安を抱えているなら、補習をしたり、面談をしたり、塾や家庭教師の相談にのってやったりする）。　そして何より、被害的立場の子どもたちが、信頼をして相談できる担任であることを心がけるべきでしょう。　本校もまだまだこれらのことが十分に実践できていません。　こうした意識をもつ教員が集まり、管理職を巻き込んで、対応を充実させていくべきですが、それと並行して、担任の雑務の軽減と、クラスの少人数化と、施設（例えば食堂）の充実と、教職員間の懇親をすすめていくことが必要です。

  2006.10.19

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• いじめの心配

  　近所の方から、「中学校ではいじめが常態化しているものですか？」と訪ねられましたが、これは本当に学校によって差があることなので、その地域の公立と私学では全然違うでしょうし、公立でも地域によって違うでしょうし、私学でも学校の姿勢によって差があると思います。　また、学年によっても差があるし、担任によっても違いが出てきます。　本校では、生徒指導係りと位置付けて、各学年に主任の先生以外にもう一人担任以外の先生がつきます。　担任個人だけが対応している状態はよくありません。　教科指導以外にさまざまな担任業務がありますから、いじめに対応するエネルギーと時間と周囲の協力がないと見て見ぬふりをしたり、簡単に「やめるように」と言うだけで済ましたりなどという不適当な対応をしかねません。　やはり、まず管理職がいじめについてしっかり組織対応する姿勢をもつこと。　次に、生徒指導部（本校ではカウンセラーの資格をもつ教員がいます）と担任団がいじめのネットワーク的な対応を構築し、情報を共有しておくこと。　随時いじめの対応に関する研修を行うこと。　休憩時間や放課後、監視という観点ではなく、子どもたちの様子を気にかけておくこと。　保護者と連携をとること。　加害的な立場にある子どもたちのストレスの原因を軽減するための努力もしていくこと（例えば学力の不安を抱えているなら、補習をしたり、面談をしたり、塾や家庭教師の相談にのってやったりする）。　そして何より、被害的立場の子どもたちが、信頼をして相談できる担任であることを心がけるべきでしょう。　本校もまだまだこれらのことが十分に実践できていません。　こうした意識をもつ教員が集まり、管理職を巻き込んで、対応を充実させていくべきですが、それと並行して、担任の雑務の軽減と、クラスの少人数化と、施設（例えば食堂）の充実と、教職員間の懇親をすすめていくことが必要です。　

  2006.10.19

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• 親として×

  　昨日も中３になる自分の子をきつく叱ってしまいました。　結構理不尽な物言いで、子どもを大いに傷つけたように思います。　だめな親です。　いつも次の朝、子どもの寝顔を見て、「また、間違ったひどい叱り方をしてしまった・・・。本当にだめな親だなぁ・・・」とつくづく自分が嫌になります。　そんな日は早く帰って優しい言葉の一つでもかけてやりたいと思うのですが、結局帰りが遅くなりあまり会話もできずにそのままになってしまいます。　仕事がら生徒には冷静に対応できるのですが・・・自分の子どもには全然だめです。　

  2006.10.18

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• 小さい頃の絵本

  　東大・京大・阪大生というと頭が良いんだなと思いますね。　頭が良いってなんでしょう。　本校も毎年約２１０名が卒業し、現役で東大３０名、京大６０名、阪大１５名に行きますが、何が優れているかというと、全般的に興味関心の強さと集中力です。　特に現役でスッ受かっていく子は、これに加えて想像力と忍耐力がある子です。　その子どもたちの母親と話す機会が結構あるのですが、共通しているのは、幼い頃に良質の絵本をよく読んだこと、親が子どもの目を見てしっかり話しかけたこと、物事に感心を持つようによく出かけ良質のもの（絵や音楽や風景や人）と出会う機会を作ったことと聞いています。　確かに、読書好きが多いし、男子校ですがピアノが弾ける子も多く、高校ともなるとクラスの半分近くの子がパスポートを持っています。　もちろん小さい頃は公文式に通わせ、小学校高学年には有名進学塾に通わせておられますが、根はもっと幼い頃にあるように思いました。　海外旅行は簡単なことではありませんが、その他はほとんどの家庭で可能なことばかりです。　親の広範な理解と、先を見通した関わりと、地道な努力が積み重なると、それを受けて子どもたちは大きく立派に育つものだと実感しています。　それには、親が出来る限りのゆとりを確保して、心をこめて子どもを見つめること（過干渉にならずに子離れのタイミングも含めて）が大切だと考えています。　　

  2006.10.15

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• 時間が育む人格

  　いま高校１年生の担任ですが、つくづく小学校の教育の重要性を感じます。　公立高校で教えていたころは、学習に関わりながら形成される人格の部分は、主に中学時代に形成されるのだろうと思っていましたが、私学に移り、中高と６年間担任をしてみると、どうもそれは小学校の頃に形成されるんだろうと思うようになりました。　進学校と言われる学校に来ている子でも、全く学ぶ姿勢ができていない子が結構います。　中学受験をする子どもたちの様子を見ていると、塾通いの日々が人格形成に少なからず影響しているように思います。　同じ歳の子と身の回りのことをして過ごす時間、勉強以外のことをじっくり考える時間、何かに追い立てられ荷ないで過ごすゆったりとした時間、つまり「その子の自由になる時間」が人を育てるのだと思います。　しかし、現実は、想像や創造する時間が取れず、勉強以外のことを考える時間がないのが現状です。　また、過度な期待や抑圧の理由や意味すらわからない子どもたちが、それらに耐えて行くこと自体にも無理があります。　これでは精神面が年齢に追いつかないだけでなく、子どもたちの精神が病んでしまいます。　そんな子を目の前で見てきました。　本校も進学校がゆえにより強くそうした問題を抱えているはずです。　今教育が見直されようとしていますが、特に小学校に重点を置き、教員の側が「ゆとり」を持って様々な教育活動に勤しめるように国も個人もしっかりと考えていくべきなのでしょうね。

  2006.10.14

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• 体験授業

  　８月19日20日と学校見学会があります。300人、350人と盛況でありがたいことです。　１日4回の体験授業を行う私どもは大変でして、授業で使った資材をお土産にもって帰ってもらうために、手作りで240個の切り抜きの図形を準備していますがこれがまた大変なのです。　暑い中遠方から来ていただくのですから、つまらない内容では済まされません。　今も学校でコツコツと切り抜きをしていますが、だんだん空が怪しくなってきました。　今日は私の誕生日ですが、周りの先生方もほとんど帰られ、一人寂しく切り抜きをしながら歳を経ていくのかと思うと何か切なくなってきました。　小学生の子どもたちが、「へぇー！」と喜んでくれる顔を想像してもう少し頑張ります。

  2006.08.08

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• 親のありがたみ

  　今日は久しぶりに実家に帰りました。　同居の方はまた全然違う感覚なのでしょうが、私の両親は健在で年に何回かしか会いません。　毎回用事でしか帰らないし、帰ると相変わらず子ども扱いでうるさいのですが、実家に上がると自分の部屋や懐かしい物で心が癒されます。　子育てが忙しい時ほど、自分で何もかも抱えてしまってほとほと疲れて精神的にも参ってしまうことがよくありますが、そんなときちょっと実家に帰って、自分の部屋や懐かしい物を見て、またいつまでも子ども扱いをしてくるうるさい親に会って、自分の親としての責任から少し解法されるだけでもリフレッシュできるような気がします。　年老いていく親と同居で、面倒をみるのが精一杯という方にとってはそうした機会がないのでしょうが･･･　ただ、どんな形であれ、いま自分が抱えている責任から、少しでいいから自分を解法してあげる時間と空間を持つだけで、明日への元気が出てくるように思います。

  2006.07.09

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• 真っ白な子ども

  　生まれたとき、子どもはみんな真っ白。　最初は親が色づけていくことになる。　しばらくすると保母さんや幼稚園の先生が他の色を運んでくる。　またしばらくすると今度は友だちの色の影響を受け初める。　またまたしばらくすると小学校や中学校の先生の色をまねたりもする。　いま目の前の高校１年生はもちろん一人一人違う色。　彼らの色に潜む汚れやキズに気づかなかったり気づいても放っておいたりすると、汚れはひどくなりやがて落ちなくなる。またキズは深く大きくなる。　汚れやキズを見落とさないことは難しいが、見つけたときすぐに汚れを落としたり、キズの補修をしてやると、みんな綺麗に自分の色でまた輝きだすのだとわかっているのに･･･　今まで以上に、これからも見落とさない、見過ごさない、見放さない心がけで子どもたちと接していこうと強く誓った今日でした。　　

  2006.07.04

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• 笑顔

  　隣の赤ちゃんが私の顔を見てニッコリ。　”笑顔”ってすごいですね。　疲れているはずが、こちらも心からニッコリ。　とくに赤ちゃんの笑顔は素晴らしい。　誘惑とか思惑とか何にもなくただ感じたまま心を開いて満面の笑み。　わが子の小さい頃を思い出しました。　「ＳＭＩＬＥ！　」これからこのテーマで行こう！

  2006.06.16

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• 自己満足

  　自己満足が大切です。　自己満足というと、他人への配慮に欠けるとか、身勝手といった響きがあるので、あまり良い意味では使われませんが、実際のところ、人はみな充足感や至福感や達成感を追求しているのではないかと思います。　つまり、勉強することが、彼らにとって満足感や達成感を得られるものになればしめたものなんです。　中学受験の塾での勉強には、それなりの達成感や満足感が得られるシステムが用意されているように思います。　しかし、中学校では、同じようなシステムを取ることはなかなか難しい面があります。　席次もあからさまには出しません（実際に物を隠したり、嫌がらせに繋がる可能性があるから）し、６年一貫の学校では高校入試もありません。　結果、入学後突然満足感や達成感をえられなくなり、目標（子どもたちに言わせれば”楽しみ”）を失い、挫折する場合が結構あるように思います。　そこで、塾やそのシステムに依存した形での達成感の得方ではなく、自分に内在する部分での達成感獲得の方法を見つけておくと、入学後も頑張れるように思います。

  2006.06.16

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• 泣き叫ぶ

  　隣のお家の半年になる赤ちゃんが泣いています。　何かを訴えたくて、でも泣くことしかできなくて、顔をくしゃくしゃにして精一杯泣いています。　今週は、学校に出にくくなっている子２人と話をしました。　彼らも心の中で叫んで泣いていました。　「学校に行きたいよぉー」　抱っこしてあやす代わりに、いっぱい話を聞いてやります。

  2006.06.15

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• 放任か？管理か？

  　今回のワールドカップはブラジル型（南米タイプ）のジーコかオランダ型（ヨーロッパタイプ）のヒディングかという見方ができたと思います。　ジーコは「自分で気付かせる」良い意味での放任型で、ヒディングは「細かく指示する」良い意味での管理型です。　日本の選手はどちらのタイプの育て方で伸びるのか？　日本代表も各国で活躍しているとは言え、日本でジュニア時代を過ごし、Jリーグで育ったわけですから、どちらかと言えば管理型のような気がします。　子どもを育てるとき、学校を選ぶとき、この選択が意外とキーポイントになると思います。　どちらのタイプで子どもが伸びるのか見極めるのも難しいし、子どもの意思もあるし、そこでどのような人に出会うかということにも大きく影響され、管理型は行き過ぎが起こり、放任は勘違いが起こりますから、一概にどちらが良いとか、良かったとかは言えませんが、子育てにとって重要なファクターであることは間違いないように思います。

  2006.06.13

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• 芸術に触れる

  　先週「舞太鼓のあすか組」を鑑賞しました。　和太鼓を知らない子はその迫力に驚いていました。　生徒数名が舞台に上がり、あすか組の人と一緒に太鼓を叩く場面がありましたが、高１の子は昨年の文化祭から和太鼓を始めましたので、この日も経験者が進んで舞台に上がり自信たっぷり演奏していました。先生方も舞台に上がり、ある先生のワンマンショーになりました。　今度の文化祭では演劇もするそうで、テスト終了日から有志で集まって何やら楽しげにまた真剣に話し合いをしていました。　本来高１は何もしない（私の以前に持った学年以来高校で演劇はしていない）のですが、やはり中学で精一杯取り組んで得るものがあったのでしょう。　このことからも、実際の経験からは想像以上のものが得られることが多いようです。　ネットやゲームでの疑似体験で満足して、本物の芸術を鑑賞しているような錯覚に陥る子や、その必要性を感じない子も増えているがゆえに、芸術に触れるというのは大変重要なことで、感性を磨き、教養を身につけ、精神の安定や成長を促すには最適だと考えています。　できることなら家庭でも早くから本物の芸術に触れる機会を多くもつことが望ましいように思います。　わが子も、もっと早くから芸術に触れさせておけばもう少し････と後悔しています。

  2006.06.12

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• 公開授業終了

  　公開授業終了。　　４・５年生対象の授業は子どもたちが喜んでくれましたので良かったのですが、続けて行った５・６年生対象の方は難し過ぎたようです。　前半後半で異なる内容にしたので、休憩なしの連続授業には少々無理がありました。　黒板を消している間に後半の子どもたちが入ってきて、プリントも配布できていない状況から突然の授業。また、前半で冷房が効きすぎたということで、後半は生ぬるい風を受けての授業となり、精彩を欠く失礼な内容でした。　次回は夏休み前ですが、内容を変え、重心を扱ったもう少し易しいものにしようと考えています。（昔流行った”バランスジャック”でいこうと思います）

  2006.06.11

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• 中学受験（公開授業）

  　今から公開授業をします。なんかうれしそうな興味津々の子どもたちと、「隅々まで見逃さないわよ！」という意気込みの保護者の方が続々とお見えです。　あいにくの天候ですが、グランドではサッカー部が練習試合、体育館ではバスケット部が練習とクラブ活動の様子も見ていただけそうです。　総合司会の先生は普段見かけないスーツ姿でそわそわされてますが、私はまだ普段着でブログをアップしています。　今の高１の子たちも、４～５年前はこのような学校見学に瞳を輝かせて来ていたのでしょうね。　最近は、じめじめムシムシと不快指数の高い日が続いていることもあり、その昔輝いていた瞳がくすんで見えるのは気のせいでしょうか。　もう一度あの輝く瞳を取り戻そう！

  2006.06.11

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• 中３

  　私が今まで見てきた子について当てはまること。（あくまで私見）　・よく寝る子は、聡明。　・感情の激しい子は、頭の回転が速く、記憶力が良い。　・小学校中学年くらいから、公文式をしていた子は伸びる。　・本をよく読む子は、意思が強い。　・食事の遅い子は、集中力に弱点がある。　・洗った体や手をしっかり拭けない子は、雑で詰めがあまい。　・まっすぐ座れない子は、人の話が聞けない。　つまり、睡眠時間をしっかりとり、公文式で数学の基礎と向上心と我慢力が身につけさせ、　良い本との出会いを演出し、食事はある程度テキパキとらせ、落ち着いて深く腰掛けさせ、　しっかり手を拭かせると良いということです。　全てうちの子ができないことばかりです。

  2006.06.10

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• 塾をサボって

  　今下の子（中学３年生）を叱っていました。　自分で行きたいという塾に行かせていますが、今日は１時間目をサボったと塾から連絡があり、理由を聞くと、行く前から１時間目はサボるつもりだったそうです。　母親が塾に間に合うように急いで帰ってきて作った食事を取りながら、塾に行くからとすっかり親を騙しました。　何をしていたかと聞くと、塾の１時間目は社会科で進むのが速く、学校の次のテスト範囲の先を勉強するので、自分で違う科目のテスト勉強を本屋さんでしていたそうです。　本来なら、自分のペースで勉強しようとしたのは悪いことではありません。　しかし、前後の流れから考えると、学校の行事で今日は休みであったのにゲームをしたりメールをしたりして好きな時間の過し方をし、自分の都合で「勉強しようと思ってサボった」ではいただけません。　また、何を言われようと親にきちんと考えを説明もせず（説明しても自分が行きたいと言ったのだから休むなと言われると思ったそうです）、行く振りをして親に嘘をついた訳ですからこれは叱らないと。　とにかく下は我慢ができない子で、いつも自分の都合で判断し、結局悪い結果につながります。　職業柄、人の子には冷静にいろいろ落ち着いて話ができるのですが、自分の子にはなかなか上手く伝えられません。情けない限りです。　　

  2006.06.01

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• 良い暗示・悪い暗示

  　1学期の中間テストで、欠点（30点未満）を５～６科目とったであろう子どもたち２人と今面談をしました。　「本気で必死に勉強したら、欠点は何科目だったと思う？」と聞くと、２人とも「１～２科目」と答えました。　「中学から３年間いろいろな人に言われ続けて、この期に及んで、なぜまだ必死になれなかったの？」と聞くと、２人とも答えに詰まってしまいました。叱られていると感じてしゃべらないのではなく、理由が本当に見つからなくて言葉が出ないのです。　実はこの子たちは、相反する考えに振り回されているのだと思います。　一つは、親からも何百回、先生からも何十回と「お前はだめだ。学校辞めることになる。何度言っても変わらない」と言われ続け、しっかり暗示にかかり、無意識のうちにも「俺ってそうなのかな」という思いが潜在して、その子の前向きな気力を奪っているいるようです。　相反するもう一つは、想像力のなさと自己防衛の本能から「いろいろ言われるが本当にそうなのかなぁ」と現状を現実視できない逃避の一種のような状況が無気力にさせているようです。　この相反することに足場をおくために起こる、漠然とした不安感と焦燥感が彼らの現状のように思います。　どうしたら良いかは本人に３０分かけて話しました。言っていることが少しは伝わったかな？心配です。　

  2006.05.31

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• 生きる力は数学から

  　「数学をしっかり学べば、生きる力も身につくのでは？」と最近強く思います。　数学では、与えられた条件をまず確認します。これは自分の立場やその場の状況判断をしっかりすることに似ています。　次に証明するものや求めるものを確認します。これは目的を確認することです。　ここから解答に入っていくわけですが、まずどの分野（単元）に属するかを考え、使える定理や公式を探ります。これは物事に対処する時に誰（自分自身、友人、親、他人）と組んで行動するかを見極めることと似ています。　ここで経験を生かします。過去の解答をイメージしながら部分的なパターンを組合わせ構築して自分の書き易い解法としていきます。これは今までの人生経験（したこと、聞いたこと、見たこと）を生かし、使えるパターンを参考にそれらを組み合わせて自分のスタイルの対処方法を考えます。　数学でも、生きていく場面での様々な対処でも、正解もすれば、ケアレスミスや重大なミスや経験不足で間違うこともあります。　そこで、数学をしっかり学ぶことで「状況判断力」、「目的意識の持ち方」、「有効な手段の見つけ方」、「過去の経験の生かし方」、「それらの構築の仕方」などの方法論や力を身に付けていくことができるのではないでしょうか。　少なくとも、総合的に「考える力」は付けられるとおもうのですが。

  2006.05.28

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• 教師の課題

  　「花ばと」さんのブログを参考に学校現場の状況を書いてみます。あくまで私の関係する限られた範囲で感じたことです。本日の読売新聞世論調査から　★教師の質が悪くなった理由　　1.社会的な常識が身についていない　　　　確かに若い教員にはデジタル世代が多く、物事の前後関係を認識する力が弱かったり、机上の仕事が７割（実際は３割）と考えているところがありますが、その時代の常識というか風潮に合っていない先生はいつの時代にもいます。教員も時代の影響を大きく受けるので、「常識」という言葉を遣っている人がどの世代の人かによって判断は異なってきます。　　　　2.教育に対する熱意や信念がない　　　　私たちの子供のころにも熱意のない先生は山ほどいました。親が学校にどこまでのことを期待するかによって、情熱のあるなしの判断基準が変わってきます。これも昔とは何も変わっていません。　　3.子供とのｺﾐｭﾆｹ-ｼｮﾝがとれない　　　　確かに、「人間関係で、もまれたことが少ないな」と思われる教員が増えました。若い教員はすでにＴＶゲームやＰＣ世代ですから、外界と触れる機会が昔に比べれば少なくなったのでしょうか、礼儀知らずや、根拠の無い自信をもった（経験を重要視しない）教員が少し増えたような気がします。しかし、一方では若い教員はむしろ今の子どもたちの生活状況が理解できやすい環境にあるのも事実です。いろいろと原因が考えられますが、子どもたち自信がコムニケーションをとれなくなってきているのも事実です。　　4.子供のことより学校の都合や対面を重視する　　　　これは事実ですが、明らかにマスコミの責任が大きい。　　5.生活指導が出来ない　　　　これも事実です。３．についてのコメントのように、人間関係でもまれる経験が少なかった人は、自己体験から来る対処法を持たないため、マニュアル通りの対応をしてしまうのでしょう。　　6.知識が不十分で、自ら学ばない　　　　教員の読書量は減っています。本という形以外の情報源が豊富にあることにも因ります。また、苦労をして学ぶ（経験する）ことをしない傾向にあるのも事実です。　　7.勉強の教え方が下手　　　　むしろ昔より上手くなっていると思います。ただ、塾や予備校の受験指導型の教え方を最良という基準で考えるなら、下手なのかも知れません。　　　　8.体罰など問題を起こす　　　　昔に比べれば激減しています。　若い教員にも素晴らしい人はたくさんいます。私の限られた関係の範囲での感想ですから、失礼があるかもしれません。　何度か言いましたが、マスコミが教育に与える影響は計り知れません。教員も努力すべきですがマスコミにも節度ある報道を心がけていただきたいものです。

  2006.05.28

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• 受験準備

  　２７日の公開授業は、保護者が７６人、子どもたちが１８人みえるそうです。　子どもたちに楽しい授業をしたいと思ってたのですが、これだけ保護者の方が多いと、扱う教材の数学的な背景や教授法のメッセージ性の強い授業を意識することになるのかなと悩んでしまいます。　３０分で、楽しくまたある程度アカデミックな内容のあるものにしていくためには、小道具やプリントや板書の仕方にも結構な工夫が必要になるような気がします。　あーなんか気が重くなってきました。　中間テストの最中で、採点や作問も忙しいので困ったものです。

  2006.05.25

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• 私立中学見学会

  　２７日に小学生４～６年生向けに公開授業をします。　中学受験進学塾の主催で、本校の見学会を行うのですが、その中のひとコマです。　対象が難しい年齢ですが、もともと小学校の教員を志していた者（免許はあるのですが当時は採用が０でした）としては非常に楽しみです。　　１．観察力　　２．手を加える　　３．答えは一つではない　　　　４．推測　　５．予想外の数字　　６．興味関心の持ち方　　　　７．飽き性を改善し計画性を持つには　　という７つのテーマで行いますが、なんと時間が３０分！　１時間はかかる内容なので、そこのところを悩んでいます。

  2006.05.22

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• 習慣の英語脳

  　長年自分に英語のリスニング力がないことの言い訳を探していましたが、ようやく良い言い訳を見つけました。　　人間が聞き取れる音の周波数は１５ヘルツ～１６０００ヘルツで、とくに発する言葉においては、優先的に使われる周波数（パスバンド）というものがあり、それには言語によって大きな違いがあるらしいのです。　　言　語 　　　　　　　　　パスバンド　 　　　日本語 　　　１２５ヘルツ ～ １５００ヘルツ 　　英　語 　　　２０００ヘルツ ～ １万２０００ヘルツ 　イタリア語 　　　２０００ヘルツ ～ ４０００ヘルツ 　　ドイツ語 　　　１２５ヘルツ ～ ３０００ヘルツ 　　ロシア語 　　　１２５ヘルツ ～ ８０００ヘルツ 　　ここで見ると、日本語と英語にはとても大きな違いがあります。英語の場合は２０００ヘルツ以上の周波数の音声に言葉の意味があり、日本語は１５００ヘルツ以下の周波数の音声に言葉の意味があるのです。だから、日本人には英語の音が聞き取りにくいのです。　試しに、英語の高い周波数をカットしてみると、日本人にはとても聞きやすくなるそうです。　そして、このパスバンドは生後１０歳・１１歳ぐらいまでに基本的な聴覚として出来上がってしまうのだそうです。だからダメだったのです。まずは耳を鍛えないといけなかったことに気付かされました。　私のように英語に音の周波数の壁という言い訳があったように、数学にも何か明確な言い訳がないかと探していませんか？

  2006.05.21

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• アルバム

  　いまアルバムを見ています。上の子は職場の会議の最中に生まれました。３０７０ｇ。初めての対面「猿の子か」と思いました。　”仰向け”か”うつ伏せ”か迷っているうちに、うつ伏せ寝は嫌がるようになりました。　お風呂では、耳に水が入らないように、左手で後頭部から両耳を抑えようとするのですが････　”食べ初め”のタコを咥えた写真も可愛い。　一人座りができるようになってからの”ひな祭り”では、乗せられたひな壇の上でお内裏様にニッコリ。　それが今では大学生。直に孫の顔でも見れそうです。　さあ、血圧でも測ろう　

  2006.05.20

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• 数学は暗記？

  　「数学は暗記もの？」という問いがあります。　暗記かどうかを考察するには、記憶について”知識記憶”と”経験記憶”があることを知っておく必要があると思います。　”知識記憶”は数字や単語を覚えたりする（”暗記”のイメージはこちら）もので、”経験記憶”は過去の体験や感情と関係が深く、思い出すとうれしくなったり、悲しくなったりするものです。　一般的に”経験記憶”（思い出）は歳をとってもあまり衰えず、”知識記憶”よりも長持ちします。　　そこで、数学ですが、結論から言うといずれの記憶も活用します。　ただ、できるだけ”経験記憶”として、いつでも取り出せるような形で定着させるのが望ましいと思います。つまり、授業では”知識記憶”であったものが、時間をかけて復習することで”経験記憶”に変わっていくのです。　また、”経験記憶”は感情の起伏の影響を大きく受けるので、喜怒哀楽のはっきりしている人の方が記憶がいいと言われます。自分の周囲の人を思い出してもそんな気がしませんか？　これは、記憶をつかさどる海馬と感情をつかさどる偏桃体の密接な関係によるものだそうです。　そこで考えるに、一番いい学習環境は、「褒めてもらってうれしくてやる気になって復習しているとき」です。　あくまで、喜怒哀楽のはっきりした人の記憶力が良いと言われているだけで、叱られてムシャクシャして机に向かうのがいいのではありません。　　

  2006.05.20

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• 1/f 揺らぎ

  　最近近くの幼稚園で「ヒーリングミュージックを利用している」と聞きました。　サウンドセラピー・アロマテラピー・アニマルセラピーなど五感を通じて心地よい感覚を脳に送り込むことでヒーリング効果（癒し）が得られることが知られていますが、教育現場ではまだあまりこれらの導入がなされていません。　「１／ｆゆらぎ」という気持ちよく感じる揺れをもつメロディーの音楽はとくにリラクゼーション効果があり、特にクラシック音楽に多いと聞きます。　ヨーロッパの神経学者は「バロックやクラシック音楽を聴かせながら学習すると学習効果が著しく高まる」ことを検証しています。　「カノン、レクイエム、アダージオ、新世界より･･･」まだまだあったと思います。　もちろん自然界の「そよ風、小川のせせらぎ、水しぶきをあげる滝、うちよせる波、小鳥のさえずり、心臓の鼓動」なども１／ｆゆらぎに属します。　今の教室は山に接しており、つい最近まで”うぐいす”の声が間近で聞け、木々の間を通り抜けるそよ風の音も心地よく耳に入ってくるので最高なのですが、リラックスし過ぎて睡眠学習になったりもします。　そのときの感情と同質の音楽を聴くと、自分の感情を素直に受け入れて心が開放し、リラックスできるらしいので、そよ風に睡魔を呼び起こされる子供たちがいるならば、すでにそのときそよ風のごとく右から左へと授業の内容が流れているのでしょう。　　

  2006.05.19

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